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くしゃみが止まらん [泡沫盤]

あ、いつものように色々説明を飛ばし飛ばし書いているので
今日のエントリーも分かり辛いと思います。ホント、僕は作文が下手糞だ。
悪しからず。



-意外なことに今般の再発が初めてCD化となります。
CASTLE / SanctuaryがNEATのカタログを再発した時に
このタイトルは何故か漏れていたんですね。
うーん、しかしよくこんなの出そうと思ったよね。

Change of Heart / SARACEN / 1984
srcoh.jpg



Great Barrierって…あ、MAC ARTHURの“II”とかARTCANEを出したトコか。
こりゃ相当インチキ臭いアレだなぁ。
でもやっぱり、僕としてはかなり嬉しいリリースです。
だって、SARACENのディスコグラフィがCDで完成しましたよ。



まぁ、なんてお下品な(笑)。
映像、ちょっと栄養の足りていないFreddy Mercuryみたいな見てくれのボーカルは
'03年に本作から19年振りとなる3rdアルバム“Red Sky”をリリースした後
'14年までに3枚のアルバムを発表しており、要するに未だ現役であります。

このバンドの場合1stと2ndで音楽性がガラリと変わってしまったことで
相当数の聴き手が離れてしまった訳ですが
(ご多分に漏れずポップ化することで
下火になったNWOBHMを生き抜こうとしましたが案の定失敗)、
3枚目以降は(やや1st寄りに)両者の間を往来する折衷スタイルを貫いていて
これが実に悪くないのです。
4、5枚目で大作指向を顕わにコンセプトアルバムを続けて出したのは
ちょっとナニでしたが目下の最新作となる“Redemption”('14)は
色々な意味で「丁度いい」具合に落ち着いていて、
これはNWOBHM残党復活組の隠れた名作だと思うのですよ。

本CDについては一応リマスターを謳っていますが残念ながら音量が足りていません。
良くも悪くもオリジナルに無加工な感じは個人的に評価したいところですが。
加えて8曲目収録の“A Face in the Crowd”は次曲の“Hot Love”を含んで
8分弱となっており、それだけならトラックデータのミスということで済みますが
9曲目として改めて“Hot Love”が収録されているという
間抜けっぷりは如何なものでしょう。
詰まりはこのCD、黙って聴いていると“Hot Love”が2連発で流れてしまうのです。
これはちょっと、製品としての怪しさに拍車をかけるエラーですわな。

いやまぁ、それでも本作が気軽に聴けるようになったのは大変に喜ばしいことです。
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家族の帰省のおみやげはご当地ラーメン [泡沫盤]

喜多方ラーメンとはちょっとだけ違うらしい(正直僕には良く分かりません)。
土日のお昼に作ってもらって(過保護か!)食べましたよ。美味かったです。
しかしこういうの食べるとやっぱり現地の「いさみ」に行きたくなります。
去年のGWは一人でぶらぶらする時間がなかったからなー。



-などという実にデブな導入から前回の続き。
まぁ、実際普段と書いていることは全然変わらないんですけどね(苦笑)。

中古では他にSAMSONの“Refugee”も思いがけなく手に入ってしまい、
なんと後期のディスコグラフィがCDで完成してしましました。
なんだかあまりにジャストタイミングでちょっと気持ち悪かったですが。

しかし本作に収録されているバージョンの“Room 109”も
(エコー処理が深すぎて終わりがちょっと尻切れっぽいけど)良いですねぇ。
この、やや起伏に乏しく展開も平板なインストゥルメンタルは
枯れた哀愁の漂う隠れた名曲であると極めて小さい声で囁いておきます。



7 / SAVAGE / 2015
Live N Lethal/Seven

Live N Lethal/Seven

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Imports
  • 発売日: 2015/10/16
  • メディア: CD


こちらはリリースから2年もの間気付かず。
まぁ、そんな慌てるアレでもないしねぇ…と、
みっともなく言い訳しつつポチった1枚。
前作('12年3月20日エントリー)からのメンバー交替もなく、
地道に活動を続けているようです。

楽曲は全体にやや勢いを増していて、'80年代のSAVAGEを彷彿させる
粗暴なスタイルをチラリと垣間見せたのが嬉しい驚きでした。
ここまでメタルらしいメタルに接近したのはデビューアルバム以降
実は初めてなんじゃないかと。
'90年代以降、このバンドはChris Bradleyの歌心が増した分
逆に大人しくなってしまった印象が強く、
このアルバムの幾らか野卑た感じは聴いていて久し振りに力が入りました。

そして本作にはもう1枚オマケ(?)でライブ盤“Live 'n Lethal”が
付いているのですがこれまた素晴らしく、
ライブバンドとしての現役感は大方の想像の遥か上を行くものでしょう。

“Loose 'n Lethal”('83)をアルバムのケツから逆順に演奏して
ライブ本編の終わりを“Let It Loose”でキメるというのは
なかなか面白い発想だと思いました。
これは見てる方も盛り上がるでしょうな。
そして'90年代にリリースされた3枚目と4枚目からの選曲はなかったものの
2nd“Hyperactive”('85)と5枚目“Xtreme Machine”('00)から
それぞれ1曲を(恐らくアンコールで)採り上げたのは
Chris BradleyとAndy Dawsonの2人がSAVAGEというバンドで積み重ねた
キャリアの連続性を主張しているように感じられました。
'86年には一度解散したりしているので実際はちょっとアレですが
なんだかんだ来年(2018年)はバンド結成から40年です。

往時は短いムーブメントだと見做されたNWOBHMですが
今になってみると案外しぶとい人達が多くてびっくりしちゃうよね。



しぶとい繋がりでは他にCLOVEN HOOFの新譜も聴きましたが
こちらはすっかり今どきのメタルって感じでした
(あ、出来は良いです。TYTANの新譜なんかよりは全然面白いもの)。
しかしオリジナルメンバーのLee Payne以外は毎回メンツが安定せず
しかもみんな若そうで、今作のボーカルを務めたGeorge Callって人は
他にも色々兼務があるらしく結局スポット参加臭いのね。
そうなるとバンドを名乗るには些か苦しいんじゃないかという気も
したりしなかったりで、ちょっとモヤつく僕でありました。

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また肥えた気もしつつ [泡沫盤]

いやー、ダラダラしてたらアッという間に夏休みが終わってしまった。
ほぼなんにもしていないと言って過言ではありません。
DIVISIONの大型アップデートがあったのでつい遊んでしまい…
このゲームの総プレイ時間が100日になんなんとする今日この頃、
まぁなんと2,400時間ですよ。ほんと、オレどうかしてるわー。

しかしなにはなくとも新宿に行ったり御茶ノ水に行ったりまた新宿に行ったり、
ちょいちょい出掛けてはおりました。天気が悪くてナニでしたけれども。
で、この期間に届いた荷物と合わせてそれなりに積み上がったCDを聴きながら
ずーっとTVゲームをやっていた訳です。ここの更新なんか一切せずに(笑)。
ええ、勿論本人としては楽しい休みを過ごしたと思っておりますですハイ。



先のGWとは逆にこの休みは結構メタルに寄った感じでした。
中古でちょっと面白いのを手に入れたりして、なかなかの充実度です。
まずはお馴染みANGEL WITCH、
今回は“Resurrection”('98)のMausoleum再発盤をば。
オリジナル自主盤CD-R、Zoom Club再発盤と併せて3枚揃いました(←馬鹿)。
ジャケットが違うだけで中身は一緒なれど、
ブックレットの中身は今回買ったMausoleum盤が一番良かったです。
蛇足で書いておきますと最初の自主盤CD-Rは
当時新宿アルタにあったCISCOで買ったのです。
なんでCISCOがそんな盤を仕入れたのか?は全く意味不明であります。



Adio / RAIL
railadio.jpg



'84年にリリースされた4曲入りの“Rail”と
'85年のフルアルバム“III”をまとめて'01年にCD化したもの。
前者は大手EMIからのリリースで国内盤も出ておりました。
バンドはシアトル出身、
'80年にはアルバムデビューを果たしていたようですが
本EPはMTVのコンテストで優勝したご褒美だったとのこと。
その後EMIとは本契約に至らず再び自主盤で“III”を作ったという
ちょっと悲しい顛末もあり…。

僕、実はどのレコードも当時聴いていないのです。
MTVで流れていた ↓



があまりにも詰まらなくて、ちっとも食指が動かなかったのね。
因みにこの曲はカバーだということですが
調べてみても誰のカバーなのか良く分かりません。
作曲クレジットにはLesley GoreやJeanne Napoli
(いずれも米国のポップシンガー)の名前がありますが
いずれもこの曲を録音しているのかどうかが定かでないのです。

明確に分かっていいるのは'83年にGIRLSCHOOLがこの曲をタイトルトラックとした
シングルをリリースしていることで、これは現在アルバム“Play Dirty”('83)の
ボーナストラックとして聴くことができます('04年のCastle再発盤以降。
今年出たDISSONANCE盤は…あ、“Play Dirty”は出してないのか)。



この「ガサツ感」が如何に重要かって話よね。
RAILのは色々と整い過ぎなんですな。と、今さら聴き較べて納得している僕。

で、その整い過ぎのRAILですが今回初めて他の曲も聴いてみましたところ
これがことのほか良かったのです。
この人達は本来産業ロック寄りのアメリカンハードロックを得意とするバンドで、
そりゃあカッチリしているのはある意味当たり前なんですな。
アコースティックギターを駆使して聴かせる曲が幾つか収録されていますが
どれも出来が良くて、僕は特に“Kings and Queens”という曲は名曲だと思いました。
これはちょっと凄いよ。



生演奏なのでスタジオ録音の緻密なアレンジとは些か趣を異にしますが、
いやそれにしても結構巧いぞこの人達。つーかこれ'10年のライブだって!?

http://railonline.net/

驚いたことに現役です。
'97年には“Big World”というアルバムも出しているらしく、
うーん、是非探して聴いてみたいですねぇ。
-と、30年以上前のアルバムを今になって聴いて独り盛り上がるおっさんの図。



えーと、予想より作文が長くなってきたのでここで一旦切ります。
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久々にゲームで寝不足 [泡沫盤]

HIGH ROLLER盤のWARLORD、4タイトルが先日無事に揃いました。
しかしコレ

wlpps.JPG

なんか1枚足りない気がするのだけれど気のせいでしょうか。
“The Hunt for Damien”('15)も出すつもりがあるのかしら?
-あ、LORDIAN GUARDなら要らないですよ僕は。
大体おまけディスクにLORDIAN GUARDの曲(のデモ)一杯入ってるし。



というなんとも言えない微妙な導入から、

Litanies in the Dark / BLACK OATH / 2017
Litanies In The Dark

Litanies In The Dark

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Terror From Hell
  • 発売日: 2016/12/02
  • メディア: CD


モノは去年暮れに出ていたようなので
毎度の半年遅れということになりますが。

このEPはトータルランニングタイムで20分にやや届かず、
正直少し(だいぶ)物足りない感は否めません。
勿論入門用には向かない1枚だと思います。
やはりまずは3rdアルバムの“To Below and Beyond”
('15-'16年10月20日エントリー)からでしょう、このバンドは。

まぁそれはともかく。
'12年から'15年の間に録られた音源のお蔵出しということで
これ4曲しか入っていませんからまずは各曲ざっと書いてみましょうか。

初手は凝った構成の典型的ヨーロピアンドゥームスタイルで、うん、これは良い曲だ。
やはりしっかりとメロディを追って歌えるボーカルの存在は
このバンドの大きな魅力の一つですな。
控え目ながらもちゃんとダブルトラックになっているのが
いかにも様式に拘っている感じで実に素晴らしい。

続いてサンプリングのクワイアとチャーチオルガンを
仰々しくフィーチャーしたインストゥルメンタルは背教的オカルト風味丸出し。
同郷ABYSMAL GRIEFの(恐らくRegen Gravesによる)客演だそうです。

そしてPAGAN ALTERのカバーは
“Reincarnation”と“Highway Cavalier”のメドレー。うーん、渋い。
しかし音響的にはかなりアップグレードされている(特にエコー処理)ので
オリジナルに強く感じられた閉塞感、密閉感はあまりなく
その点で非常に興味深かったです。
だってPAGAN ALTERがちょっと爽やかですらあるというのは
いかにもあり得ない話じゃないですか。

アウトロ的な、こちらもインストゥルメンタルで本EPは幕を閉じますが
せっかく曲が盛り上がってきたところでのフェードアウトは
物凄く消化不良な感じで、これは些かいただけねぇなぁ。

全般には上記の通り最新の録音ではなく
(いずれもメンバーチェンジ以前だと思われます)、
“To Below and Beyond”で爆発した迸るギターを期待すると
やや落胆するかも知れません。全体のイメージとしては1stアルバム
“The Third Aeon”('11-'11年09月28日エントリー)に近いと思います。

…えーと。
巷間はどうあれこのバンドはもはや僕にとっての定番ですから
いちいち書かずにはおれないのです。悪しからずご了承ください。
いいバンドですよ、ホントに。



ここのところ到着待ちのCDが多くてもどかしいです。
あ、なんとかプロバイダがどーしたとか、そういうのはないです。
僕の欲しい盤は発売日が平気で前後するものばかりなので(苦笑)
いつ出たのかすら判然とせず徒に待つパターンが起きやすいという話。
配送予定日なんてずっと昔から当てにしていなかったので
その点は別に、なんで世間は大騒ぎしてんの?って感じです。

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漸く春ってことでいいの?ホントに大丈夫? [泡沫盤]

NOVALISのボックスセットが出周り始めましたね。
我が家にはゴールデンウィーク頃に到着するっぽいので
まとめてじっくり聴きまくろうと思っております。



てな訳で(?)、去年出たメタルを2枚ほど。

Left to the Sharks / WARNING SIGN / 2016
Left to the Sharks

Left to the Sharks

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: CD Baby
  • 発売日: 2016/08/22
  • メディア: CD


オーストリアから漸く届きましたよ…折れ曲がった紙スリーブとCD-Rがね。
んー、商品仕様は正確に記載して欲しいものです&ちゃんと梱包しろや!
ぐぬぬぅ…まぁ仕方ないかー(本当はあんまり気にしていない)。

カナダの4人組、'13年のEPに続く1st.アルバム。
どうやら基本的に盤を作らない人達っぽいですな。
実にメイデニッシュなインストゥルメンタルで幕を開けますが
2曲目はいい塩梅にカッ飛ばすスピードメタル(イントロもきっちり1分やる)で
ちょっと絞り切れていない感もありつつ。
しかし全体としては衒いのない、至極真っ当なヘヴィメタルであります。



概ねどの曲もギターソロは長いのだ(笑)。
2人のギタリストがそれぞれ納得する小節数+ツインのハモりだから
まぁ仕方がないのですが、いやー、全然これで良いと思います。むしろこれがイイ。
ギターの片割れはボーカルも兼務しますが、ちゃんとメロディを追える人なので
その辺もオールドスクールな薫りに拍車をかける要因でありましょう。
ふとした瞬間にSteve Grimmettっぽく聴こえるんだよね。
あそこまでコッテリ風味ではないけれど
やっぱりちゃんと歌えるってのは好感度高し。

このまま埋もれてしまうには惜しいバンドで、これどうにかなりませんかね?
本人達はレコ社に縛られるよりフリーでやりたいのかなぁ。



Sacrifice / GRAVEBREAKER / 2016
SACRIFICE

SACRIFICE

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: CRDEL
  • 発売日: 2016/12/16
  • メディア: CD


こちらはスウェーデンの3人組。同じくデビュー盤です。
スカスカですよ。ほんとにもう、これでもかってくらいにスッカスカ。



ギターはなんとなく様式美(でもスウィープとかはしない)。
そしてちょいちょい(いや、結構な頻度で)鍵盤を挿し込む。
しかも今どきハープシコードやチャーチオルガンな音色を堂々と使う辺りの時代錯誤感。
…なんだこりゃあ。いや、なかなか面白いじゃないですか。
この、色々なものが全然消化し切れていない感じが実に微笑ましいですな。
正統派、様式派と呼ぶにはちょっとけれん味が強いのだけれど
MERCYFUL FATE直系のオカルトメタルと呼べるほど捻くれてもいない。
この、非常に微妙な立ち位置を狙ってやっているとしたら
相当凄いバンドだと思いますが、まぁこれ天然だよね(苦笑)。

失礼な話ですが、
この人達はこのままあんまり上手くならずに(演奏技巧の話ではない)
今後もこういうニッチな線を走り続けて欲しいです。
これはねぇ、非常に少ないながら確実に需要があると思うんだよね。
特に僕みたいなのがどひゃ~堪んねぇ!
とか言ってニヤニヤしながら必ず聴きますよ…多分。



なんか久々にこういうのをちゃんと聴いたらとても楽しかったなぁ。
今年はもう少しメタル側に振ってもいいかも知れないなぁ…。

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ピエロの指さし確認 [泡沫盤]

岩塚製菓のえだまめあられが美味くて困る。いや、別に困りはしない。
最初 ↑ タイトルにしようと思ったんですけど中身と関係なさ過ぎだと反省。

ここのところBON JOVIとかそんなんばっかり聴いていたのでここに書くことが…
'80年代当時、思いっきり馬鹿にしていた
人気ミュージシャンの音楽をちゃんと聴き直してみると
こりゃ人気になるのも当然だわなって(今さらながら)感心します。
どれもこれも、ホントに良くできてるんだコレが。

そんな中、無理繰りで

Guerrers de Mitjanit / DOCTOR NO / 2009
docno.jpg


ジャケットを見ただけで中身がなんとなく聴こえてきますでしょ。
因みに1stアルバムのジャケットにも道化師は登場しております。
スペインはカタロニアの5人組、これは2枚目のアルバムです。
'09年に自主制作されたものを'11年に仏MUSEAが再発していますが
やっぱりなかなかに流通は弱い感じです。



意外性ゼロ。しかもジャケ絵から想像される通り色々ちょっと安い(笑)。
オランダのSI MUSICが元気だった頃ってこういうバンド一杯居たよなぁ…
なんて、懐かしく思い出したりして。

本作については一部の楽曲(具体的には4曲目)に露骨な引用があって
そういうのはちょっといただけないのですが
それでもふと何気なく、ついつい聴いてしまう不思議な1枚です。
自分でも謎なのですが、多分僕はこのアルバムが凄く好きなんでしょう。
カタロニア語のやたらと据わりの悪い譜割りとか実はそこそこ達者な演奏技術とか、
そういうのがなんかこう、妙に引っ掛かるんだよね。

1stアルバムも全くの同路線ですが、本作の方がまだ手に入り易いと思われます。
まぁコレ欲しいって人はそうそう居ないか。
バンドは本作のリリース後ほぼ活動停止状態のようで、うん、そりゃ残念ですな。


どうしよう…コレだけで終わりじゃちょっとアレかな…
ここ数日届いた中ではJack Lancasterの“Carnival Of The Animals”も
(“Peter And The Wolf”とは結構趣が違うので最初戸惑いますが)良かったけれど
何か書けるかっていうとそうでもないしなぁ。
うん、こりゃしょうがない、今日は終わろう(笑)。
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強烈にツ~ンとくる [泡沫盤]

突如頭に浮かんでしまったものの、
年末このタイミングで書くネタじゃないだろうと一旦は思ったのです。
しかしすぐに作文しないと忘れてしまうような気がしたので、やっぱり書きます。
久々にかなーり泡沫な1枚です。

-まずはちょっと枕で引っ張りますよ。

「ソイレント・グリーン」と言えば
僕らの世代がまず思い浮かべるのは'73年のB級SF映画でしょう。
東京12チャンネルの、平日昼間の映画放映枠で見たという人も多い筈です。
もう少し上の世代の方はHarry Harrisonの原作(の邦題)、
「人間がいっぱい」というタイトルを覚えているかも知れません。
逆に時代を下ればビデオRPG「ゼノギアス」の、
お話のネタとして初めて触れた人達も居ると思います。

はい。で、音楽の方に話題を移しますと
ソイレント・グリーンの名前で大概に認知されているのは
米国New OrleansのSOILENT GREENということでまず間違いありますまい。
しかしこれ意図的なのかどうなのか、
字面が“SOILENT”ってのはちょっと違うんです。元の綴りは“SOYLENT”なの。
そんな、SOYLENT GREENなんて名前のバンドあるのかよ?
と問われれば、あるんですねコレが。オランダの5人組、'99年の唯一作が…

Nutrient / SOYLENT GREEN / 1999
soygr.jpg


この、物凄い出オチ感が漂うジャケット。
僕はこれ最初に見た時思わず吹き出しちゃったもの。
緑色の食品の缶詰め→ヤマコ印の粉わさびという発想がもう圧倒的に凄いのですが、
デザイナーのSarah Melcionさんは一体どこでこの缶を手に入れたのか?
という疑問がふつふつと沸いてくるじゃありませんか。
ヱスビー食品とか金印とか、他に有名なヤツは一杯ある筈なのに何故このブランド?
ヤマコ印を改めてネットで調べてみてもちっとも引っ掛からないのです。
恐らく物凄くローカルな商品なのだと思われ、
そうなるとますますその入手元が気になっちゃうという…
うん、実にどうでもいい話ではあるな(笑)。

とにかくこのジャケットだけでご飯1杯半はイケる(?)本作、
実はVAPから国内盤CDが出ていたという驚愕の事実がございます。
僕が実際に持っているのもこのVAP盤(中古の見本盤)です。
今はもうなくなってしまった月光堂 自由が丘店で買ったの。
昨日のエントリーに書いた通り、ロケーションで覚えていることが多いのだ僕は。

いやしかしまぁ、なんでこんなの出したんでしょうねぇ。
確かにドラマーのJos Zoomerは元VANDENBERGなので
無理からハードロック枠で売ろうとしたってことなんでしょう
(帯にもそんなようなことが書いてある)が、
実際に演っているのは



コレだもんで…っておい!これMASSIVE ATTACKの曲じゃねぇか!!

なんてぇ突っ込みも、メタル界隈からは出来よう筈もなく。
更にアルバムにもう1曲入っているカバーは
STEVE MILLER BANDの“Fly Like an Eagle”と、
もう全く訳の分からないバンドなのです(苦笑)。

そしてYouTubeってばほんとに、探せば大抵のものは見つかるよねぇ。

えーと、いずれにせよオーソドックスなハードロック成分は薄く、
当然ながら全く売れませんでした。
まぁ多分別ジャンル方面からアプローチしても結果は同じだったと思います。
時代的にオルタナだポストロックだってのも
(Steve Millerをカバーしておいてポストロックもなんもあったもんじゃないけどw)
段々通用しなくなってきた頃のリリースで、タイミング的に些か遅かったよね。

しかしこの正体不明で胡散臭い感じは実に、実に僕好みじゃござんせんか!
…いや、だからって普段は殆ど聴きませんけどね。
中古盤店に弾があればほぼ間違いなく3桁円で手に入ると思いますが、
さすがに最近は余り見掛けなくなっちゃいました。
まぁ、普通はこんなの要らないわな。



と、いうことで
年末の挨拶をした後にこのエントリーはどうなんでしょう。
折角書いたのでアップはするけど。
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ドゥームすみません [泡沫盤]

僕の目論みとしては、前回エントリーに続いて今回はフランスものを…
という流れにしたかったのですが思っていたより全然書けませんでした。
そろそろこれ、またプログレのターンに突入か?
なんて思っていたのですが、んー、困ったねぇどうも。
いや、別に困りゃしないか。

てな訳で、今日もイタリアものを1枚。

To Below and Beyond / BLACK OATH / 2015
To Below & Beyond

To Below & Beyond

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Domen
  • 発売日: 2016/04/29
  • メディア: CD


最初のリリースは去年の暮れだったようですが
配給元を変えて'16年春に出し直したということみたいです。
どっちにしろ今になるまで出ているのに気付かなかった僕であります。
駄目じゃん。

'11年9月28日のエントリーで1st、
'13年7月8日のエントリーで2ndについて書いています。
3枚目となる本作では過去作における積極的な試行錯誤を踏まえて
いよいよバンドサウンドをガッチリ固めてきました。
うん、これは堂々たる勝負作であると言えましょう。
根本はヨーロピアンドゥームの王道を邁進しつつ
今回はより広義のヘヴィメタルへと振れ幅を拡げてきた感があって
これが実に、実に良いのです。

主因は間違いなくメンバーの交替によるものと思われます。
ベースが抜けてギタリストが加入、
ボーカル+ギターがボーカル+ベースにスイッチしました。
-で、この新加入のギターがですね…



まぁこれ遠慮会釈なしにピロピロと迸っています(笑)。
しかしこれが全く違和感なくバンドの個性として溶け込んでいて
物凄くカッコイイんですよ。
控え目に言ってもこのギターによってバンドの格は
一段上にシフトしたと思います。

そしてこのアルバムは全体を通してどの曲も大変出来が良い。
全8曲中、5分を下回るのはイントロダクションと
間奏曲的位置づけのインストゥルメンタル2曲のみ。
残りは全て7分越えの長尺曲が並びます。
然るに僕のような衰えた耳の集中力を切らさず
最後までキッチリ聴き込ませるんだから、こりゃ大したもんですよ。

これねぇ、ちゃんと紹介されたら日本のメタルファンにも
ばっちり訴求するタイプだと思うのですが
まぁそんなんココに書いても全く意味ないもんねぇ(苦笑)。
しかし、本作を好事家の慰みに留めておくのは余りにもったいないと思います。
凄いアルバムなんだよ、ホントに。

加えて、つい先日新しいEPが出たとの情報を得ましたがまだ国内は
どこにも扱いがないようです。
なんかPAGAN ALTARのカバーを演ってるみたいで
これは是非聴いておかなければいけません。

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あー、10日は結婚記念日だなぁ。 [泡沫盤]

しかし夫婦そろって何年目なのかハッキリ覚えていないという(笑)。



ちょっとばかり間が空きましたがDEMON3連発ということで、今日はコレだっ!

Welcome to the Real World / DAVE HILL / 1993
Welcome To The Real World

Welcome To The Real World

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Spaced Out Music
  • 発売日: 2014/10/14
  • メディア: CD


前回“Taking the World by Storm”をamazon.とリンクさせる時に
よもや他も再発されてるってことはないよねぇ?
と思って調べてみたら…
SPACED OUT MUSICが'14年に出しておりましたよ。
勿論すぐさまポチりましたがな。

こちらもがっつりリミックスされております。
その方向性は“Taking the World by Storm”と同様、
エコーを減じて真ん中をファットに盛り上げるというもの。
ボーカリストのソロ作でありますから歌が前面に出る感じは至極真っ当ですが、
オリジナルミックスの冷たい耳触りと微妙にアレなジャケット ↓

dave hill.jpg

が醸し出す、一種独特な寂寞感が感じられなくなったのは
果たして良かったのか悪かったのか?まぁ、好みの問題だとは思います。

'92年にアルバム“Blow-out”をリリースした後バンドは一度解散します。
Dave Hill曰く、疲れちゃったんだそうです。
本作がソロ名義なのはそういう事情があってのことです。
しかし、Mal Spooner亡きあとずっと活動を共にした
John Waterhouseはこのアルバムでもちゃんとギターを弾いており
(本作を最後に袂を別かちますが)、
“Blow-out”でオミットされた鍵盤類もしっかり復活している辺り
Dave Hillの創作意欲はさほどダメージを負っていなかったように感じられます。

バンドのディスコグラフィにおける優先順位は低いものの、
関連作として外せない1枚であります故この再発の意義は大きいと思います。
今般追加された3曲のボーナスも佳曲揃いで、
いやぁ、気が付いて良かったですよ、ホント。



今日はこんなもんですかね。
盤は毎日のようにちょいちょい届いておりますが、
ここに書き記すようなタイトルがないのです…
例えばOPETHの新譜とか、僕なんかがとやかく言うのもおこがましいでしょ。
プログレ方面もコレだっ!て僕的にピンとくるのが最近なくてねぇ。

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早く涼しくなんないかなぁ [泡沫盤]

ここ数日、'80年代半ば頃までの英国製産業ロックを
取っ替え引っ替え聴いておりました。
大西洋を挟んでも、やっぱりBON JOVIの登場前後でなんらかの線引きが
できるのは間違いなさそうです。
しかしこの辺のヤツは僕なんかより
よっぽどマニアックに聴いている人がいらっしゃるでしょうから
どなたか詳らかに記述してくれないかという他力本願。

で、そんな中頭抜けて印象的だったのは

Grand Prix (The First Album) / GRAND PRIX / 1980
Grand Prix

Grand Prix

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rock Candy
  • 発売日: 2009/10/26
  • メディア: CD


我が家にあったCDは'00年にZoom Clubが再発した盤でしたが、
今回聴いてあまりに良かったので'09年のROCK CANDY盤をすぐさまポチったという。
そして3枚目の“Samurai”('83)ではなくこれを選ぶ辺りの偏屈さ(笑)。

バンドのデビュー作でありながら演奏や出音の安定感、各楽曲の完成度は異常に高く
実にプロフェッショナルで玄人好みのアルバムだと思います。
逆に弾けるようなフレッシュさみたいなものはあんまり感じません。
これをして「地味」と一言で切って捨てることもできますが
僕はこういう、AOR的な中庸さも産業ロックの重要な一側面であると考えます。
で、そういうアウトプットを当然のようにやってのける
バンドのミュージシャンシップは相当高いレベルにあって、
なんというか、色々と「巧い」んですよね、この人達。

加えて本作にはストリングスアレンジにRay Russellという
些か意外な名前がクレジットがされておりまして、
これがまた凄くいい仕事をしているのです。



ズバリ、名曲ですよ。
これ、無理やりメタルの範疇で括らずに
もうちょっと違う軸で評価したらいいと思うんですよ。
まぁ、その後のメンバーの活動歴も含めてなかなか難しいとは思いつつ。

主な動向をざっくり記すと
本作のみで脱退した歌い手、Bernie Shawは
PRAYING MANTIS絡みでごにょごにょした後URIAH HEEPへ。
後任のRobin McAuleyは後年、Michael Schenkerと組んで有名になりました。
この人の気張った時のダミ声が、僕はちょっと苦手です。

残る演奏陣は全3枚のディスコグラフィにおいて不動でした。
メインソングライターの一人、鍵盤弾きのPhil Lanzonはバンド解散後も
Robin McAuleyを含むメンツでの活動継続を模索したようですが…
夢破れて(?)URIAH HEEPへ加入後、Bernie Shawをリクルートしたのは
間違いなくこの人でしょうね。
因みに両名とも現在に至るまで現役で活動中です。
僕は'80年代以降のHEEPを殆ど聴いていないのでここでは何も書けませんが。

我が国でGRAND PRIXといえばどうしても“Samurai”の話題に終始しがちなところ、
捻くれ者が無理繰り別のアルバムを推してみたかったという話です。
更に白状しておきますと、
僕はRay Russellのジャズはほぼ全く聴いたことありません。
そこそこちゃんと聴いたのはせいぜいRMSくらいで、
ROCK WORKSHOPも一回聴いて
良く分からん、っつって放り投げた記憶が(苦笑)。
結局、Gary MooreがRay RussellとMo Fosterの共作曲である“So Far Away”を
ライブでとりあげたのでその頃('84年辺り)上っ面をちょっと齧っただけなのです。
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