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結局、傑作なんですけどね [新譜]

今年は盆休みが長いので嬉しい僕。しかし冬休みは短いので悲しい僕。
休みの間はできる限りたくさん早朝散歩をしよう。
そしてその後レコ屋へ足を運ぶのだ。
…疲れて昼寝ばかりしてしまう未来がなんとなく見える気もするけど(笑)。



4つ前のエントリーに書いたのが予定よりも早く到着。やったね!

The Northern Sanctuary / WITHERSCAPE /2016


これを褒めるに当たって
それほど言葉数は尽くせないだろうと思っていたのです。
どうせ「傑作」以外大して書くこたぁないだろう、と。

“The New Tomorrow”EP('14)に聴かれた方向性が(3曲のカバーも含めて)
少しくNIGHTINGALEと接近し過ぎた感がありましたから
その反動はあるかも知れない、などと思ってはおりました。
YouTubeに先行して上がった2曲も大筋そうした予想を覆すものではなかったし。
実際アルバム中盤まではしたり顔でふむふむ頷きながら聴いていた僕です。

-しかし。
本作の真の凄さはアルバム終盤に凝縮されておりました。
Dan Swanoは僕の浅はかな予想を嘲笑うかのような手段で
本作を格別の1枚に仕上げてきたのです。
…まさか相方Ragnar Widerbergが独りで書いた曲を採用するなんて
僕は微塵も想像しませんでしたよ。
アルバム中のたった1曲(“God of Ruin”)ではありますが
Dan Swanoの書く曲とは明らかに性格の異なる、
しかしやっぱりみごとな捻くれっぷりで
WITHERSCAPEのレパートリーとして全く違和感がありません。
むむむ、この曲、凄く良いぞ。

慌ててRagnar Widerbergという人について調べ直してみると
去年こんなのを出してるそうで↓



なんだこれは(苦笑)。ソロ、弾かせてもらえてないし。
えーと、これは僕、わざわざ聴かなくてもいいよねぇ。

変なの(?)貼っちゃったから想像し難いかも知れませんが
“God of Ruin”というのは相当凝った構成の曲で
(しかし安易に「プログレ寄り」などと書きたくないのだ僕は)、
こりゃDan Swanoもうかうかしてられないんじゃないかしら?

続くタイトルトラックは14分弱の長尺曲。
めまぐるしいほどに緩急自在の展開は
冗長さなんぞ全く感じさせない白眉の名曲です。

そして聴き手の興奮をなだめるようなピアノオンリーの小曲“Vila i Fried”で
アルバムは幕を閉じますが、この昂揚感たるやそうそう簡単には醒めないよなぁ。

うーん…これはちょっととんでもない1枚ですよ。
なにしろ僕、昨日の晩はこれ繰り返しずーっと聴いちゃってほぼ寝てないもの。
後半怒涛の盛り上がりに至る前も捨て曲は一切ナシ。
各楽曲がそれぞれ明らかに違う表情を見せ(聴かせ)つつ、
しかしながらとっ散らかった印象は皆無。
これを要するに、WITHERSCAPEという名の下で演奏される音楽の
アイデンティティが完全に確立されているってことです。

だけどこれさぁ、どうせまた安易にOPETHとの類似とか、
そういうつまらない比較で語られちゃうんでしょうねぇ。
まぁ別にいいけどね。
ただ、そういうことを言っちゃう人達はOPETHの1st、2ndアルバムを
バンドと共同プロデュースしたのが誰だか知ってんのかしら?って話ですわ。
実際、Mikael AkerfeldtとDan Swanoの両方に対して凄く失礼だと思います。

えーと、なんで怒っているんだ僕は?
大変に僕好みの、物凄く素晴らしいアルバムが出たんだから
ガンガン聴きまくればいいだけじゃないか。

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なんにしてもB級が好き、と [泡沫盤]

'15年9月14日のエントリーに記した…っと、
今見直したらYouTubeのリンク切れてるじゃん(直しておきました)。
あ、えーと、コレ↓のことです。

Crimson Stone / MULTI STORY / 2016
Crimson Stone

Crimson Stone



無事にリリースされたということで、早速買うてきましたよ。
バンドアンサンブルは大変良くこなれているし
録音も思ったより全然ちゃんとしているし、
なにより往時を彷彿とさせる懐かしいアナログシンセの音色が
バンバン飛び出してくるのが嬉しくて、
ぼかぁアルバムを聴きながら終始ニヤニヤしっ放しでした。
いま一つ煮え切らないメロディも実にこのバンドらしく、
これぞB級ポンプの鑑のような1枚(いや、褒めてるんだってば)。
ポンプロックという言葉に思い入れがある聴き手にとっては
辛抱堪らん1枚とうことで間違いないですよコレは。

THIRD QUADRANTとか、ここのところこっち方面のリリースが充実しているので
とても嬉しい僕です。



話変わって、長閑な再発の話。

Stand Up and Be Counted / NIGHTWING / 1983
Stand Up & Be Counted

Stand Up & Be Counted

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Prog Temple
  • 発売日: 2016/08/05
  • メディア: CD


これまた英国産B級ハードロックバンドの3枚目。
NIGHTWINGについてはNUTZ絡みで以前名前を挙げています('14年1月31日)。
'02年の再発盤はZoom Clubのかなり怪しいヤツだったので
今回Prog Templeからのリリースは大変嬉しいことであります。
ズバリ、垢抜けないMAGNUMって感じで悪くないのだ。

で、これの何がのんびりなのか言えば-
Prog Templeは本作に先駆けて2nd“Black Summer”('82)も再発していますが、
そのリリースは2014年…と、うん、これ、ちょっと間が空き過ぎじゃね?
このバンドについて、Gull Label時代のアルバムは
全部再発して欲しい訳ですが(本当は1stも欲しいの)
このペースだと“My Kingdom Come”('84)が'18年、
更に次のライブ“A Night of Mystery - Alive ! Alive !”('85)は
'20年まで出ないってことになっちゃうのかぇ、と。
それはさすがに遅すぎるわー。

本作と次作はボーカルがMax Baconなので
セールス的にもちょっとだけ華がありますから
なるべく間を空けずに出して欲しいのよ。
特に4枚目“My Kingdom Come”ではSteve Hackettの“Cell 151”をカバー、
加えて同作よりシングルカットされた“Night of Mystery”は
そのHackettのプロデュースによるということで、これを要するに
GTR結成に至るひとつの伏線(Max Baconは間にBRONZを挟みましたが)
となった1枚ですから聴きたい人だってそれなりにいる筈でしょう。

取り敢えず“Stand Up and Be Counted”の到着が8月頭ということなので
楽しみに待ちますが、ほんと、その先も是非お願いしたいです。

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以前も似たようなことを書いた気がしますが [泡沫盤]

DIAMOND HEADの新譜はちゃんと国内盤も出るんですね。めでたい
しかし各方面、Sean Harrisを未だ「シーン ハリス」って表記するのは
いい加減止めなさいよ。
Sean Conneryは決して「シーン コネリー」とは言わんでしょ?



なぁんてどうでもいい嫌味を書いていたら…んっ!こっここ、これは!?

Metal Massacre XIV / VARIOUS / 2016
Xiv

Xiv



じゅじゅじゅ、じゅうよんですって?
このシリーズはてっきりX('89)で終わったものと思っていました。
しかも今我が家にあるCDを並べてみたら
IX(正確にはVIIIとIXのカップリング盤)までは見つかったけれど
Xがどこにもないじゃありませんか(泣)。

-情報の少なかった時代、
貧乏学生が未知のバンドのレコードを買うに当たって
「いかにハズレを回避するか?」というのは最重要課題でありました。
そこで重宝したのがレーベルサンプラーのオムニバス盤です。
予めこれに投資することで概ねの目星を付け、然る後バンド単独のアルバムに
手を出すというのが非常に有効な方法だったのです。

で、このレーベルサンプラーには2種類ありまして
ひとつはバンドのデモを寄せ集めて作る「青田刈りスタイル」。
もう一方は既発アルバムからの曲をまとめた「カタログスタイル」。
前者の場合、各バンドの評判を見てからイケそうなバンドだけを
単独デビューさせれば良いので
諸々の費用を抑えられるというのがレコ社側の利点です。
後者は文字通りカタログとしての役割を果たしますから、
聴き手が気に入ったバンドのアルバムを
すぐに購入できるという時間的なメリットがあります。

メタル界隈においてはどうしても“Metal for Muthas”('80)の
商業的成功というのが大きくて、同じ「青田刈りスタイル」で
2匹目のドジョウを夢見るマイナーレーベルが後を絶ちませんでした。
かたや「カタログスタイル」では英MUSIC FOR NATIONSの“Hell”シリーズや
同じ系列、UNDER ONE FLAGの“Speed Kills”シリーズという
優れたサンプラーも存在しましたが、やはり主流にはなりませんでしたねぇ。

で、この“Metal Massacre”シリーズは
米Metal Blade Recordsによる「青田刈りスタイル」のサンプラーです。
競合Shrapnel Recordsから“U.S. Metal”シリーズってのも出ていましたが
僕は専ら「メタルマサカー」ばかり聴いていました。
当時単独で何枚か買った後に、IからVをピクチャーディスクに仕立てた
限定ボックスセット('84)が出たんで大枚はたいて買い直したんだよね。
初期レーベルマークのアイロンプリントと缶バッジがオマケで付いてるの。
metalblade.jpg
↑このデザインね。今見てもこれは超カッコイイと思うんです。
このボックス、まだ実家のレコード棚にある筈です。

その後も上記の通りCDで揃え直したり、
相当しつこく追いかけていたつもりでしたが…だって、
best of mm.jpg
↑こんなのもいちいちちゃんと買ったんですよ、僕。
左は本家アメリカのチョイスによるベスト盤('89)、
そして右が日本独自編集のベスト盤です('98)。
特に右のやつ、ビクターはどういうつもりでコレ出したんでしょうね?
全くもって意味不明の珍盤です。

然るに。
ふと気付けばXIVってのは一体どういうことですか!?
もうねぇ、悔しいからすぐ調べましたけどね。
XI→'91
XII→'95
XIII→'06
ときて、今年漸くXIVが出たんですね。実に10年振りです。
いやー、こりゃ散発過ぎてどうにもならんわい。
慌てて探したところXIIIの新品在庫を見つけたのでXIVと一緒に
即注文しましたが、行方不明のXと見たこともないXI、XIIを
揃えるのはなかなか難易度が高そうです。
程度の良さそうな中古をぼちぼち捜索するしかないんだろうなぁ。

それと、XIIIの収録ラインナップを見て気になったことが。
CELLADORだのTHE BLACK DAHLIA MURDER、
果てはSIX FEET UNDERにBOLT THROWERとくれば
'06年当時既に何枚もアルバムを出しているバンドです。
これはアレ、いつの間にか「カタログスタイル」に
宗旨変えをしたってことなのかしらね?
ちょっとねぇ、気になりますよこれは。

と、まぁ、些か熱くなって勢いでわーっと作文した僕です。
恥ずかしながら、久し振りに“Metal Massacre”という名前に触れて
フガフガと鼻息荒く興奮しちゃったのです。
今現在、この手のレーベルサンプラーが果たす役割ってのは
大して重要ではないのだろうと思いますが、
XIII、XIVが到着したらまぁ、じっくりと聴いてみます。

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そこまで支離滅裂ではない…と思う [音楽雑記]

来年、元日の朝は8時59分60秒があるらしいデスよ。
もしこの「うるう秒」ってやつを人生のうちで86,400回経験すると
同じ時間を生きたとしても暦上では1日寿命が縮むってことになるのかね?
ん、逆か??うーん、よく分かんないな。
来るべき明日が来ないんだから合ってるのか。
まぁ正直どうでもいいけど…などというなげやりな導入。



で、これまた唐突に始まるMARILLION関連の話。
1985年リリースの3枚目“Misplaced Childhood”が英国ロック史上に燦然と輝く
コンセプトアルバムの傑作であることに議論の余地はありませんが、
実は単曲でのヒットを連発した一大コマーシャルアルバムでもありました。
“Kayleigh”(英2位 / 米74位)、“Lavender”(英5位)、
そして“Heart of Lothian”(英28位)。
'80年代の半ばという時代を考えれば相当驚異的な売れ方だったと言えましょう。
これらの曲はコンセプトアルバムからシングルとして切り離すに当たって
アレンジが施され、それぞれ幾つかのバージョンが存在します。

当時の僕は“Lavender”という曲が好き過ぎて
各バージョンの違いを仔細に覚えてしまいました。
それぞれ一長一短あってどれが一番とはなかなか言えませんでしたが、

Yang / FISH / 1995
Yang

Yang



オリジナルから10年を経てこのアルバムに決定版が収録されました。
MARILLIONというバンドではなくFishのソロとしてではありますが、
“Lavender”に限らずMARILLIONの曲を幾つか録り直しています。
歌い手、作詞者としての明快な解釈によって再構築されているので
どれも説得力のあるセルフカバーに仕上がっています。

本曲については元々同一のテーマメロディを持つ
“Lavender”と“Blue Angel”を繋げて1つの曲としたことで
楽曲(歌詞)の物語性が飛躍的に高まり
単曲としての完成度は抜群の域に達したと思います。



えーと、以下、「時をかける少女」の話になるのですが。
いやー、だって「ラベンダー」っつったら
当然芳山和子の名前を連想せざるを得ないでしょう(笑)。
僕の世代で「時をかける少女」と言えば圧倒的に原田知世な訳ですが、
残念ながら僕は原田知世も大林宣彦も全然好きじゃないのです。
だから結局中学生の頃に読んだ筒井康隆の原作小説以外は
どれも良く知らないんですよね、実は。

しかしながら派生作を含めて今に至るまで
これだけ何度もリメイクされているSFジュブナイル(今はあまり使わない言葉みたいね)
というのは我が国において異例中の異例であり、
それだけ普遍的な魅力を備えたお話だってことですよね。
んー、やっぱり筒井って凄いんだなぁ。

…え、今NTVでやっているドラマは主人公の名前が芳山和子じゃないですと!?
なんというか、つまらないことをするもんですねぇ…。



と、実に独りごちな感じで。
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それでも一応アップいたします [音楽雑記]

The Northern Sanctuary / WITHERSCAPE /2016
The Northern Sanctuary

The Northern Sanctuary



ここ数年、どうやらDan SwanoはこのWITHERSCAPEでの活動を
メインと考えているようですな。
'13年リリースのデビューアルバム('13年8月13日エントリー)、
'14年のEPに続く2枚目のフルアルバムが今月の終わりに出るってんで
そんなもん買うに決まっとるわいな。



もうね、なんの文句もありませぬ。
紛うかたなきメタルミュージックでありながら
いかにもDan Swanoらしい(叙情的な)メロディも絶対に捨てない。
「吠える」と「歌う」の絶妙なバランス配分は
長くこういう音楽に関わってきたからこそ、って感じだよなぁ。

このプロジェクトの独自性というのは、実は物凄い懐古趣味にあると考えます。
つまり北欧メロディックデスメタルが一番輝いていた頃('90年代)のサウンド
更に遡った'70年代、'80年代のスタイルで再構築しているのがWITHERSCAPEであると。
デビュー作はまだそこまで自覚的ではなかった感じですが、
'14年のEP“The New Tomorrow”でサクッと確立しちゃいましたよね。

この「ポジティブな後ろ向き感」は概ねDan Swanoの諸作に共通するものであり、
そこを読み違えるとこの人の音楽は途端に評価が難しくなると思います。

まぁなにしろ我が家への到着がとても待ち遠しい1枚です。
なんとか8月初頭には届いて欲しいなぁ。



-話変わって。
週末の休みになぜかG-FORCE('80)が突然聴きたくなったのです。
G-FORCEといえば勿論Gary Mooreのアレですね。
なんか意味不明な、ニューウェイブっぽい(?)ジャケットでお洒落感を演出するも
中身はほぼオールドウェイブの権化で、一部楽曲のリズムにそれなりの工夫を施すも
結局最後は弾き捲るギターが全てを持っていくという、
その辺の不器用さが逆にちょっと凄いアルバムです。
翻って同時期にソロアルバムを出した
Phil Lynottの器用さばかりが際立っちゃったという皮肉。
ついでに言うと、Willie Deeという歌い手は果たしてこのバンドに必要だったのか?
全部Gary Mooreが歌うということでなーんも問題はなかったんじゃないか??

えーと、僕はこのアルバムの
“I Look at You”とか“You Kissed Me Sweetly”に
聴かれるオケストリングスのアレンジが好きなのです。
全体的にそこそこ予算を掛けた録音であると推測され、然るに
いやー、ライブやってみたらこいつら思いの外演奏下手でやんのw
っつってバンドを即解散されたら、
そりゃJet Records(Don Arden)が怒るのも無理ないわな。

G-Force / G-FORCE / 1980
g force.jpg


しかしこの、コンプの掛け過ぎでベシャっと音が潰れてしまった
最悪のリマスターはいい加減どうにかなんねぇもんかなビクターさん?
っつーか、おい!今現在生きている品番ないのかよ!?酷いなー。



…お察しの通り、
WITHERSCAPEについてもうちょっと書けるかと思ったらそうでもなかったので
無理やりG-FORCEの話をくっつけたというのが真相です。
ホントすみませんねぇ。

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再発しないかな? たぶん「その9」とかそのくらい [音楽雑記]

散発のシリーズ作文としては、それでも一番続いている気がします。

Katmandu / KATMANDU / 1991
katmandu.jpg


もうね、うちにあるCDはボロボロですよ、ボロボロ。
これ、今どきレコード盤で出したら結構売れるんじゃないかしらん?
SMEがこういうパッとしなかった自社タイトルに目を向けるとも思えませんが
どこか再発専門レーベルが単発でぶっこ抜いたりしてくれないかなぁ。

録音自体は相当に良い盤なので
リマスタリング1発で物凄い音が聴こえてくると思います。
…と、録音云々でちょっとクレジットを見てみたら
John PurdellとDuane Baronの共同プロデュースですと。
ん?それで'91年ってことはOzzyの“No More Tears”と完全に被ってるじゃん。
なんか、事務所的なバーターとかあったのかな?
これはしかし、バンドにとってはラッキーだったのではないかと思います。
キチンと手間暇(とお金)の掛かったアウトプットってやっぱりいいものですよ。

因みにJohn Purdellって'03年に亡くなっていたんですね。
寡聞にして存じ上げませんでした。合掌。

FASTWAYを出奔したDave Kingと、Steve Howeの後釜としてASIAに加入するも
いまいち花開かなかったMandy Mayerが組んだバンド…と
僕の知る方面からだとこういう説明になりますが
ここのリズムセクションって(僕が良く知らないだけで)その筋的には
ちょっと面白い人達なのかも知れません。
ベースのCaine Carruthersはカリフォルニアのモッドリバイバルバンド
THE UNTOUCHABLESの出身、
そしてドラマーのMike Alonsoは後にPercussion Worldと名乗って
ELECTRIC SIXで局地的な人気を得ています。
ここに貼るのは止めておきますが、
“Radio Ga Ga”の実にアレなビデオは僕も知ってるよ(苦笑)。

いやーこれ、面子のおかしさだけでも充分再発に値するんじゃね?

因みにDave Kingは今



こういうことになっているそうで、へぇ、フジロックに来たりとかしてるのか。
これも僕が積極的にアプローチする種類の音楽ではありませんが、
ずっと現役で、ちゃんとした評価を得ているというのはなんだか嬉しいものですね。
しかしコレがアメリカの西海岸で結成されたというのは、
なんかもう性質の悪い冗談としか思えませんな(笑)。

-で、だ。
巷間グランジの嵐が吹き荒れ、メタル界隈においても「モダヘビ」なる
訳の分からないサブジャンルが席巻しつつあった時代に
ベッタベタのハードロックをやり倒したアルバム
という認識は基本間違いではないものの、
上記した演奏者達の出自や現在に鑑みると
各楽曲のディテールに結構そうした要素が垣間見える(聴こえる)のです。
ブルースという共通項を軸にして
それぞれの得意分野へ他の奏者を引っ張っていく感じが実に面白いんだよね。
ついていく側もサラッと器用に合わせつつ
それでも決して譲らない一線はきっちりキープするという、
なんとも職人肌なミュージシャンシップのせめぎあい。

こういうアルバムがカタログ落ちしてるってのはとても不幸だと思うんですよ僕は。
中古盤の投げ売りコーナーで簡単に手に入るとかそういうことでもなくてさ、
要するに新しい、キレイな盤が欲しいのよ。



文字量はそこまで多くないながら久々にちゃんと書けたかも。
固有名詞を羅列しただけ、って気もするけど。
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やはり無理やり感は拭えず [音楽雑記]

先週末は夏風邪がみごとにぶり返すという情けない体たらく。
喉が痛いのはマジで辛いんだってばさー。
抗生物質の種類を変えてもらって、
これでなんとか完治に向かってくれればいいのだけれど…。

えーと、引き続きたいして書きたいことはなく、どうしたもんかねこれは。
ここのblogを始めるにあたって唯一決めた禁忌は
「時事について意見すること」
でありまして、これは泡沫者たる僕の細やかなる矜持でありますから
そういう話題でお茶を濁すこともでけませんのよ。





基本間違いの起こり得ないバンドではありますが、
いやいやいや、こりゃあ期待大ですぞよ。

'12年9月19日のエントリーで2ndアルバムを褒めまくりましたが、
'14年春にリリースされた3枚目の“Under Siege”については書きませんでした。
実際、いいアルバムですよ。全然嫌いじゃないです。むしろ好きです。
しかし妙にサウンドプロダクションが良過ぎたのと、
楽曲のテンポも全体的に少しくアップ気味で
これは逆にちょっと聴き易過ぎるんじゃないか?
と、僕の中の天邪鬼が作文することを拒んだのでした。酷い(笑)。

然るに上掲新曲に聴かれるシケシケなサウンド(勿論褒めている)たるや。
やっぱりこのバンドの真骨頂ったらこれでしょう。
バンドとしての佇まいも堂に入った感じで、絵面としてもやたらとカッコイイんだよな。

Welcome to the Graveyard / CASTLE / 2016


再来週の頭くらいには届くかしら。実に楽しみだねどうも。



あとはねぇ…あ!コレはどうだ?

Economic Dancers / BAND OF SPICE / 2015
Economic Dancers

Economic Dancers

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Scarlet Records
  • 発売日: 2015/04/14
  • メディア: CD


毎度毎回のことながら、これ出てるのに1年以上気付かなかったという(苦笑)。
BAND OF SPICE名義では2枚目のアルバムとなりますね。



どうやら↑がリーダートラックらしく
これだけ聴いてりゃ豪放磊落、いつものSpiceって感じです。
ただ、アルバム全体としてはもうちょっとメロウな雰囲気が支配的で、
うん、僕はそういう大人びた感じも嫌いではないぞ。

なんにせよ真っ当なロックを愚直にやり続けるってのは、
今の世の中にあってなかなか尊いことだと思うのです。
こういうバンドのアルバムは(たとえリリースから間が空いたとしても)
ちゃんと買い続けたいものです。



うん、まぁでも、前回の作文よりはちょっとだけマシかも。
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