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イタリアものを2枚 [新譜]

Journey Through Mine / SUBMARINE SILENCE / 2016
submarine silence.jpg

3枚目。前作からのインターバルで言えば
下手すりゃMOONGARDENよりも順調な創作ペースなのではないかと。
まぁもう、インストゥルメントについてはほぼ言うことはありません。
と て も 良 い としか。
…しかしですね。
今作の歌い手、この人が非常に珍なる味を出していて
それがちょっと面白いんですね。



お分かりいただけますかね?
場面によって声色と節回しが物凄くDave Lee Rothっぽいのよ、この人。
なので、なんかVAN HALENがプログレやってるみたいで
聴いていてちょっと混乱してしまうのです。
3曲目“Swirling Contour”のダブルボーカルとか、
コレわざとやってんじゃないのか?
と思うくらいDave Lee Rothそのまんまです。
しかしこの妙な感じ、実に嫌いではないぞ。

ただ、僕はSUBMARINE SILENCEについては
1枚目のセルフタイトル('02)がやっぱり一番好きかなぁ。
巷間では全編インストゥルメンタルであることが弱点とされているようですが、
いやぁ、あれはフルインストだったからこそ良かったと思うんですよ。

-えーと。
いずれにせよこの手を嗜好される方にとっては間違いのない1枚です。



Warm Spaced Blue / INGRANAGGI DELLA VALLE / 2016
ingranaggi della valle.jpg

'13年デビュー作に続く2枚目。
ここ最近聴いた中ではこれが抜群、圧倒的に良かったです。
基本は技巧に優れたジャズロックでありますが
静かなパートを支配する不穏さはまるでGOBLINのようでありますし、
パッと弾けた時の躍動感はやはりARTI & MESTIERI辺りを彷彿とさせます。
更にはPIERROT LUNAIREの前衛的な幻想性や、MUSEO張りに暴力的な重さもあって
さながら古今イタリアンプログレの
おいしい部分を全部混ぜちゃったような感じですかね。
しかもそれらが食い合わせの悪さを引き起こすことなく
スッキリと成立している辺り、こやつら実に、只者ではないぞ。



さすがに上掲映像のように一発録りをしたということはありますまいが、
ちゃんとスタジオで録音したであろうことが分かる空気感も嬉しいところです。
かように良い音響が演奏のダイナミクスを一段上に引き上げている点も
本作の素晴らしいところだと言えましょう。

そして、山本恭司以外の人がE-Bowを使って演奏しているのを見るのは、
もしかしたら僕は初めてかもしれない。
いやぁなんというか、随分渋いデバイスを使うもんだねぇ。

なにしろこういう演奏を聴かせてくれる若いバンドは素直に応援したくなります。
そしてあわよくば生演奏を見てみたいよな。
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