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そろそろ大掃除のスケジュールを組まないといかん [買い直し盤]

KICK AXE 3タイトルがROCK CANDY RECORDSより再発ですと。
むー、1st.('10年5月25日エントリー)にはボーナス1曲追加かぁ。
あー、HUMBLE PIEのアレ(Clem Clempson加入後のヒット曲)ですか。
そりゃあ、ちょっと聴いてみたいよねぇ。

で、結論としてこのバンドはやっぱり2nd.アルバムが一番であります。

Welcome to the Club / KICK AXE / 1985
WELCOME TO THE CLUB

WELCOME TO THE CLUB



んがしかし。
これ、ROCK CANDYにしては珍しく音圧高めのリマスターで
アウトプットがちょっとガチャガチャしているのが残念です。
以前、'01年にカナダSONYがCD化した時のリマスター
('13年にWounded Birdが再発した時にも流用されています)の方が
僕は好きです。
特に本作については冒頭からナチュラルトーンのギターや
重層コーラスがばんばん繰り出されるので
サウンドの透明度が高い方がよりしっくり来ると思うのです。

このアルバム、楽曲充実度がかなり高くて
捨て曲ナシとまでは行かないもののアルバム通してサクッと聴けます。
1st.はその点ちょっと厳しかったので余計そう感じるのかも知れませんが。

同郷のミュージシャン(Rik EmmettだのLee Aaronだの…
あ、Cameron Hawkinsなんて名前もありますね)を
大挙動員して録った ↓



も、まぁご愛嬌ってところですかねぇ。なんつーか、この大仰さ(笑)。

いやーしかしこの映像に出てくる変形ギター、ベースもなかなかですが
なんといってもオクタバンのセッティングの仕方がコレ、
どうしようもなく'80年代ですなー。



Oxygene Trilogy / JEAN-MICHEL JARRE
Oxygene Trilogy

Oxygene Trilogy

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Legacy
  • 発売日: 2016/12/02
  • メディア: CD


単体で新譜の“Oxygene 3”('16)だけ買えば済むんじゃないの?
こないだ(1月22日エントリー)“Oxygene”('76)を
買い直したばかりなのに…とは、勿論僕だって思いましたとも。
だけどそうなると“Oxygene 7-13”('97)だけが旧規格盤ってことになって
それはそれでちょーっと気持ち悪いじゃないですかぁ、
という駄目人間の苦しい言い訳。

概ね20年毎に続編を出すというなかなかに悠長な感じ、
僕は全く嫌いではないです。“Oxygene”というタイトルは
きっとこの人にとってのライフワークだってことなのでしょう。

Jean Michel Jarreが偉いのは、それぞれ
これだけ間を空けてのリリースであるのにも関わらず
各アルバムのメロディやサウンドに通底するテーマが不変であることです。
楽器や機材、そして録音技術の進歩によって生じてしまう
プロダクションの差異をほぼ感じさせず、
3枚を通して聴いてもその一貫性に揺るぎがない。
これはねぇ、これはちょっと凄いことだと思います。

例えばMike Oldfieldの“Tublar Bells”が
その続編(?)毎に時代の空気を纏っていたのとは真逆のスタイルで、
こういうのって他にあまり類を見ないんじゃないかしら?と
大いに感心しちゃいました。

ちょっとかったるいかも知れんけど、
まぁ騙されたと思って3枚連続で聴いてみ?と、
そんな余計なお世話を言いたくなりますねこれは。
ズバリ、力作です。

ほぼ雑談 [買い直し盤]

毎年この時期になるとちょっとイラっとすることがありまして、
物凄くくだらない話なんですが吐き出させてください。

損保ジャパン日本興亜株式会社

これさぁ、年末調整書類の欄に書き込むには社名が長すぎるよね。
大体ね、「ジャパン」と「日本」を並べて重複させることに…
なんの意味がある!?これ、なんの意味がある!?
(↑ココだけバイきんぐ小峠の声でお願いします)
いや、損保ジャパン+日本興亜だってことくらい僕も知ってるよ。
だけど2社の合体を知らない人からしたら
非常に理不尽でおかしな名前ですよねぇこれは。

さらに僕が元々契約したのは
日産火災海上株式会社
だという摩訶不思議な事実(苦笑)。
ほんと、銀行と保険屋さんは合併し過ぎていい加減訳が分からん。
一体誰のメンツのためにこういう異様な名前の会社が
出来あがったのかは知りませんが、もうちょっとなんとかならんか?
年末調整書類への記入について
実際に顧客が迷惑を被っているという事実を…
まぁ、普通は無視だよなぁ(笑)。

うーん、我ながら変な枕書いちゃったな。結構長いし。



随分前にTAOの4曲入りEPが聴きたいということを書きました
(今見直してみたらあまり良いエントリーではなかったので
年月日は記さずウヤムヤにしておきます)。
その後もなんとなーく気に掛けていたのですが、
これ、今普通にiTunesやamazon.に出ているんですね。
盤ではないけれどこれは凄く嬉しいなぁ。

Alive & Well / TAO
tao.jpg

あー僕これ、新宿紀伊国屋の中にあった帝都無線で買ったんだ。
わー、なんか思い出して来たぞ。
前にもちょっと書きましたがコピー紙を切って貼っただけ、
みたいな帯に書いてある叩き文句がやたらと挑発的で
正直第一印象はあまり良くなかったんですよ。
ジャケットに写っているのは
確かにDavid Mannその人のようではあるけれど、
これは本当にあのTAOなのか?
こんなの買っちゃって大丈夫なのか!?
と。

恐る恐るレコードに針を落とすと
ちゃんとDavid Mannの声が流れてきてホッとしました。
4曲というボリュームは相当物足りなかったものの
全部が全部良い曲で、何度も繰り返して聴きましたねぇ。

今般のデジタル版は何故かレコードと曲順が違うので些か戸惑いましたが
30年振りに聴いてもやっぱり良いねこりゃ。
当時の国内シーンはいわゆるインディーズブームのさ中にあって、
TAOのような真っ当な(いや、結構捻くれているけど)
ポップミュージックをやることが難しい時代だったんでしょう。
まぁ、だからってオビタタキで喧嘩売るこたぁないだろうとは思いますが(苦笑)。

これからはこれ、いつでも聴けるなぁ。有難い話ですよ、ほんと。

年寄りの昔語り [買い直し盤]

The Concerts in China / Jean-michel Jarre / 1982
Les Concerts En Chine

Les Concerts En Chine



「NHKヤング・ミュージック・ショー」で見た映像の印象が強烈ですね、やっぱりこれは。
放映は'83年の2月だそうで、うん、休みの日だったのは覚えています。建国記念日か。
あー、段々思い出してきたぞ。なんか家族で出掛けなくてはいけない用事があって
当時バイトして買ったばかりのビデオ(勿論ベータマックスね-笑)に録画したんだ。
レーザー光線を使った演出が凄くカッコ良くて、
でもなんか途中で地元民族音楽の演奏家と共演するのがかったるくて凄く詰まらいの。
文化大革命後、初めて中国で行われた西側大衆音楽の公演ということで
良く分かりませんがその辺色々あったのかも知れません。
曲間に中国語のMCがやたらと入るのもらしいと言えばらしいのですが、
どうにも鬱陶しいんだよねこれが。

えーと。
本作はその映像の元となった中国公演の実況録音盤で
'14年Epicからの再発CDはオリジナルのレコードと同じ2枚組です。
以前のCDは1枚に纏められていたので、
こういうちょっとした拘りが僕のような者の購買意欲をそそるのですな。
途中ディスクを入れ替えるのが面倒、というのもまた紛れのない事実ですが。

スタジオ盤ではシュポシュポとリズムボックスを鳴らしていたのが
このライブでは人間(Roger Rizzitelli)がシモンズを叩きますから、
まずはもう、ビートの力強さが段違いです。
これが実に良くて、殆どの曲でスタジオ版に勝っていると思います。

-で、ねぇ。未だに良く分からないのが「磁界 1」の扱い。
約20秒間カチカチとSEが鳴ってお終いなの。
間髪入れず「磁界 3」が始まっちゃうので
当初レコードを聴いた時には、あれ?これ不良品か!?なんて焦りましたよ。

アルバム冒頭の“The Overture”が「磁界 1」と全く同じコード進行の、
いわばアレンジ版なので重複を避けるという意図があったのかも知れませんが
だったらカチカチ言うだけのSEも要らないよなぁ。
しかも後に映像版をテレビで見たら“The Overture”とは別に
ちゃんと「磁界 1」を全部演奏していたという。



これをレコードに入れなかったのは何故か?
謎。全くの謎ですよ。

amazonで馬鹿みたいな値段だったので
久々に買って聴いてみたら色々思い出しちゃって、
自分でもびっくりする程書けましたねぇこれは。

はい、因みに勿論本作以外にも
「幻想惑星」と「軌跡」と「磁界」を全部まとめて買い直しました。
4タイトルで4,000円ちょいってのは、喜ぶべきことか悲しむべきことか。
下手すりゃ中古盤より安いぞこれ…。

毛布を出しました [買い直し盤]

■最近こういう買い物が多くてイカン

数年前(ちょっと調べてみたら'10年頃のようです)からe.a.r.music
SAVATAGEのカタログを整理 / リマスターして順次再々発していましたが、
先日“Strees : A Rock Opera”('91)のNarrated Versionなる代物を
リリースして無事完結したようです。
各曲の間にJon Olivaの語りを差し挟んだということみたいですが
…うーん、それはちょっとやり過ぎでないかい?
とも思います。

DEMONの“The Plague”('83 -6月28日エントリー)と並んで
僕が認めるメタル界隈の傑作「ロックオペラ」である“Streets”ですが、
後からあんまり手を入れるのはどうかと。
作り手側の思い入れってのも分かるんですけどね。

あ、因みにQUEENSRYCHEの“Operation Mindcrime”('88)と
W.A.S.Pの“Crimson Idol”('92)は僕の中では傑作ではないので、
ほんとスミマセン。
※この段落、次回エントリーへの引きになりそうです。

で、その一連の再発盤なんですが、僕、押さえてなかったのです。
基本僕はこのバンドについて、ATLANTICと契約する前の
B級オカルトメタルだった頃の方が好きなので、
要するに“Sirens”('83)と“Dungeons Are Calling”('85)以外は
買い直さなくてもいいや…
と考えていたのです。

-ところが。

Ultimate Box Set / SAVATAGE / 2013
Ultimate Boxset

Ultimate Boxset



うぅ、纏め売りかよぉ…これはポチっといかざるを得ないわー。
久し振りに、Zachary Stevensが歌ってるアルバムも
じっくり聴き直してみましょうかねぇ。


■僕、所謂グランジって嫌いじゃなかったよ

MOTHER LOVE BONEから入ってすかさずSUB POPへ辿り着き、
SOUNDGARDENを聴き狂っているうちに
ALICE IN CHAINSとPEARL JAMがデビューした、って感じですか。

同じSUB POPでもL7とかMUDHONEYはあんまり好きじゃなくて、
やっぱり性根がメタルなんですね(笑)。
NIRVANAは…“Bleach”('89)は凄く好きでした。
“Nevermind”('91)以降はてんで駄目だったなぁ。

うん、結局「グランジ」とかって一括りにするけど
個々のバンドの演っていた音楽には結構幅があったんだな。
唯一共通するのは、
こんなのが馬鹿売れする世の中はなにかが間違っていた、
ということくらいですか。

なんでこんなこと書いているのかと言うと、
物凄く久し振りに“Black”とかが聴きたくなって
PEARL JAMの“Ten”('91)を段ボールから引っ張り出して来たのです。
このアルバムは本当に良い曲がたくさん入っていますな。

“Even Flow”は後にシングルカットされた時の再録音版が物凄く好きで、
Jeff Amentのフレットレスベースが最高にカッコイイんだよね。
Yellow Ledbetter”なんかも聴きたかったので
シングルCDも一緒に何枚か蔵出ししたのですが、
我ながらよくこんなの取っておいたものです。

'09年には本作のリマスター盤も出ていたようですが(知らなかった)、
さすがにそこまでは手が出ません。

思えば“Nevermind”がドカンと当たった時点で、
僕はSOUNDGARDEN以外のこの手のバンドに興味が無くなっちゃった。
本当に、“Badmotorfinger”('91)ってのは凄いアルバムでしたよね。

…我ながら取り留めなさ過ぎ。

興味深いバンドでした [買い直し盤]

完全に行方不明になってしまったCDというのが何枚かありまして。
一体どこへお隠れになったんでしょうか…
と、嘆いていても仕方がないのでちょいちょい買い直す訳です。



A Whole Lot of Nothing / CLAWFINGER / 2001
A Whole Lot of Nothing

A Whole Lot of Nothing



amazonのリンクは輸入盤ですが、
僕としてはこれは国内盤(廃盤)じゃないと駄目なのね。

-何故か?
輸入通常盤(上掲)は13曲、これが限定盤デジパックになると15曲。
国内盤は更に2曲増えて17曲入りなのです。
収録数が多い程良いのだ、
なんてことは言いませんが、このアルバムは別です。

-何故か?
増えていくボーナストラックはどれもシングルのカップリング曲なのですが
それ等は概ねがカバーで、これがどれもかなり秀逸なのです。
通常盤のどん尻、13曲目の“Vienna”はULTRAVOXのカバー。
そしてデジパック盤14曲目の“Manic Depression”がジミヘン。
15曲目の“Fake a Friend”はバンドのオリジナルですが
国内盤16曲目の“The Ocean”がZEP、17曲目はなんと
PINK FLOYDの“Shine on You Crazy Diamond”(歌の部分の抜粋)ときたもんだ。

選曲はとっ散らかってるけど、まぁ別に普通じゃん?
という向きもありましょう。
しかし、このバンドが撥ねるリズムにラップを乗せる
(普通に歌う曲もありますが)、
所謂クロスオーバーなメタルを演奏する人達だとなると
俄かに興味が湧いてくるのではないでしょうか。

加えて出身がスウェーデンということで
「北欧産ラップメタル」ってのはもう、珍品の薫り漂いまくりじゃないですか。


僕がCLAWFINGERの魅力に初めて触れたのは本作の1枚前、
セルフタイトルの3rdアルバム('97)でした。
1曲目の“Two Sides”が異常にカッコ良くて、
しかしティピカルなポリティックソングであることについては
ちょっと謎な気分ではありました。

スウェーデンと言えばEUROPEの「幻想交響詩」、
若しくはDICEの「北欧の夢」辺りをパッと思い浮かべてしまう僕としては
大いなる違和感を覚えたのです。
福祉の行き届いた国にあって社会政治的なメッセージを発することへの
疑問とでも申しましょうか。
そうした国々でレールから外れた者どもは、漏れなく教会を燃やして
ブラックメタルを演るもんだとばかり思っていた(苦笑)ので、
歌詞に直截的な社会批判を混ぜるという手法に面喰らったんですね。
ななな、何をそんなに怒ってはりますのん(何故か京都弁風)?
と。

この点、実は未だによく分かりません。
多分この先も分からないままでしょう。
なにしろ今年の夏にバンドが解散しちゃったので。

まぁとにかく、演奏/サウンドのキレの良さと理解不能な怒り成分、
これが僕にとっての、CLAWFINGERの魅力と言えましょう。
これがアメリカのバンドだったら…
多分、あんまり聴かなかったでしょうけれど(笑)。


さて、本作に話を戻しまして。

バンドはこのアルバムに
インダストリアルな電子ビートという新機軸を持ち込みました。
振幅の大きい撥ねるドラムと
スクウェアでスピード感のある電子ビートの相性は存外に良く、
楽曲のバリエーションが拡がりました。
逆に、メタルというジャンルからは一歩遠退いた感じもします。

で、そういう音をアウトプットするバンドが演奏する
上記カバーの数々はどうかと言いいますと…
“Vienna”はまぁ、そりゃバッチリ決まるでしょう。
実際、凄くいい出来です。

となれば問題はジミヘン以下、一連のクラシックロックですが
一見無茶苦茶なようでいて、実に巧妙な選曲をしているんですな。
なにしろ3曲共、見事にリズムが撥ねている。

特に「狂ったダイアモンド」についてはかなり意外でしたが、
この、6/8拍子の変態ブルースはアクセントをしっかり演奏すると
相当グルーヴィ(うへぇ、あんまり使いたくない言葉だな)ですね。
だるんだるんのダウンチューニングに歪み切ったギターリフ、
そして想定外にピロピロ弾き捲るソロ…なのに、リズムはとても軽快。
いやー、これは相当面白い解釈ですよ。


だからそういう訳で、17曲入り国内盤じゃないと全部聴けないのよ。
7~8年くらいずっと探していたのですが
状態の良さそうな中古の弾が全然見つからなくて、
先日マーケットプレイスにあった未開封新品(ちょっと高かった)を
ポチっとイッてしまいました。
後悔はしていません。

すみません嘘です、ちょっとだけ後悔しています。



んで、これからHEAVY METAL ARMYとか聴き始めます。
いや、最初はEASTERN ORBITのライブだな。

無気力 [買い直し盤]

んー…気が乗らなーい。
なんでしょう、この、心も体も脱力した感じ。
ってぐだぐだしてたら2週間も放ったらかしになってました。

先週はキングレコードの日本プログレ紙ジャケ再発、
10月分10枚が届いたのですが
うっかり99.99の1st.から聴いてしまって
どうして日本のフュージョンって
こういうサウンドプロダクションになっちゃうんだろう?
なんて悩んでいました。
あー、メタルやなんかと一緒で今は違うのかも知れませんが。
しかしなにしろ、素直にDADA,KENNEDY辺りから聴いときゃ良かったんだよなぁ。

で、その後はすっかりPAGENTを聴き込んでしまい、
もうね、週末はそればっかり。
これさぁ、これ、凄いバンドだったよねえ、改めて。

螺鈿幻想 / PAGEANT / 1986


うん、やっぱり「人形地獄」抜きの方がしっくり来ますね。
こういう完成度のアルバムが自主制作で出来上がってしまう
我が国のプログレシーンってのは、それはもう素晴らしかったと思う訳です。

…おしまい!

久々にたくさん書いた [買い直し盤]

キングのProgressive Rock Legend Paper Sleeve Collection
2年振り第3弾の10枚が昨日届きました。
それぞれのジャケットを眺めているとなんだか懐かしくて、
恥ずかしながら涙が出そうになりました。

メディアの主流がCDに移行した後のタイトルは
一部微妙な違和感もありますが、総じて今回も納得の装丁です。
TERU'S SYMPHONIAの“Human Race Party”('94)は
普通のシングルジャケットで、
えー、これじゃ駄目じゃん…
と思ったのですが
これはどうやら、当時枚数を限定してCDと併売された
レコードの装丁を再現したものらしく、
それじゃあまぁ、しょうがないのか。
しかしそうなると、これはオリジナルCDの変形デジパックも
持っておかないと駄目かしらねぇ。

出音も非常に丁寧なリマスタリングが為されており、
満足度は大変高いです。


今月10タイトルのうち、個人的目玉はやっぱり
平山照継の“Symphonia”('85)、
そしてSOPHIAの“Defiance”('86)ということになりましょう。
正直に告白しますと、2枚ともレコードリリース当時は
あんまり好きになれなかったのです。

前者はなんか全体的に雰囲気が凄く暗くて、
当時の平山の心持ちが反映されていたのでしょうかね。
'84年に渋谷東横劇場で見た生演奏はとても楽し気だったので、
そこからの落差に唖然とした記憶があります。

因みにそのライブでは下町香織の歌う
“Ocean Gypsy”(勿論RENAISSANCEのカバー)がなかなか良くて、
なんだよレコードには入れないのかよ…
って不満に思ったのはよく覚えています。

それと「夢先案内会社」。
これ、なんで下町とは別の人に歌わせたのでしょう?
事務所の都合とか、不可抗力的な事情でもあったのかしら。
なにしろ、この歌唱は相当にアレですよ。
同曲はだいぶ後になって徳久恵美で録り直した版が
「ノヴェラ伝説」('97)に収録されましたが、
平山自身、本作におけるこの曲のボーカルには
納得していなかったんじゃないかなぁ。


後者については本作より前に自主制作でリリースされた
4曲入りミニアルバムを聴いていました。
そこに録音されていたのは
俺ら、NOVELAとRUSHが大好きなんだもんね!
と、てらいなく出自を丸出しにしたサウンド
ちょっと笑ってしまうくらいストレートでしたが、
印象としては非常に好ましいものでした。
ですからメジャーデビューとなった本アルバムへの期待は
結構高かったのです。

-しかし。
プロデュースにURBAN DANCEの成田忍を起用するという
致命的なミスマッチ采配。
別に成田忍が悪いとは言いませんが
(実際URBAN DANCEの1stアルバム-'85はレコード買って聴いたよ、僕)、
幾らなんでも音楽的な接点がなさ過ぎですわね。
特に従前ライブで演奏されていたと思しき楽曲のアレンジに漂う、
どうしようもない無理矢理感は聴いていて悲しくなる程で
多分成田側もかなり苦労したであろうことが推測されます。

これについては完全に所属事務所の罪と言わざるを得ず、
全部手前味噌でやるにしてもちゃんと人選してあげれば良かったのに。
それこそ平山照継がプロデュースする、で
なんの問題もなかった筈ですもの。


今回、この2枚から改めてじっくり聴いてみた訳ですが
実は両者それぞれに聴き応えのあるアルバムでしたねぇ。

要するにこの頃はシーンの過渡期にあって
皆がその音楽的方向を必死で模索していたのですね。
オリジナルのリリース当時は、そんな送り手の不安や焦燥なんぞ
受け止める余裕も思慮もありませんでしたから(僕はまだガキだったし)
駄目だこりゃ!次いってみよー。
っつってお終いだったのですが。

しかしそうした進路暗澹たる状況にあって、
もがき逡巡しながらもアウトプットされた音楽は今聴くと大層新鮮です。
それが結果失敗に終わったものであっても、
その時そこにあった可能性の一つとして
時間を経た今なら聴き手側が冷静に認知出来ますから。
SOPHIAなんて、却って当時を知らない人の方が評価は高いかも知れません。


さて。
前回のシリーズ第1,2弾には
(それぞれのアルバムに付いた、初回特典を模したオマケとは別に)
メーカーの特典としてステッカーが付いていました。
全20タイトル分なので20枚のステッカーが手許にありますが、
これはまだ全然大したことではなかったのです。

今回は店頭用(?)のB2ポスターが付いておりまして、現在同じものが10枚。
これが来月、再来月と10枚づつ増えていくのかと思うとかなり憂鬱です。
同じ絵柄のポスターを30枚も、一体どうしろと言うのでしょう…(苦笑)。

翻って、キングレコードと言えばお馴染み、
応募券5枚(レコードの頃は10枚でしたね)と
引き換えに貰える特典盤は今回3種類あって、
中身も大変充実しているようです(4LDK全曲収録も嬉しいけれど
なにしろEASTERN ORBITのシングル“Battle Truck”の収録は快挙なのだ)。
前回はこれが1種類だけでしたから、同じCDを4枚貰っても仕方がないので
2枚(…笑)で止めておきました。


-と、やっぱりこの辺の話は思い入れが違う感じで、つい饒舌になっちゃいます。

ハコもの [買い直し盤]

■最初っからコレ出しゃいいのに…

あぁっ、こんなん出てたの?
くっ、くく…悔しい。でも嬉しい!

Complete Columbia Albums Collection / BLUE OYSTER CULT
Complete Columbia Albums Collection

Complete Columbia Albums Collection



タイトルの示す通り、
Columbia Records在籍時のアルバムをまとめたセットです。

01:Blue Oyster Cult
   '72年1st / '01年リマスター盤 / BTあり
02:Tyranny and Mutation
   '73年2nd / '01年リマスター盤 / BTあり
03:Secret Treaties
   '74年3rd / '01年リマスター盤 / BTあり
04:On Your Feet or on Your Knees
   '75年ライブ / '12年リマスター
05:Agents of Fortune
   '76年4th / '01年リマスター盤 / BTあり
06:Spectres
   '77年5th / '07年リマスター盤 / BTあり
07:Some Enchanted Evening CD
   '78年ライブ / '07年リマスター盤 / BTあり
08:Some Enchanted Evening DVD
   '07年再発のDXエディションについていた映像DVD
09:Mirrors
   '79年6th / '12年リマスター
10:Cultsaurus Erectus
   '80年7th / '12年リマスター
11:Fire of Unknown Origin
   '81年8th / '12年リマスター
12:Extra Terrestrial Live
   '82年ライブ / '12年リマスター
13:The Revolution by Night
   '83年9th / '12年リマスター
14:Club Ninja
   '85年10th / '12年新規リマスター
15:Imaginos
   '88年11th / '12年リマスター
16:Rarities
   おまけその1
17:Radios Appear - The Best of the Broadcasts
   おまけその2

以上、見る人によってはかなり蛇足なデータを記しましたが
カタログのリマスターにだらだらと時間の掛かってしまったバンド故
本セットの内容を記しておくのもあながち無駄とは言えますまい。

'07年にリマスターされた2タイトルはともかく、
'01年リマスターの諸作は少しばかり時間が経ち過ぎた気もしますが
今回のボックス化にあたって新たにリマスターされたタイトルが
これだけあれば文句は言えませんな。
特に'80年代前半アルバム群については
一日千秋の思いで待ち焦がれた方も多いのではないでしょうか?
これを機会にそろそろ再評価の動きがあってもいいんじゃないかしら、
なんて思ったりもしますけど。

因みに17枚目の「おまけその2」は
ラジオ放送用に収録された'80年代の4本のライブ音源を編集したものですが、
それぞれのライブ全編をダウンロードできるコードが別途封入されています。
こういう気の効いたサービスは嬉しいですね。

ともあれデビュー40周年記念ということで、
この先暫くの間このセットが決定版であるのに間違いはないでしょう。

…しかし、'11年12月13日にエントリーしたやつは
完全に無駄になっちゃいました。
他にも多数の、重複しまくったCDをどうしたもんでしょうねぇ。
“Mirrors”のCollector's Choice盤とか、どうにもならんぞ。


■BOXものでもう一ネタ

オジンオズボーンなどというふざけた名前のお笑い
(ネタ見たことないです)が出てくるよりも遥か前、
東京12チャンネル(現テレビ東京)の音楽番組「TOKYOロックTV」で
司会のカーツ佐藤が「オジがズボン、オバはスカート。」と
のたまっていたことを知る者は少ない。
因みに、番組アシスタントは何故か朝吹ケイト(!)でしたな。

と、2題目にして訳の分からない書き出し。
先の週末、↓を聴いてふと思い出してしまったのです。

Prince of Darkness / OZZY OSBOURNE / 2005
Prince of Darkness (W/Book)

Prince of Darkness (W/Book)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2005/03/29
  • メディア: CD


このセットで秀逸なのは誰がなんと言おうと3枚目です。

他のミュージシャンとの共演をまとめたもので、
WAS(NOT WAS)の“Shake Your Head (Let's Go to Bed)”から
Zappaの息子と演った“Stayin' Alive”の珍カバー
(冒頭、“All aboard a disco train !!”の掛け声で爆笑必至)、
果ては米国の子供向け人形番組“Muppets Tonight !”のMiss Piggyと共演した
“Born to be Wild”なんていう、限りなく色物臭い奴まで収録されています。

…でもね。
僕的には1曲足りないんだよね、このCD。

COAL CHAMBERと一緒に演った“Shock the Monkey”('99)を
何故収録しなかったのか?
と、Sharon Osbourneを小一時間ほど問い詰めたいです。
“Shock the Monkey”と言えば勿論Peter Gabrielの曲ですが、
滅茶苦茶格好良いカバーなんですよ、これが。

4枚目の新録カバー集に何曲か足して単体で出し直した
(“Under Cover”…本ボックスを出したのと同じ年にリリース)のも
どうかと思いましたが、
だったら3枚目も“Shock the Monkey”追加して出してよー…
と呟いた僕なのでありました。

ん、ちょっとした昔話でございます。

デカくて重い豪華箱 [買い直し盤]

いやー、発売日にゲームを2本も買うなんて何年振りだろ?
来週は「どうぶつの森」も出ちゃうし
(家族との数少ないコミュニケーションツールの一つなの…苦笑)、
忙しくて音楽聴いてる暇ないじゃん、僕。


So / PETER GABRIEL / 1986
So (25th Anniversary)

So (25th Anniversary)



糞デカイ梱包で届いた25周年記念BOX。
やっぱりレコードが入ってるとこうなっちゃうわなー。
180gのレコード盤2枚にLPサイズのハードカバー本
(CD×4とDVD×2はこのハードカバーの表2、表3部分に収まっています)が
入っているので重量も相当なもので、
実に配送泣かせなパッケージだねこりゃ。

しかし中身は超充実、聴き手納得のBOXセットでありました。

僕の一番の目当てはアルバム収録曲のデモ集だったのですが、
これが非常に秀逸な内容でした。
各曲、制作過程の段階を追うように
ピアノ+鼻歌みたいなのからマルチトラックデモまでを
スムーズに編集して1曲にまとめてある。
…言葉だと上手く説明できていない気がしますが、
聴けば良く分かると思います。

同じ曲の、
似たような鼻歌デモを延々何回も聴かされる退屈さは皆無で
こりゃあナイスアイディア!今後マネするヤツ続出じゃないかしら?
しかしここまで整合性のある編集をするには相当の手間暇が掛かると思われ、
気軽にマネしようとすると却って悲惨なことになってしまうでしょうね。
Peter Gabrielの場合、鼻歌~ファイナルミックスに至るまで
曲のBPMを殆ど弄らないからこういう芸当が成り立つのであって、
つまり曲想を膨らませる初期の時点で
楽曲完成の着地点がちゃんと見えているってことなんですね。

うーん、これって何気に物凄いことですよ。
曲のアレンジに悩んでテンポを変えるなんて
方法としては一番手っ取り早い筈なのに、この人はそれをしない。
逆に歌メロは徹底的に拘ってじっくりと煮詰めていく感じが伺えます。
楽曲制作のプロセスをこういう風に聴かせるというのは
かなり勇気の要ることだと思うのですが、
それをサラっとやってのける辺りの余裕というか
サービス精神には感服しちゃいます。

他にも客演陣、特にTony Levinのスティックが演奏の肝になっていることや
“Don't Give Up”はデモの段階で既にKate Bushが歌っていることなど
興味深い発見が多くて、これは聴いていて本当に楽しいです。
このデモCDを聴くだけで僕は充分元が取れました。

素晴らしい。実に素晴らしいアセンブル。
お金を払うに値するパッケージってのはこういうののことをいうんです。
…置き場所にはエラい苦労するけどね(笑)。

梅雨なのに真夏の話 [買い直し盤]

なんだか今年の8月はプログレ再発モノがめじろ押しでございますな。
まぁ、全部買うかどうかは別として備忘録しておこうっと。


先ずは大御所のDX盤2タイトル。

Platinum / MIKE OLDFIELD / 1979
QE 2 / MIKE OLDFIELD / 1980

国内紙ジャケ盤が8月29日予定と発表されました。
大作主義を脱して、楽曲のコンパクト化が進んだ時期のアルバム。
む~、所謂過渡期の地味盤ですわねぇ。

“Platinum”については冷たく静謐なジャケットのイメージと
実際に出て来るサウンドのギャップに驚いたものです。
ギターオリエンテッドなエレポップアルバムとして聴けば
そこそこ楽しめるのかも知れませんが、
表題曲の、STATUS QUOみたいなズッコズッコしたリズムで
僕はどうしても萎えちゃうんだよなぁ。

一方の“QE 2”は、個人的に割と好きなアルバム。
QE 2ってのは豪華客船、クイーン・エリザベス2号のことです。
それを理解してジャケットを見ると、
あっ、これ船の絵なのね。
とご納得いただけるでしょう。

電子楽器によるオーケストレーションをどうやって小曲に組み込むかについて
大分こなれてきた感があって、前作よりMike Oldfieldらしさが
戻って来ていると思います。

大西洋の船旅を夢想するなら本作、
そしてイタリアの列車旅行なら
翌'81年にNEW TROLLSがリリースした“FS”を聴くという、
ナニかとても間違った(?)学生時代を過ごしたような気がする僕。

まぁ、早く次の“Five Miles Out”('82)と“Crises”('83)出してよ!
というのが大方の本音でしょうが、順番だから大人しく待つしかありません。



続いて、4月10日に書いたヤツの次のアルバム。

Augenblicke / NOVALIS / 1981
Augenblicke

Augenblicke



このブログでNOVALISについて書くのは、実にこれで3回目です。
…よっぽど僕はこのバンドが好きなんだなぁ。

なんか、既に新宿某店には入荷しているようですが
amazonのリリース予定は8月7日となっていて、
僕はそっちをポチっちゃったの。ぬぅ、失敗したなぁ。

-さて。
NOVALISで1枚選べと言われたら、僕は迷わずこのアルバムを挙げます。
いかにもドイツのバンドらしい、
硬質な(しかし抒情味たっぷりの)インストゥルメンタルと
Fred Muhlbockのメロメロに甘~いボーカル曲が交互に攻めて来ます。
僕はこんなに女々しい(差別意図ナシ。この場合どちらかというと褒め言葉のつもり)
アルバムをちょっと他に知りません。

毎年秋の終わりから冬の初めに聴きたくなる1枚。
今年は暑い時期にエアコン効かせて聴くことになりそうです。

ネコ目のくり抜きジャケット(インナーを抜き差しすると目の色が変わる)も
ちゃんと再現されているようですし、こりゃ楽しみだなぁ。
早くamazonにも入荷しないかなー。



更にドイツものがユニバーサルから紙ジャケで8月29日。
つーか、ユニバーサルはまだBRAIN RECORDS持ってるんなら
初期NOVALISをちゃんと出してよぅ。

Grobschnitt / GROBSCHNITT / 1972
Ballermann / GROBSCHNITT / 1974
Jumbo / GROBSCHNITT / 1975
Rockpommels Land / GROBSCHNITT / 1977
Solar Music Live / GROBSCHNITT / 1978
Merry Go Round / GROBSCHNITT / 1979
Volle Molle ? Live / GROBSCHNITT / 1980
Illegal / GROBSCHNITT / 1981
Razzia / GROBSCHNITT / 1982

Eroc(Joachim Ehrig)在籍時のタイトルをまとめて出すという意図は分かりますが、
一気に9枚は幾らなんでも出し過ぎだってばー。

暗黒ジャーマンロックの初期2枚は必須として、
それ以降のシンフォニックなヤツをどうするか…。
“Rockpommels Land”とか、これで買ったら(レコード含めて)何枚目よ?
って感じだもんなぁ。

まぁ、unionの予約が始まるまでまだちょっと時間がありそうだから暫く悩みます。
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