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今日も短め [新譜]

前回茂木由多加からの流れで佐藤ミツルについて…と思っていたのですが
なんだか全然上手く書けませんでした。7月はあまりプログレ方面に触れておらず
ちょっとナニな気がしておりましたところ最後の最後に面白いのが届きました。

Orion / ULTRANOVA / 2017
uno17.jpg


ブラジルの4人組。全曲インストゥルメンタル。
技巧に富んだ派手さはあまり感じられず、
各楽曲の展開もスピード感に乏しくじわじわと攻めてくるスタイル
ですから煌びやかなラテンフュージョンっぽいアレを期待すると
些か肩透かしですが
どの曲も概ね主旋律が叙情的で分かり易いのがとても良いと思いました。
いや、これは思ったよりも全然ロック寄り(非メタル)で、
かなり僕好みの1枚ですぞ。



前列3人のパーカッションはバンドのメンバーではありません。
TRIO MANARIという、南米ルーツミュージックを演奏する人達だそうです。
この曲はアルバムにも収録されていますがバンドの4人のみによる録音なので
映像の演奏とはちょっと印象が違いますね。
それでもバンドの演奏技巧が現在どういうレベルにあって
それぞれがどんなサウンドを好んでいるかの参考にはなると思います。
なにしろ今どきSGでプログレをやろうって心意気は素晴らしいと思うのね、僕は。

本作収録曲の一部は'13年にデジタルでリリースされており
今般アルバムデビューまでの道のりは結構長かったみたいです。
CDは地元のレーベルRock Symphonyと仏MUSEAの共同リリースですが
なんであれ盤になったのは良いことです。

僕は基本的にこういうスペーシー(死語)なサウンドに弱く、
よってこのバンドについては全面的な支持を表明するものであります。
殊にアルバム表題曲は13分半の尺を聴かせる力作で
演歌の如く情の深いメロディが印象的な1曲です。
なんでそっちの映像を貼らないのか?という話もありますが
そりゃ僕の性格が悪いからに決まっとるわね(笑)。

まぁこの先楽しみなバンドであることに間違いはなく。



話はガラッと変わりますがSACRED REICHの“Ignorance”('87)
30周年記念盤なるものが出るらしく、え、もう出てるの?
…んー、良く分かんなくてイライラするわー。
とりあえずamazonでポチりましたが
出荷に要する期間が1~4か月というアバウトさ(苦笑)。
どうもこれはMETALBLADEの欧州(ドイツ)ブランチによる企画らしく、
恐らく弾数は少ないのでしょうねぇ。
いや、しかしそれにしても本国はナニやってんだ!って話ですわな。
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蒸し蒸し大行進…辛い [音楽雑記]

エアコンの効いた部屋で「ハレソラ」を聴きながら
STARDEW VALLEYをやるのがここ数日のお気に入り
…てな訳で。

茂木由多加の“Flight Information”('80)が届きました。
本作収録の「スカイ・ラブ」はNHK-FMの深夜番組「クロスオーバーイレブン」の
放送初期(富山敬が喋っていた頃?)におけるテーマ曲だということですが…
恥ずかしながら僕、これは全然覚えていません。
正直、“Fly Over the Horizon”と津嘉山正種の記憶しかないもの。

しかし想像していたよりも断然面白いアルバムでした。
曲によって器用にベクトルを変える茂木、
その意を汲んで易々と演奏を合わせる佐久間(特にギターが良い)。
しかし岡井大二のドラムがそれら全てをロックに引き戻してしまうのです(笑)。
いや、マジで物凄い剛腕。滅茶苦茶カッコイイ。
この3者のバランスが絶妙で、これは良いアルバムだなぁ。

エグゼクティブプロデューサーのクレジット
渋谷陽一の名前があってちょっとギョっとしましたが、
この頃茂木ってロッキング・オンに原稿書いたりしていたんですね。
なんつーか、時代だよねぇ。

-それにしても。
今年は3月に佐藤ミツルの“Blooming Alone”('82)も再発されていて、
なんか四人囃子関連が妙に充実しているので嬉しいです。

フライトインフォメーション / 茂木由多加 / 1980
フライトインフォメーション

フライトインフォメーション



なんと今日はこれで終わりです。
この1週間、僕としては珍しく外でお酒を呑むことが多く
そうでない日は冒頭に書いた通りゲームばかりやっているので
音盤をほぼ聴いていないのです。
まぁ、たまにはそういうこともあるんですな。

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待望の1枚、漸く到着 [新譜]

たったた、大変です。僕は狼狽しています。

The Sorrows that Refuse to Drown / JESTERS OF DESTINY / 2017


今を遡ること7年と少し。このブログを始めて最初に書いたのは
JESTERS OF DESTINYの“Fun at the Funeral”
('86…'10年5月5日のエントリーには'87と書いていますが
どうやら間違いだったようで、ここに訂正いたします)についてでありました。
恐らく我が国でこの再発CDを持っている人は極少数だろうということで、
しかし僕の大好きなバンドでありますから
ここに書かれるエントリーのベクトルを示すのに
適しているだろうと思ったのです。

そのJESTERS OF DESTINYが新譜をリリースしたと?
えぇ、そんなまさか…と訝りつつ調べてみたら
“Fun at the Funeral”CDを再発したフィンランドのEktro Recordsから
本当に出ているじゃあありませんか。

なななな、なんてこった!
と、震える左手で即ポチし、モノの到着を待つこと暫し。



これは紛うかたなきJESTERS OF DESTINYそのものです。
はい、間違いありません。実に31年振りの2ndアルバムということになります。
Ray Violetの書く曲は相変わらず長閑かつ不穏で
訳の分からないジャンルの跨ぎ方を平然とやってのけるし、
ついでにギターサウンドは常時発振寸前で
油断するとすぐガピー!とか鳴りだすので注意が必要です(笑)。
Bruce Duffの朗々たる(やや調子っ外れの)歌声も往時に退けをとりません。
一言でまとめれば、これは非常に素晴らしいアルバムであると。

しかしこのバンドの新しいアルバムを聴ける日が来るとは
予想だにしていなかったので、なんか素直に喜んでいいのかどうか
戸惑いっ放しの僕であります。
…うーむ、それにつけてもこの正体不明感たるや。
結局この人達は最初の音源リリースが
“Metal Massacre V”('84-'16年7月20日エントリー参照)であったのが
大いなる間違いだったのだと、今更ながらに思ったりします。

本作にLennon / Onoの“Two Minutes Silence”のカバーを収録
(CDのみ、レコードには未収録ってのが妙に面白いよね)
したことについては些か蛇足気味かなぁという感じもしますが、
これは“Ray's Theme II”でアルバムを締める前奏曲として必要だったのだと
好意的に解釈しておきます。
“Ray's Theme II”は前作の終曲“Ray's Theme”の、完全にイカれきった版で、
これを5分近く流すのはちょっと尋常じゃないよなぁ。

実に、極々一部の好事家のみが狂喜する超泡沫な1枚ですが
これが普通に売れてしまう世の中だったりしたら
それはそれで色々おかしい気もしますから、
この世界ってのはまだ結構正常なのかも知れませんねぇ。

-あ、勿論僕は暫くの間本作ばっかり聴きまくることになります。



先日書いたJUNKYARDの2nd“Sixes, Sevens & Nines”('91)が
'13年に再発されておりました。ううう、全然知らなんだ。
なんかボーナストラックがたくさん追加されていたので慌てて注文しました。
これも届いておりまして、なんか僕ってばここ数日アメリカものばかり
聴いているなぁ。

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久々にゲームで寝不足 [泡沫盤]

HIGH ROLLER盤のWARLORD、4タイトルが先日無事に揃いました。
しかしコレ

wlpps.JPG

なんか1枚足りない気がするのだけれど気のせいでしょうか。
“The Hunt for Damien”('15)も出すつもりがあるのかしら?
-あ、LORDIAN GUARDなら要らないですよ僕は。
大体おまけディスクにLORDIAN GUARDの曲(のデモ)一杯入ってるし。



というなんとも言えない微妙な導入から、

Litanies in the Dark / BLACK OATH / 2017
Litanies In The Dark

Litanies In The Dark



モノは去年暮れに出ていたようなので
毎度の半年遅れということになりますが。

このEPはトータルランニングタイムで20分にやや届かず、
正直少し(だいぶ)物足りない感は否めません。
勿論入門用には向かない1枚だと思います。
やはりまずは3rdアルバムの“To Below and Beyond”
('15-'16年10月20日エントリー)からでしょう、このバンドは。

まぁそれはともかく。
'12年から'15年の間に録られた音源のお蔵出しということで
これ4曲しか入っていませんからまずは各曲ざっと書いてみましょうか。

初手は凝った構成の典型的ヨーロピアンドゥームスタイルで、うん、これは良い曲だ。
やはりしっかりとメロディを追って歌えるボーカルの存在は
このバンドの大きな魅力の一つですな。
控え目ながらもちゃんとダブルトラックになっているのが
いかにも様式に拘っている感じで実に素晴らしい。

続いてサンプリングのクワイアとチャーチオルガンを
仰々しくフィーチャーしたインストゥルメンタルは背教的オカルト風味丸出し。
同郷ABYSMAL GRIEFの(恐らくRegen Gravesによる)客演だそうです。

そしてPAGAN ALTERのカバーは
“Reincarnation”と“Highway Cavalier”のメドレー。うーん、渋い。
しかし音響的にはかなりアップグレードされている(特にエコー処理)ので
オリジナルに強く感じられた閉塞感、密閉感はあまりなく
その点で非常に興味深かったです。
だってPAGAN ALTERがちょっと爽やかですらあるというのは
いかにもあり得ない話じゃないですか。

アウトロ的な、こちらもインストゥルメンタルで本EPは幕を閉じますが
せっかく曲が盛り上がってきたところでのフェードアウトは
物凄く消化不良な感じで、これは些かいただけねぇなぁ。

全般には上記の通り最新の録音ではなく
(いずれもメンバーチェンジ以前だと思われます)、
“To Below and Beyond”で爆発した迸るギターを期待すると
やや落胆するかも知れません。全体のイメージとしては1stアルバム
“The Third Aeon”('11-'11年09月28日エントリー)に近いと思います。

…えーと。
巷間はどうあれこのバンドはもはや僕にとっての定番ですから
いちいち書かずにはおれないのです。悪しからずご了承ください。
いいバンドですよ、ホントに。



ここのところ到着待ちのCDが多くてもどかしいです。
あ、なんとかプロバイダがどーしたとか、そういうのはないです。
僕の欲しい盤は発売日が平気で前後するものばかりなので(苦笑)
いつ出たのかすら判然とせず徒に待つパターンが起きやすいという話。
配送予定日なんてずっと昔から当てにしていなかったので
その点は別に、なんで世間は大騒ぎしてんの?って感じです。

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孤独の叫び [音楽雑記]

誰も気にしないようなバンドやアルバムのことで一喜一憂する今日この頃。
うむ、それはアレだ、いつものことでありますな。と、いうことで…



うわーん、これ国内どこにも売ってないじゃないのよぅ!



トルコのPENTAGRAMが結成30周年だそうで
その記念リリースとなるアルバムはその名もズバリ“Akustik”。
iTunesにはありますけれどもぉ、やっぱり盤がいいんだよぉ。
よぉぉおおお、どうすりゃあいいんだよぉコレぇぇえええ!!

んー、恥ずかしながら取り乱してしまった。



ところで、この悪そうなおっさん達 ↓は一体何者でしょう?



ボトムの据わり具合が只者じゃないです。
黙々と吐き出されるルート8分の重量感が物凄い。
そして、やや衰えた感はありつつ現役感に満ち満ちた特徴的な歌声…



なんとまぁお懐かしやのJUNKYARDですと。
しかしいつの間に復活したのよ?と、調べてみましたら
'91年に2nd“Sixes, Sevens & Nines”をリリースして
Geffen Recordsにカットされた後
数年の沈黙を経て'98年には自主制作のCD-Rを2枚、
そして'00年にCleopatraからライブ盤(中身は'89年の演奏らしいです)を
出して本格的に活動を再開したようです。

オリジナルメンバーはボーカルのDave RoachとドラムのPatrick Muzingoしか
残っていないみたいですが、出音の違和感は皆無です。
いやー実に、滅茶苦茶カッコイイじゃんか。
この「聞き分けのない大人感」とでも申しましょうか。

High Water / JUNKYARD / 2017


なにしろ自ら「最高潮」って言ってるんだから、それはもう間違いないでしょ。
そして察しのいい方はお気づきかと思いますが、
先日LAW & ORDERのことを書いていてそこから色々辿っていたら
偶然本作を見つけた次第です。
あっ、って声が出ちゃったよね(笑)。

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