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泡沫者の細っけぇ愉しみ [音楽雑記]

今月マジ全然書けてねぇこれちょっとやべぇレベル。
てな訳で前回Lea Hart地獄の補遺でお茶を濁します。

Lea Hartの関連作は日本盤がオリジナルで
その後海外でリリースされるケースが多く、
その際アルバムタイトルやジャケットが変更されたり
微妙に中身が入れ変わったりするので
ディスコグラフィの取っ散らかり方が半端じゃない。
なので諸々比較検証するに当たっては
基準となる定盤を決めないといけないのですが、
僕はWest Coast Productions(WCP)なるところが
'95年に3枚組で出した“True Brits”としました。
従前リリースされた“True Brits”、“True Brits 2”に
1枚プラスしてセット売りしたものです。
因みに現在iTunes等ではPeacock Recordsが
ROCK LEGENDS名義で同タイトルをばら売りしています
(フィジカル盤“TRUE BRITS”はVARIOUS ARTISTS表記)。
このセットだと曲数が多く被りもなく、
概観をほぼカバー出来るのでかなり便利なのです。

で、そこから各曲の出所や流用先を
ちくちく攻めていくのですが、
例えば前回貼ったヤツを調べると
最初はFASTWAY…ではありませんでした!
サクっと訂正します。
FASTWAYに先んじること4年、
実になんとも言えないヤツが初出でしたねぇ。



↑ うひょ!?って感じでしょ。
僕は基本国産モノの音源は貼らない方針ですが、
本人(もしくはその周辺)がアップしているようなので今回は例外的に。
Steffanieの2枚目“Pink Noise”('86)が最初でありました。
いわゆるビーイング系ですな。
お馴染みのギタリスト達(面倒だから名前は書きません)に
加えて青山純とか伊藤広規、中村哲のクレジットもあります。
随分豪華ですね。
しかし僕は肝心のSteffanieさんの野太い声がどうにも苦手で
当時からあからさまに敬遠しておりました。

えーと、どうやらこの頃Lea Hartは
アンルイスのバックをやっていたようで
要するに日本に居たってこと?
更に遡るとこの人、元々はROLL UPSってアイドルポップグループ出身で
その頃からちょいちょい我が国に長期滞在していたみたいです。
国内盤がやたらとリリースされるのも納得ですわ。
実に、諸々色々と縁は深かったようですが
日本のメタルメディア(Burrn!界隈)は
そういう芸能界的なノリを毛嫌いする傾向にあって
完全に黙殺されたということですね。
まったくもって気の毒な話よねぇ。

話を戻して、このSteffanie版については
単に楽曲提供ということで演奏には関わっていないようです。
この時点での曲名はシンプルに“Miles Away”となっています。

次がFASTWAYですね。



Lea Hartが加わって2作目となる
“Bad Bad Girls”('90)に収録。
Lea Hartの歌声にはなんの特徴も無く(失礼)、
しかしEddie Clarkeのリードギターは
珍しくメタルっぽいフラッシーさがあって聴き応えがあります。

恐らく多くの方は(いや、そんなに多く居る筈がないw)
次が前回エントリーに貼った
Paul Di'Anno版だと思われるでしょうが実はその前に



'92年、ENGLISH STEEL名義の
“Start 'Em Young”というアルバムで
Dennis Strattonが歌っています。
ギターはLea HartとDave Senczakなる人で、
何故かDennis Strattonは弾いていませんね。
ここで曲名が“I'll Be Miles Away”に変更されています。

で、最後がPaul Di'Anno版('94年)です。
これは“True Brits 2”でお披露目されていますが、
一般には(だからそんなに広く聴かれていないってw)翌'95年、
PAUL DI'ANNO & DENNIS STRATTON名義の
“The Original Iron Men”で
聴いたというパターンが主流と思われます。
比較し易いように再度貼っておきます。



このバージョンのリードギターDennis Stratton。
ソロパートは勿論、アウトロが抜群にカッコイイのだ。

―と、都合4種類。
曲毎にこんなんいちいち調べて聴き較べてるもんで
そりゃあいつまで経っても終わらんて。
しかし前回も書きましたが
これが楽しくて止められないという(苦笑)。
勿論自分でも頭おかしいと思っていますです、ハイ。
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滲み出るぐだぐだ感 [音楽雑記]

ROCK CANDY9月の再発は
FASTWAYの“'All Fired Up”('84)ですって。
1stの再発から7年も間を空けてくれちゃって
ホントにもう、どうしてくれようかと。
しかし本作単体での再発は実に久し振りだし、
リマスター効果も大きかろうしねぇ。

と、そんな枕ともそこはかなく繋がる話ですが
目下Lea Hart地獄にハマっております。
前々回のエントリーでDIANNOを貼って、
その後のPaul Di'Annoを追いかけているうちに
どうしてもLea Hartの名前が浮上してきてしまい…
ご存じの方には理解していただけると思いますが
この人の関連作は実に泡沫かつ無節操に乱発されており
同じ曲でも盤によって曲名が違ったりするので
正直訳が分からんのよ。

俺様が全部整理してやろうとか、
そういうことは微塵も思いませんが(笑)
あれこれ調べながら聴いております。
いやー、これがなんか結構楽しいのですよ。



ちょいちょいイイ曲があるんだよね。
これは元々FASTWAYの“Bad Bad Girls”('90)収録曲で、
しかしLea Hartが歌うより
Paul Di'Annoの方がやっぱり全然格好良いという。



んー、我ながらなんか冴えねぇなぁ。
最近は何をするにしても集中力を欠きがちで
概ね1時間が限界なのです。
作文も1時間で書き切れないとつい放ったらかしてしまい、
後で見直して気に入らずに書き直すことの繰り返し。
完全に耄碌じじぃだねこりゃ。



…もう一つ貼って終わります。



これは11月頭の国内盤を待とうと思います。
輸入盤BOXセットのみにアセンブルされる7"シングルの2曲
(なんと“Frontal Assault”収録曲の再録音らしいのだ)
がボーナスに付きそうな気がするので。
期待しておりますぞ。
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地味渋な大御所達の話題 [音楽雑記]

ここ数日プログレもメタルもほぼ聴いていなかったのです。
いや、フュージョンとかでもなくて。
まぁ、あの、David Bowieなのですけれど
僕がここになんか書いてもしょうがないでしょう?



えーと、書いても云々で言えば
先日出たPhil Lanzonの2枚目のソロについて…も
他で誰かが書いていそうだから僕は今回はいいかなぁ。
基本(演奏する面子も含めて)前作の延長線上にあって、
あ、勿論良いアルバムだと思いましたよ。
で、そんなPhil Lanzonに続いて
URIAH HEEP(というか元GRAND PRIXというか)のメンバーが
デュオ名義でアルバムを出すのだそうで



僕は片割れのDale Collinsって人を存じ上げず、
ちょっと調べてみましたが良く分かりません。
カナダ人のギタリストってことくらいで、
どうも今まで表立ったキャリアは無いようです。
まぁなんだ、
上掲のダイジェストだけじゃなんとも言えないし
9月下旬の到着を待ってじっくり聴いてみることにしますわ。



カナダと言えば毎年5月にトロントで
カナディアンミュージックウィークって大規模な催しを
やっているらしく(今年で37回目なんだって)、
TRIUMPHがなんか受賞したようです。


※基本喋っているだけなのであんまり面白い映像ではないです。

微妙な距離を感じさせつつも、
それでも3人揃って出てきたのはいいですよね。
RIK EMMETT & RESOLUTION 9での共演
('16年11月29日エントリー)も、もはや3年前のことかぁ。
いや、もうTRIUMPHを復活させろとは言わないですけれど…



Dave Dunlopと2人だけでいいから呼んでくれないかなぁ。
こんなん生で聴いたら僕卒倒しちゃうぞ。

あー、これから僕“Absolutely”聴こう。
うん、そうしよう。

Absolutely / RIK EMMETT / 1990
rkemtabsltly.jpg

これは「再発しないかな」で
取り上げるべき1枚かも知れませんね。
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今日も今日とて良く分からない話になってしまいました [音楽雑記]

あいつらニューアルバム出したって
ライブで新曲やる度胸もねぇ腰抜けじゃんか。
-かつてMike PattonがSOUNDGARDENに対して放った言葉。
…なんかふと思い出しちゃったんだもん。
当時僕はSOUNDGARDENに相当入れあげていたので
結構ムっとしたんだよね。
しかしそんなMike PattonもChris Cornellの訃報に当たっては
普通にお悔みを述べていましたねぇ。

で、当然というかなんというか、
FAITH NO MOREが聴きたくなったのですが
CD探して引っ張り出すの面倒だしiTunesでいいか、と、
なんだおい5枚セット(“Original Album Series”)が
あんのかよこりゃお得だなー、なんて。
僕のFAITH NO MOREの一番は
“King for A Day”('95)でありますが
久々に何を聴く?って言えば
やっぱり“The Real Thing”('89)になっちゃうもんね。
後年映画「ブラックホークダウン」で
“Falling Into Pieces”が流れた時は
ちょっと震えましたよね。あぁ、そういう時代の戦争か、と。

えーと、なんの話だこりゃ?
…フィジカルコピーじゃない音楽(データ)のこと、
って切り口にしましょうか。

先日ADRIAN SMITH AND PROJECTが再発されないことに
再度強く憤った僕ですが、
実はiTunesストアには普通にあるんだよね。
ついでに言えば



↑こんなんだってアルバム丸ごと買えるんだぜ(驚笑)。

音盤化や物流のコストが掛からないからこそ
成り立つ部分ってのは確実にあって、
マニアックな好事家達が目を剥くようなタイトルが
実はたくさん埋もれているのですよ、アッチの世界には。

僕はフィジカルメディア蒐集を否定するものではありませんが
個人的には音楽が聴ければメディア自体に
段々拘りが無くなってきたので(年齢とは関係ないと思うw)
上手く使い分けて行きたいと思っています。
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その他盆休みの乱暴な総括 [音楽雑記]

実は個々のタイトルについて
思ったより全然書けなかったのです。
以下、完全に苦し紛れです。

-大概自分でもどうしちゃったんだろうねぇ?
とは思っているのです。
ここ数年、四人囃子以降のそれぞれのソロとかPRISMとか
その辺の流れを追っていくにしたがって
普通に国産フュージョンを聴いているのよ、この僕が(苦笑)。

門外漢が的外れな作文をすると碌なことにならないので
今後もあんまり書きませんけれども、
この盆休みはそっち方面のタイトルを聴いている時間が
思ったより長かったのだ(驚愕)。
と言うのもプログレは(数をいった分)外れも多く、
どれとは言いませんが退屈なヤツが僕を苛つかせたもんで
中和成分としてのフュージョンが殊の外有効に機能した訳です。

そしてメタルは相変わらず
あんまり新しいものに耳が向きません。
例え新譜であっても若い、新しいバンドのアルバムでは
ないもんな…あ、そういえばANGEL WITCHが
METAL BLADE RECORDSと契約したってよ!
…と、まぁ、こんな具合ですもの(笑)。

それでもやはり実店舗をぶらぶら廻って棚ざしのCD背を
老眼の細目でしげしげと眺める行為はとても楽しく、
まぁ今や廻るほどのたくさんの店が無いという
悲しい現実もあり…
すべての道がdisk unionに通じてしまう現状は
聴き手にとってはやや不幸なことかなぁ、
などと思う今日この頃。
言うまでもなく別にunionはなんも悪くないのですが。

カレンダーを見るとこの冬は正月休みも
比較的長めに取れそうな感じで、母の一時帰宅
(今年からはせいぜい日帰りかなぁ)のこともありつつ
またぞろ出掛けてやろうと思っています。

んー、なんか変な作文になっちゃったなぁ。
無理やりちょっと足しとくか。



今回のビデオはスプラッター度低し。
しかしこの古典的な笑いの手法は堪らんですw
2年振りの6枚目は10月のリリースだそうで、
今年のMETAL BLADEは好盤目白押しじゃないか。
いやー、しかしRAMももはや新しいバンドとは呼べないよな。
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そろそろそうめんばかり食べるのも終わりかなぁ [音楽雑記]

昨日のエントリーに書いた
-そしてまたもや差し挟まれる「未知との遭遇」w
という一文が我ながら脈絡ないなぁ、と呆れまして。

ここのブログに取り上げる人達の音楽には
映画“Close Encounters of the Third Kind”で
使われる有名なフレーズが
ちょいちょい流用されておりまして、
TONY PATTERSON-DOUGH MELBOURNEもばっちり使ったね、
ということが言いたかったのです。

んー、ついでだから他のも貼っちゃおうか。

'11年6月27日作文の
HUNTER“Do you Believe in UFO's ?”はもう、
タイトルからして、ねぇ(笑)



これ、YouTubeにアップしているのChris Ellisなんだよね。
HUNTERのベーシストその人。



↑ Pat McManusのギターソロに
埋め込まれたヤツ(5'10"辺りから)。
何十年と変わらない、もはや名人芸の域であります。
こちらは'18年10月31日のエントリー関係です。

僕は基本Spielbergはあんまり好きじゃないのですが
小学校高学年のみぎり親父と新宿プラザ劇場で観た
「未知との遭遇」の衝撃は未だに大きく、
あの五音音階にはついつい反応してしまうのです。



うーん、枕としては中途半端に長くなっちゃったな。
…まぁいいか。以下昨日の続き、今日はメタルで良かった新譜。



Head Without Eyes / PER WIBERG / 2019

Head Without Eyes

Head Without Eyes

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Despotz Records
  • 発売日: 2019/06/07
  • メディア: CD

これが初のソロ名義作というのはちょっと意外な気もします。
先日(7月29日エントリー)TIAMAT絡みの話題で名前を書いたら
なんかどえらくタイムリーな感じで、
いやぁ、別に狙った訳ではないのですが。
実際のリリースは5月だったらしく(知らなかったのですよぅ)、
なんかあざとい感じがしちゃうのが僕としては不本意なのだ。

ドラムス以外は本人が全部演奏するという
ソロ作の名に恥じないスタイル。
ドラマーは(ここではお馴染みの名前となりつつある)
TIAMATのLars Skoldと、DOZERのKarl Daniel Liden。
…出音の傾向がなんとなく想像出来ますね(笑)。

当のPerさんは'11年にOPETHを脱けて以降
CANDLEMASSのライブを鍵盤奏者として手伝ったり
KAMCHATKAというバンドでベースを弾いたりして
(勿論SPIRITUAL BEGGARSでの活動も含めて)、
地味ながらそこここで名前を見かける感じでありました。
プログレ方面ではANEKDOTENの
“Until All the Ghosts Are Gone”('15)に客演しています。
元々はANEKDOTENのデビュー作“Vemod”('93)で
ピアノを弾いたのがPer Wibergの
レコーディングキャリアのスタートなのですがね。



沈にして鬱、しかしやがて爆発する轟々たる音の壁。
カ、カカ、カッコイイ…。
一方野卑たノリで突っ走るやさぐれロックナンバーもあり、
概ねこの2パターンで構成されるアルバムだと言えましょう。
通底するのは年季入りまくりの古臭さ。
ある種の侘び寂びさえ感じさせる世界観は
日本人にとって実は馴染みやすいものだと思うのですが、
古今この手のサウンドが我が国で人気になったことはないのよ。
なーんででしょーねぇ(棒)。
まぁこういうのは好きな人だけが聴いていれば
それでいいって気もします。なので僕は聴きまくります。



メタルはねぇ、後は旧譜ばかりでしたねぇ。
RCA期SHY2タイトルのROCK CANDY再発盤とか、
俺これ一体何枚持ってんのよ!?と自問しつつ
(今般の再発については新規のリマスターサウンドが
とても良かったので全くOKでした)。
なにしろ新しいヤツで聴きたいと思うタイトルが無かったので、
これはもうしようがなかったの。
あー、SACRED REICHの新作早く来ないかなぁ…。
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充填完了、ぼちぼち吐き出します [新譜]

盆休みは台風上陸前の火曜に新宿、水曜は御茶の水へ
(結果僕の住む地域はほぼ影響無かったのだけれど)。
御茶の水は今回やや期待外れでしたが
我が家に届いた荷物と合わせれば都合三十数タイトル。
…我ながらアホのように積んだもので(苦笑)。
8割プログレ、残りがメタルその他。
今回はハズレもあってちょっとナニなアレもありつつ、
大変印象的なアルバムもちらほら。
近々はそれらについてだらだら書いていければと
思っておりますです、ハイ。



これって結構新しい気がする

The Divide / TONY PATTERSON-DOUGH MELBOURNE / 2019

Divide

Divide

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Esoteric Antenna
  • 発売日: 2019/06/28
  • メディア: CD

かつてピーガブGENESISのコピーバンド
(あっ、トリビュートバンドって言わないと駄目ですかね?)
で一緒にやっていた2人組のオリジナル作。
んーと、これが全然GENESISっぽくなくて、
何しろリズムとかが凄いオシャレなので
これはプログレですらないのではないかと訝りつつ、
しかしその音楽的完成度は非常に高く
断トツで僕のこの夏一番のお気に入りとなりました。

方やTony Pattersonは
映画音楽から始まってGENESIS、RUSHの名前を挙げて
自らのバックボーンを説明しています。
うん、こっちは分かりやすいですね。
問題(?)なのは此方Dough Melbourneでありまして、
物凄く沢山の音楽家の名前を羅列していますが
その中にはTALKING HEADSやMASSIVE ATTACK、
果てはBebel GilbertoにMiles Davisまでを含んでいて
そりゃちょっと滅茶苦茶じゃね?って感じです。

結果、その滅茶苦茶さ加減が良かったのでしょうね。
歌のテーマはどれもなかなかシリアスな
社会問題を取り上げているようですが、
必要以上に重くならないのはアルバム全体に漂う
なんとも瀟洒な雰囲気に依るのだろうと思います。



↑ 音楽的振れ幅の大体真ん中辺りに位置する曲。
うん、これはプログレで括って問題ないんじゃないかと。
そしてまたもや差し挟まれる「未知との遭遇」w
因みにアルバムで上掲の次に収録されている曲は
相当なMASSIVE ATTACK味(Sting風でもあります)。
そういう意味では単曲で判断しづらいアルバムで、
結局全部を聴かないと駄目なのかも知れません。
そりゃもう全然聴く価値アリの1枚だとは思いつつ、
これをプログレと言い切って良いのかどうか…
そんなこんな、これって結構新しい気がするのです。



一方こちらは王道感溢るる

Frat3r / GALAAD / 2019
galfr3r.jpg

スイスから5人編成のバンドによる3枚目。
2枚目は'96年のリリースということで、
久方振りの新譜ということになるのですね。
相も変わらず本作で初めて
この人達の音楽に触れる僕でありますが。

えーと、スイスのバンドって他に何があったっけ?
ISLANDにCIRCUS、あ、SICHERについては
'17年12月18日にちょっと触れていますね。
後は…KROKUSか。
全般に割と硬質なイメージがありますな。
GALAADはムーティエという町の出だそうで、
独語圏のベルン州内にあっては
数少ない仏語を話す場所のようです。
ちょっと調べてみたら色々事情があるようですが
ここではバッサリと割愛。

ポンプ由来、ややメインストリームに寄ったサウンドは
個人の演奏技巧(実際皆巧い)よりも
アンサンブルとしてのロックのダイナミズムを
際立たせます。早い話やたらと格好良いのだ。



製作費は安いであろうものの
恐ろしい程に手間暇掛けて作られた映像で、
こういう表現を好む人達って実にアレよね。
いや、勿論僕の大好物でありますことよ。

実に良い、今どきのプログロックバンドだと思います。
俄然注目株です。



今日書いた2タイトルはそれぞれ自分たちの持ち味を熟知し
それを顕す術を心得ているという点で共通します。
根っ子に揺るぎのないアウトプットってのは
やっぱり強いよなぁ。

まずはこの夏聴いた秀作についてでした。
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夏休み集中エントリー2019 「再発しないかな」の、その後(4) [過去エントリーの訂正・補遺]

都合4回に渡ってお浚いをしましたが今回で終わります。



その12('16年7月6日エントリー)
Katmandu / KATMANDU / 1991
katmandu.jpg

長いブランクに加えて
貼るだけ編にナンバリングしなかったのが致命的で、
元作文ではシリーズが何回目だか
分からなくなっているという(苦笑)。

本作再発は未だ実現していません。
SMEは僕の欲しいタイトルは全然再発してくれないなぁ。
先日中古で割と状態の良い国内盤CDを見付けたので
今しばらくそれで我慢します。



うーん、なんでこの曲でビデオ作ったんだろう?
いや、ホントはなんとなく分かるけどw

ところでMandy Meyerについて、最近の若い人達には
UNISONICの、って言えば通りがいいんですね。
当方はといえば、ゆ、ゆにそにっく?
あ、もしかしてゆないそにっく??
ってな具合だもんでまったくお恥ずかしい限りですが。



その13('16年12月15日エントリー)
Nothin' Unusual / PRISM / 1985

NOTHIN' UNUSUAL

NOTHIN' UNUSUAL

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ALTAVOZ
  • 発売日: 2019/07/20
  • メディア: CD

最近ちょこちょこ記している通り
去る7月に紙ジャケで再発されました(歓喜)。
これ結構頻繁に聴いちゃうのです。
もしかしたら今年の再発で一番嬉しいかも知れません。



その14('17年1月16日エントリー)
Nightmare / GUITAR PETE'S AXE ATTACK / 1986
GPAA.jpg

未再発。まぁ、この辺はなかなか難しいと思います。
オリジナル盤をリリースしたAXE KILLER RECORDSも
'10年頃からはほぼ開店休業状態のようで、
色々と望み薄だもんね。

そもそもアレよ、本作よりも先にHIGHWAY CHILE
(“Storybook Heroes”とその周辺のEP)を
正規再発してくださいって話ですよ。

主人公であるGuitar Peteさんにはほぼ興味がなくて
大変申し訳ないとは思いつつ、
やっぱりブルース方面へ向かわれちゃうと
追いかけるのが正直しんどいのですよ。



ベタなブルースからは
だいぶロック側に揺り戻している感はありつつ、
これ6年前に出たアルバムなんですよね



その15('17年6月13日エントリー)
Guilty of Innocence / LAW & ORDER / 1989
laogoi.jpg

こちらも再発は実現していません。




うひょー、やっぱ糞ほどカッコイイバンドだよな。
ブギママオーナイロン♪
そしてここのベースは本当に巧い。



その16('18年9月3日エントリー)
Bewitched / ANDY SUMMERS ROBERT FRIPP / 1984
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その17('18年10月3日エントリー)
Champion / JEFF BERLIN & VOX HUMANA / 1986
jbchmp.jpg

上記2枚については(僕としては)
まだ書いたばかりという感覚なので
追記することがあまりないのです。

前者については'11年7月25日のエントリーに鑑みて
LEAGUE OF GENTLEMENで作文すれば良かったかも…と
思いました。まぁ今更遅いわって話です。
後者は本当に何も思い浮かばないなぁ。
ただただ再発を願うのみということで。



後半、時間を下るにつれて
フォローが段々適当な感じになってきましたが
まぁそれも僕らしいってことでひとつ。
そして実を申せばこのシリーズ作文は
あんまり読まれていないというのもナニなアレで、
いやー今後も何かあればお構いなしに書きますけれども。
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夏休み集中エントリー2019 「再発しないかな」の、その後(3)

前回緊急で別の話題が挟まりましたが話題を元に戻して、
まだもうちょっと続きます。



その8('12年2月28日エントリー)
Maiden Japan / IRON MAIDEN / 1981
irnmdnmdnjap.jpg

当時の自分がどういう気持ちで
これを書いたのか類推するに
中身がどうこうというよりは
IRON MAIDENの紙ジャケが欲しいなぁ、的なことを
言いたかったのでしょう。
実際音源だけの話で言えば
同日中野サンプラザ公演のフルセット
(NHK-FM放送用ソース)がブートでバッチリ聴けちゃ…
ゲフンゲフン(笑)。

今般展開されているスタジオ盤旧譜再発も
全世界で装丁はデジパックに統一されていて、
やっぱりちょっと残念だよなー。



その9('12年10月3日エントリー)
Samarkand / NAZCA / 1987
nzkamkd.jpg

元作文ではアルバムタイトルを綴り間違えています。
自戒内罰のため今暫く修正はしません。
恥かいとけバーカ、って話です。


GOLDEN☆BEST ナスカ・アンド・ササジーズ

GOLDEN☆BEST ナスカ・アンド・ササジーズ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
  • 発売日: 2012/11/28
  • メディア: CD

元作文をアップした直後の
'12年11月末に ↑こういうのが出て
11曲中6曲(この編集盤における最多収録)は
聴けるようになりました。
-が。やっぱり全然食い足りないのです。
他のアルバム含めて単体で全部出してくれよぅ、と。
このベスト盤を観測気球として…って
ことだったのかも知らんけど、いやー、
そんなケチなことしなくたっていいじゃんねぇ。



その10('12年12月5日エントリー)
Angel Rat / VOIVOD / 1991

エンジェル・ラット

エンジェル・ラット

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2018/03/14
  • メディア: CD

リマスターという望みは叶わなかったものの
'18年の廉価再発(数量限定)によって
まっさらのきれいな盤で聴けるようになりました。
めでたしめでたし。



貼るだけ編('15年12月3日エントリー)
これを実質「その11」とカウントしているみたいです。
我がことながら適当で申し訳ありません(笑)。

良く見りゃその10から丸々3年空いています。
思い出してみればこの間ほぼ1年更新をサボっており、
どう考えてもそれが主因ですね。
元のエントリーは僕が時たまやる酷い手抜きで
バンド名もアルバムタイトルも全く書いていないという。

3タイトルを並べていますが、再発が叶ったのは

Parasite / PARASITE / 1984

Parasite

Parasite

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Norem
  • 発売日: 2018/12/14
  • メディア: CD

↑これのみ。
いや、「のみ」ってのは良くない言い方ですね。
まさかこんな超泡沫なEPが再発されるとは。
本作の再発ニュースが出た時には
本気で小躍りしちゃったもんな、僕。



ALIENは元作文の方がリンク切れしているので
なにを書いているのか良く分からないですね。



Cosmic Fantasy / ALIEN / 1983
alncosfty.jpg

で、今回のフォローアップに当たってDiscogsを眺めていて
とんでもない事実が判明しました。
このバンドの歌い手、その名をFrank C. Starrといいます。
…えーっと、それはもしかして



この人と同一人物ってことでしょうか!?
マママ、マジでか?
うわー、ALIENとFOUR HORSEMEN
('10年7月5日エントリー)が繋がっちゃったよ!!
FOUR HORSEMENについてはかつてMIKIKIの方にも
ちょっと書いていて(「踏み台にされた人達」)、
そちらもご参照いただければ。



もう1枚は

Fire in Harmony / VARIOUS / 1985
vafih.jpg

これね。
この際配信でもいいからなんとかなりませんかね。
…いやーFrank C. Starrのことがあまりに衝撃的過ぎて
こっちはすっかり簡単になってしまったw



~続く
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突然、急に出てきた感 [新譜]

夏休み集中エントリー2019の途中ですが
とても面白いヤツが出ていたため緊急で差し込みます。


先日、新宿GARDEN SHEDの新入荷欄に
Francois Breantの“Voyeur Extra-Lucide”
('79-'10年12月20日エントリー参照)が脈絡なく現れて
ちょっとギョっとしたのです(すぐに売り切れたようです)。
どうやらMUSEAが数を限って再プレスしたみたいで、
うん、それなら僕持ってるし…ってなもんだったのですが
なんだか少し気になったので調べてみると



ほほほう!これはこれは。
物理盤もそのうち入って来るのでしょうが
ちょっと待ちきれないのでiTunesで即DLしました。

La Nuit des Lapins Geants / FRANCOIS BREANT / 2019
frcbrntlndlg.jpg

なんとなんと、実に40年振りの
リーダーアルバムということになります。
'03年、MUSEAから旧譜2枚がCD化された際に
収録されたボーナストラック(当時の新曲)が
失礼ながらあまり面白くなかったので
過度な期待はせずにやや斜に構えて。

全般に言えるのは、相変わらずこの人の音楽は
情景を想起させる力に優れているということです。
最初のアルバム“Sons Optiques”('78)に
「視覚的音響」という邦題
(これは稀に見る素晴らしい訳だと思います)が
付いたことで我が国におけるFrancois Breantの
音楽の聴かれ方がやや限定的なベクトルに
収まってしまった感もありつつ、
それでもやはりこの「映像的」な音楽は
とても個性的かつ魅力的です。

アルバム冒頭のタイトル曲が
“Voyeur Extra-Lucide”の終曲
“We Ate Zoo”を高速化したような感じで
ちょっとおフランスのエスプリが
効き過ぎなんじゃないかと眉間に皺が寄りましたが…
もしかして「我々は動物園を食べた」を受けての
「巨大ウサギの夜」なのだとしたら
これはちょっとした復讐ホラー劇だよな、なんて思ったり。

-と、ここで僕ははたと気づいたのです。
このアルバム、
“Voyeur Extra-Lucide”(のレコードB面)からの
地続き感がとても強く感じられるのです。
そこここにさりげなく紛れ込んだ旧曲のフレーズは
恐らく意図的なものだと思われ、
これはなかなか凝った作りで面白いんじゃないかと
俄然聴き込みの集中度が上がりました。

客演の管楽器が前に出る場面や
Francois Breant自身が奏でるアコーディオン
(これは上記の旧譜ボーナストラックでも聴かれました)
は新しい要素で、しかしジャズ方面に向く様子は
そんなにありませんね。
基本どこまで行っても劇伴っぽいというか、うーん…
BGMとして聴き流すほど軽い音楽って訳でもないんだけど。

そしてもう一つ、Didier Lockwoodの不在を
大変寂しく感じましたねぇ。
このアルバムのバイオリンは
是非Didier Lockwoodに弾いて欲しかったなぁ、と、
これは聴き手の勝手な無い物ねだりですが。

-結論。
本作リリースに当たって“Voyeur Extra-Lucide”を
再プレスしたのはなかなか的確で意義深く、
それを踏まえることで本作の魅力は更に増すと思います。
じゃあ新譜を単体で聴いたら詰まらんのか?と問われれば
決してそんなことはないのですが、
これを聴いて気に入ったとしたら
結局遡りたくなるだろうとは容易に想像が付きます。

うん、これ相当良いんじゃないでしょうか。
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