So-net無料ブログ作成
検索選択

やけに英国産が豊作の春 [新譜]

特に前者はPaul Menelと立て続けに出たなぁって感じですが、
前作もリリース時期はほぼ被っていたので
まぁそういうサイクルだってことなんでしょう。

Honey on the Razors Edge / ALAN REED / 2017
arhotre.jpg


これ…かなり凄いです。
いやー、ここまで絢爛豪華なサウンドを突き詰めてくるとは。
おおおぅ、ポンプロックでなにが悪い!?
的な開き直りが徹頭徹尾貫かれていて大変小気味の良いアルバムです。
各曲はコンパクトでそれ程の尺はないものの
それぞれアレンジが良く練られていて全体的に音の密度は非常に高い印象。

しかしよくよく考えてみればこの人のやってきた音楽は
PALLASの“The Wedge”('86)以降常にその延長線上にあって
そこから外れたことは一度もないと、(ちょっと乱暴ながら)僕はそう思うのです。
で、本作もまさしくその系譜を継いで非常に完成度の高い1枚に仕上がっています。

そしてこのアルバム、地味に豪華な面子を迎えて録音されていますが
2曲目“Razor”でハーモニカを吹いたSteve Hackettよりも、
Leodeを持ち込んで独特の音色を響かせたLAZULIのClaude Leonettiよりも
前作に引き続き全編で鍵盤を弾いたMike Stobbieの貢献度が高いと思います。
Alan Reedの目指すポンプサウンドをアウトプットするに当たって
Mike Stobbieの果たす役割は相当大きいのではないかと。
共にPALLASを出奔した2人ですが、正直今のPALLASよりこっちの方が良い気がします。
しかし6曲目“The Covenanter”の最後にちょろっと弾いたピアノのフレーズは
ほくそ笑んで聴けば良いのかどうなのか…ちょっと悩むところであります。
毎度面倒なので不親切にも何のフレーズかは説明しませんが、
やっぱりイギリス人のシニカルなアレだと思っておけばいいのかなぁ。


※流血します。苦手な方は閲覧ご注意を。

んー、ビデオ作るならこの曲じゃなくてもいい気がするけど
やっぱり客演に気を遣ったってことなのでしょうかねぇ。

いやこれはしかし、いずれにしても必聴作ではあるね。



Tardigrades Will Inherit the Earth / THE MUTE GODS / 2017
tmgtwite.jpg


デビュー作から1年、実に順調なペースでリリースされた2枚目。
これはどうやらパーマネントなバンドとしてやっていくと、
そういうことでいいのかしらん?

ともかくこれを聴いて僕は確信した訳ですよ。
ズバリ、このバンドの肝はNick Beggsのボーカルであると。
インストゥルメントの演奏は相当ハードなことをやっていたりするのだけれど、
それをオブラートで包むが如く印象を和らげて
ポップ方向にじわりと寄せる効果はことの他大きく、
それがバンドの特徴になっていると思います。



うーん、柔らかい声に比してベースの出音は随分と硬質ですな。
元KAJAGOOGOOだって言われても俄かには信じがたいくらい。
そもそもこっちでは全くンペンぺやらないしね。
あー、そういえばKAJAGOOGOOってギターもベースも
何故かKramerのアルミネックを弾いてたなぁ…などとどうでもいい思い出話を交えつつ。

前作に引き続きデジパック盤は1曲多く収録されているんですって。



加えてTHIS WINTER MACHINEもMOSTLY AUTUMNも
良かったですよ(このぞんざいなまとめ方w)、ってことで今日のタイトル。
コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。