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ここのところどうにも不機嫌 [音楽雑記]

Ediie Clarkeの訃報に触れて前回エントリーを無理からアップした訳ですが
正直まだ身体が本調子とは言い難く(ふと咳が出る→暫く止まらない)、
CD屋にもちゃんと足を運べていないので碌に書くことが無い今日この頃。
もう新年明けて2週間も経ってるのに…。

で、週末はなんとなくずっとTony Macalpineを
聴いていました(頭2枚+Project Driver)。
整合性のある編曲と説得力のあるメロディ。聴いていて実に楽しい。
その後IMPELLITTERIへ行こうかと思いましたが
いや、それはやっぱりなんか違うわと思い直したりして。
今さらながら、僕はRob Rockの声があんまり好きじゃないみたいです。



Are You Sitting Comfortably? / IQ / 1989
Are You Sitting Comfortably

Are You Sitting Comfortably

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Inside Out Germany
  • 発売日: 1999/05/25
  • メディア: CD


で、何故かIQです。
Paul Menelがボーカルを務めた2枚のうちの、これは後の方です。
先日「MCA期のVOI VODが…」なんて書いた後、
ふと“Angel Rat”('91)を聴きたくなりました。
で、あー、このアルバムはTerry Brownのプロデュースだったよねぇ…
なんて思い出して、その流れで本作に辿り着いたという訳です。

IQとTerry Brownというのはかなり意外な取り合わせでありますが
聴いていて特段の違和感はありません。
大変にナチュラルかつオーソドックスな録音で
当時としてはやや古臭い印象もありましたが
今になってみれば全然、これが普通だよね。

オリジナルはVertigoのサブレーベル、SQUAWK Recordsからのリリースでした。
このSQUAWKを興したのはCliff BurnsteinとPeter Menschであります。
はい、METALLICAのマネージメントでお馴染み、Q Primeの祖となった2人です。
大成功したエージェント業とは違って
レーベルとしては大した実績を上げることは出来ませんでしたな。
-あぁ、そう言えばTony Macalpineの2nd(“Maximum Security”-'87)も
SQUAWKだったっけか。

なんでIQがアメリカのレーベルと契約出来たのかは全くの謎で、
ちょっと興味のあるところではあります。

中身は前作“Nomzamo”('87)の延長上に作られたアルバムであることに
間違いなく、各楽曲はコンパクトにまとめつつも
プログレ、ポンプの由来を隠さないスタイルは実に清々しい。
ほんと、Michael Holmesという名ギタリストの過小評価は
なんとかならんもんでしょうかねぇ。

勿論IQで最初に聴くべきアルバムは他にありますけれども
(やっぱり“The Wake”-'85でしょうかね)、
この辺りのタイトルも大変味わい深いので大切にしていきたいものです。

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そして誰も居なくなった [故人を悼む]

以前ここに書きましたが、かなり前のことなのでもう一度書いておきます。
虎は死んでも皮のこす、ミュージシャンは死んでもレコードがのこる。
という名言を吐いたのは「マカロニほうれん荘」の金藤日陽であります。
このキャラクターがマツコデラックスに及ぼした影響は
決して少なくないと僕は思っているのですが、
誰も聞いてくれないので確かめようがありません。



Classic Albums:Ace of Spades / MOTORHEAD
クラシック・アルバムズ:エース・オブ・スペーズ [DVD]

クラシック・アルバムズ:エース・オブ・スペーズ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックアンドビジュアルズ
  • 発売日: 2012/09/12
  • メディア: DVD


この傑作ドキュメンタリーの中でEdiie Clarkeは
“Ace of Spades”という曲について
ロックのスタンダード。子供の頃に憧れつつも決して思いつかなかった曲を書けた。
ロックで大金を稼いだ奴は大勢いるが俺は“Ace of Spades”の方を取る。
俺が死んでも永遠に残る曲だから。
と語っています。

…なんてカッコイイんだろう。



あー、FASTWAYがLOUDPARKに来たのって、もう11年も前('07年)だったのか。



Dave KingじゃなきゃFASTWAYじゃねぇ!とか、コメント欄は散々ですが(苦笑)。
ドラムもヨレヨレだしね。でも、僕はコレを生で見たことを一生自慢すると思います。
あと、Toby Jepsonの名誉の為に書き添えておきますと、スタジオ盤は最高ですから。



“Trick or Treat”('86)を含めて、
CBS Columbia期のアルバムを紙ジャケで出すとかしないかなぁ…。



キャリアに比してスタジオレコーディング作は思いの外少ない人です。
客演もそれほど多くありません。



最終的にこっちに向かったのは、この世代のギタリストの宿命であったのでしょう。



-故人の冥福を祈って、合掌。
…やっぱりさぁ、冬ってのは生き物にとって危ない季節だよね。
ちょっと気を抜くとすぐ命を奪いに来るもの。





閑話休題。
Universalのメタル¥1,000-再発(3月14日)65タイトルは玉石混交ながら
MCA期のVOI VOD 3枚とARMORED SAINTの“Raising Fear”((87)が
含まれているのが大変嬉しく、
しかしこの辺のタイトルは全くリマスターされていない模様。

あー、それから従前紙ジャケで再発したタイトルは僕なら全部外します。
替わりにMCAならAXEの“Living on the Edge”('80)や
HANOVERの“Hungry Eyes”('85)、
そしてDon Aireyの“K2”('88)は絶対リストに載せるでしょう。
個人的には全くいらないけれどPRETTY BOY FLOYDとか
LILLIAN AXEを出したら喜ぶ人だって少なからず居る筈です。

要するに、他にも弾はたくさんあるのだから
Sammy Hagerばかりそんなに何度も出し直さなくてもいいんでないかい?
という老婆心で、ハイ、申し訳ありませんねぇ。

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なんともはや [徒然な話]

いやいやいやいや、なんとも酷い正月でした。
寝てましたよ、えぇ。ただただひたすらに寝てました。
元日の朝は寝過ぎで頭痛くなっちゃったもの。
2日になって漸く熱も退き、今は治りかけの(不意に出る)咳が辛いです。
しかし過去、こんな正月の過ごし方は記憶にないので
恐らく初めてだったのだろうと思いますが、気持ち的に凹むねこりゃ。

実家にも帰れず、盤屋にも赴けず。
さりとて自室でゲームをするわけでもなし、
TVやDVDを観るわけでもなし。
まさに虚無ってやつだ。も二度と御免こうむりたいものです。

このストレスはいち早く発散しないと良くないと思われ、
この週末に期するところ大の僕であります。



一生鍵命 / 難波弘之 / 2016
一生鍵命

一生鍵命

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2016/09/07
  • メディア: CD


熱にうかされつつ聴いていたのは何故かこのアルバムでした。
僕これ、何も書いてなかったんですね。凄くいいアルバムなのに。
なんかどこか気に入らなかったのかな?良く覚えていないけど…
あー、なんとなく思い出してきたけれど難波本人とは全く関係ない話でした。

あれやこれや色々とやっている人ですが
そのどれもこれもが音楽であることに違いは無く、
それで40年間食ってきたというのは物凄く幸せなことなんじゃないかと。
無責任に言うのは失礼なのかも知れませんが、とても羨ましい人生だなぁ。



えー、そんなわけで今年もやっていきます。
まずは健康第一(笑)!

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風邪引いちゃったよぅ [挨拶]

なんでだー!最悪!!
明日の実家行きは最悪荷物(蕎麦とか)を置いてトンボ帰りもありうる。
ぐぬぬ、今日は新宿辺りで納めるつもりだったのに…。



Resolution Defiance / SLANDER / 2017
sldrd.jpg



んー、我ながら偉いもんで
こういうの見つけてもあんまり驚かなくなってきましたよね、いい加減(笑)。
このバンドの場合は'11年の1stアルバム再発時に追加されたボーナス盤で
再録音と新曲を披露しておりましたから
復活したの!?っていうインパクトはやや薄かったしね。

'91年デビューでありますから狭義にはNWOBHMとは言い難く、
しかしMARSHALL LAWの1stリリースが'89年ということに鑑みれば
まぁこれもNWOBHMってことでいいんじゃないかと思う今日この頃。
歳取ると細かいことは段々どうでもよくなってきちゃうのです。
然るに変なところの拘りは全然捨てきれなかったりして、
ホント、面倒臭くてごめんね(苦笑)。

-で、アルバム冒頭、
導入の短いインストゥルメンタルがちょっとそのMARSHALL LAWっぽくて
おおお!ってなります。このイントロだけで及第点です。
その後は全編典型的なオールドスクールサウンドが垂れ流されますが、
それこそ聴き手がこのバンドに求めるド真ん中でありますから
文句なんぞつけようもなく。



こういうの聴いてるとなんか安心するのだ。




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2017年のこと [音楽雑記]

思いついたところをぬるっとだらだら書きまする。



プログレ方面、
今年買ったデカイ箱はUK、NOVALIS、VANGELIS、BRUFORDの4つでした。
どれも箱の大きさが違うので、本当にもう、なんというか。
特にUK国内仕様のお値段がバカみたいに高額だったのは
とても印象的でしたねぇ。

直近のBRUFORDについては目玉と思われた4thアルバム用セッションデモが
細切れの寄せ集めでちょっとがっかり。
それなりに出来上がっている感があって
もう少し長く聴きたい曲も幾つかあるのですが、
概ねフェードアウトしてしまうので物足りないんだよね。

そして毎度思うのですが、
この手の装丁とアセンブリーは日本とドイツのもの以外は信用ならないよなぁ。



新譜と再発について、
'80年代に活躍した(ポンプロックの)ミュージシャンによる
新作が集中した今年前半の充実度はかなり高かったと思います。
Paul MenelもAlan Reedも大層素晴らしかったです。
また通年、新しいバンドの2枚目、3枚目が大きく花開いた年でもありました。

しかしながら今年最も衝撃的だったのはやはりJESTERS OF DESTINYの、
31年振りにリリースされた2ndアルバムでしょう。
こればっかりは誰がなんと言おうと譲れませぬ。
夏場はこればっかり繰り返して随分聴きましたなー。

メタルは相変わらずほぼほぼ再発メインで、
あー、ここには書きませんでしたがHITTMANのリマスターとか。
ジャケットを新たに描き直したのはいただけなかったけれど、
うん、あれは嬉しい再発でした。



後はねぇ、この1年自分でも驚くほどにMOTORHEADを聴いていた気がします。
特に“Overnight Sensation”('96)以降のアルバムを
今さらながらに聴き込んでいました。どれもこれもいいアルバムばかりで。



ついでにこれも ↓買っちゃったw

lemmy ri statue.jpg

震えるほどにカッコイイ。

そして来年は ↓から始める感じですかね。







今年は時事的に色々あった1年で、
僕も思うところが無い訳ではなかったのですが
取り敢えずそういうことは全部振り切って音楽を聴いてゲームやっていました。
無責任の誹りは甘受いたします。
だってもう、今さら姿勢は変えらんねぇもの。
来年も世の中のことはそしらぬ振りで、聴いて聴いて聴きまくる所存です。
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師走の雑談 [音楽雑記]

■なんてぇこった



まさかの突然死。これはなぁ…非常に残念です。
新しいソロアルバムの録音中だったそうで、さぞ本人も無念だったかと。
-故人の冥福を祈って、合掌。



■国内盤

前回エントリーで今年のSAMOSON再発についてまとめましたが
年明け2月にWasabi Recordsが初期3枚を紙ジャケで出すってさ。
新規にリマスターをするようで、そりゃあ買わにゃしょうがあんめぇ。



■不思議な人

で、ホラ、初期SAMSONってことでなんとなく
“Riding with the Angels”が脳内再生されたのですが
これ、元々はRuss Ballardの曲です。
他にもRAINBOWのアレやソレとか、知らず知らずのうちに
皆Russ Ballardの曲を聴いていたりしますよね。
URIAH HEEPの“On the Rebound”とか…いや、コレは知らないか(苦笑)。
“Abominog”('82)はジャケが恐ろしく酷いけれど良いアルバムですよ?
いや、「魔界再来」って邦題も大概酷いわな。

えーと、それでですね。
それらの曲はカバーされた方が概ねオリジナルよりカッコイイという
なんとも言えない事実がありまして、
あー、大体僕はRuss Ballardのアルバム1枚も持ってないや。
ARGENTも1stしかないし、そんなに積極的に聴くアルバムじゃないもんな。

稀有なメロディメーカーでありながら
自らの活動はいまいちパッとしないという、実に不思議な人だよな。



■聴き応えアリ

Sicher / SICHER / 1981
sicsich.jpg


この手の私家盤は大抵ハズレと相場が決まっているのですけれど
これはなかなか面白くて、ちょっと得した気分になりました。
スイスの7人組だそうで基本的には(当時としても)やや時代遅れの
シンフォニックロックをやっています。

2人いる鍵盤奏者の片割れがサックスを吹いたり
チープなアナログシンセのフレーズが
ニューウェイブ(プロトポンプ)っぽかったり、
場面場面では些かとっ散らかったところもありつつ
全体的には訥々としたフルートと丁寧なギタープレイがリードする
泣きの効いたアレです。

しかしよりにもよってBachの“Toccata”はどうなの?
-と、これが実にオーソドックスなプログレって感じのアレンジで
全然良かったです。

こんな珍盤を出したのは…やっぱりPaisley Pressでした。





■ドン勝

gp1712.jpg

2戦目にして堂々の初勝利。
その実は殆ど安全地帯を目指して走っていただけで
最後はたまたま隠れていた場所が良かったのです。
しかしそれでも勝ちは勝ちだもんね。
当然の如くその後振るわないのはお約束であります(笑)。
現状はマッチングも申し分なく、
なによりコンシュマー機でそれなりに遊べるってのが嬉しいじゃないですか。
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これも一つの振り返り [音楽雑記]

Mr.Rock and Roll Live 1981-2000 / SAMSON
Mr Rock & Roll: Live 1981

Mr Rock & Roll: Live 1981

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Cherry Red
  • 発売日: 2017/12/01
  • メディア: CD


全くもって、2017年はSAMSON再発で明け
SAMSON再発に暮れた1年であったと言って過言ではありますまい。



ざっと一覧にしておきますと

“Survivors”('79)-1stアルバム
“Shock Tactics”('81)-3rdアルバム
“Live At Reading '81”('90)-Bruce Bruceが歌う最後のライブ記録
この3タイトルがそれぞれ単体でDissonance Productionsから。

“Before the Storm”('82)-4thアルバム
“Don't Get Mad Get Even”('84)-5thアルバム
“Rarities” -シングルの編集盤 ボックスセットのボーナスディスク
上記がCaroline Recordsから“The Polydor Years”と題した3枚組で。

“Joint Forces”('86)-元々Paul Samsonのソロ名義でリリースされたアルバム
“1988”('93)-'80年代末期頃の活動をまとめた編集盤
“Samson”('93)-SAMSON名義では最後のスタジオアルバム
この3タイトルは Hear No Evil RecordingsがCD2枚に詰め込んで
“Joint Forces 1986-1993”として再発しました。



そして今般の4枚組ボックスはやはりHear No Evil Recordingsから。
概ね'80年代中頃以降のPaul Samsonを俯瞰するライブ盤のセットです。

“Thank You and Goodnight...Live”('85)
バンドが最初の解散を表明した際の演奏記録。
ボーカルは勿論Nicky Moore。

“Live at the Marquee”('94)
PAUL SAMSON'S EMPIRE名義で '86年に行われたライブの発掘盤。
これのメンツがかなり渋くてドラムがMark Brabbs、
そしてベースはKevin Riddlesと来たもんだ。
加えてボーカルのSam BlueはAXIS(レコーディング作は無し)から流れてきて
後にULTRAVOX(レコーディング作は無しw)へ加入するという誠にアレな人で、
泡沫NWOBHMファンには堪らない1枚であると思います。

オマケのスタジオ曲(3曲)は後に再録音されたものが“1988”にも
収録されていますが、ボーカル、演奏共にこっちの方がイイですね。
ライブの方はかなりアレですけれども。

“The Blues Nights(Slight Return)1981-1997 ?”(リリース年不詳)
タイトルには1981とありますが同年のライブは1曲だけで
他はほぼ全て'90年代の演奏です。
中身はブルースというかブルースロックというか…
えーと、要するにジミヘンやらPeter Greenやら、その辺のカバーです。
もっと本格的なドロドロのブルースかと思っていたのでこれは肩透かしでした。
正直聴くべきところはあんまりありません。

“Live in London 2000 ”('00)
前年、日比谷野音で行われた「メタル・クルセイド'99」に
Paul Samson、Chris Aylmer、Thunderstickのトリオで出演したことを
切っ掛けとしてSAMSONは本格的な復帰を模索しました。
そしてNicky Mooreが加わって録音されたライブが本作です。
バンドはその後スタジオ録音(の準備)を開始していたようですが
'02年にPaul Samsonが癌で亡くなってしまい…
実に、実に諸行無常の結末だよな。



毎度、今さらSAMSONについて書いたところで詮方ないとは分かっていつつ、
こんなに続けてバンバン再発されちゃったらねぇ。

ついでだから記しておきますが、2ndアルバムの“Head On”('80)は
'12年にLemon Recordingsが再発したExpanded Editionが現状まだ生きています。
拡大版とは言いつつボーナストラックが2曲増えただけですが、
リマスターされているのが大きいです。

後はスタジオ盤の“Refugee”('90)と
ラジオ放送用音源の編集盤“The BBC Sessions”('97)、
そしてバンド再始動後のデモを寄せ集めた
“P.S. ...”('06-Paul Samson名義)辺りが再発されれば完璧です。



ふと思いついてこのブログの検索ボックスに
「samson」って入れてみたら11件のエントリーがヒットしました。
我ながらちょっと多すぎる気がします(苦笑)。

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本気で寒くなってきました [新譜]

Colours / LEE ABRAHAM / 2017
Colours

Colours

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Imports
  • 発売日: 2017/12/01
  • メディア: CD


アルバムはそこそこの数出していますがいま一つ花開かない感じの人で、
なんかちょっと気の毒です。いい曲書くのにね。
がっつりプログレというよりは
英国式哀愁歌モノ路線が基本なのでアピールが弱いのかなぁ。



一応メロトロンとか使ったりもするのですけどね。

過去作と同様複数の歌い手を迎えての録音ですが
本作ではWILD LIFEやFMでお馴染み(?)、
Steve Overlandの客演が一つのハイライトでありましょう。

で、そのSteve Overlandが歌う“Always Yours”(アルバム3曲目に収録)を
聴いている最中、なんとなく僕は分かっちゃったのです。
あー、Lee Abrahamってきっと
MIKE + MECHANICSみたいな方向に行きたいんだなぁ、と。
この人の作る音楽は地味なのではなくて、華美になる必要がないのですな。
ポンプロックを通過して辿り着く先がMike Rutherfordっていうのは、
よくよく考えてみると結構アリな気がして独り納得した僕であります。

これ、いいアルバムですよ。地味だけど(笑)。



The Depths of Winter / TIGER MOTH TALES / 2017
The Depths Of Winter

The Depths Of Winter

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Whiteknight Records
  • 発売日: 2017/12/01
  • メディア: CD


これは僕が書かんでも他でみんなが褒めるでしょうからアレなのですけれど、
本作には過去2作とは違う雰囲気を感じたのでその辺ちょっとだけ触れたいのよ。

因みにタイトルについて、depthの複数形って
(勿論英語としては正しいのでしょうが)なんか凄い違和感です。
これ、僕だけですかね?
加えて、前作は“Storytellers Part One”('15)でしたが、
パート2はどうなっちゃうんでしょう。そのうち出るのかしら?
…実にどうでもいいな。

-で、本作なのですがね。
前作までに支配的だったドリーミィな能天気さが薄れて
リアルで落ち着いた雰囲気が表出してきました。
これを要するに、なんだか急に大人びちゃってまぁ!ってところですか。



表現欲求を満たす歓びをストレートに爆発させず、
敢えて抑制する技術を身につけたことで
より情感豊かになったとでも申しましょうか。

やや露骨に「元ネタ」を想起させてしまう場面も散見(聴)されますので
聴き手の許容範囲によっては眉間に皺が寄ることもありそうですが…
いやー、僕は素晴らしいと思います、コレ。
今どきの、ティピカルなシンフォニックロックとしての質は相当高いよ。



ぼちぼち2017年の総括なんてのをまとめてみようかしらねぇ。

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ユニクロのカーディガンが1年で毛玉だらけになっちゃって… [新譜]

まぁそんなもんですよね。



-PFMの新譜。
アレ、巷間はどう評価するのでしょうか?
僕はねぇ…ズバリ詰まらなかったです。
パーツで言えばPatrick Djivasのベースは良かったけれど
まぁこれはいつものことであって、
トータルで聴いた時のコレじゃない感はどうにもなりませんでした。

「メロディアスなプログレッシヴ・ロックの真髄を聴かせる」とか、
下手に煽るから聴き手の落胆もデカイんだっての。
概ね“Serendipity”('00)の延長上にある作風だと正直に言ってくれれば
もっと好意的に聴くことができた筈なのにねぇ。

あー、はい、それでも年明けのライブは良い演奏を聴かせてくれると思います。
ギターが若手に交替したらしいですから
インストゥルメンタルのアンサンブルはグッと締まるでしょ。
…まぁでも、僕はやっぱりFranco Mussidaの方がいいですかね。
エレキはよれよれだったけど、アコギはさすがに見事な演奏だったもんな。



イタロをもう一件。



ここ数年はARTI E MESTIERI関連がやたらと充実していますが
こちらはGigi Venegoniメインの1枚。
ロックの要素はほぼほぼ皆無であります。
斯様、最初から分かっている分には全く問題ないのですよ。
なにしろこれがとても心地よく聴ける程度に
僕の音楽許容範囲はガバガバ(になっちゃったの)ですから、
あー、こりゃあ最高に気持ちイイよねぇ。

2枚組のボリュームも苦にならない、良い意味での気軽さ。
で、ちょっと集中して聴くと演奏は驚くほど精緻。
実に、プロミュージシャンの仕事でありますことよ。



続けてはフランスもの。



バンドの名前(イカ墨麺?)とか絵面のセンスとか、
全くついていけない部分(B級なアングラ感覚こそ
我がおフランスのエスプリざます、みたいなノリ)も未だに多いのですが
演っている音楽は嫌いじゃないです。いや、結構好きです。

えーと、これスタジオアルバムとしては6枚目くらいですか?
本作においてブレイクスルーを果たしたと言って良いのではないかと。
ボーカルを大方排してインストメインにしちゃったのも良かったんじゃないですかねぇ。
少なくとも中だるみせずにアルバム1枚を通して聴けたのは大きい。

旧作においては迫力皆無のメタルみたいなことをやったりしていましたが
基本的には始終内向きでウジウジくよくよしている印象が支配的でした。
然るに本作では(録音が良いこともあって)やや攻撃的な主張が外に向いた感が強く、
これがいわゆるロックのダイナミズムみたいなものに
結びついたのではないかと推察します。
まぁ、言うてもスパルタンなマッチョには程遠いのですが。



んー、無理やり書いた割にはまぁまぁですかねェ…。
全体的に感じ悪い作文であることは自覚しております。
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厚手のコートを出しました [故人を悼む]

Malcom Youngの逝去に当たっては
およそハードロック、メタルギタリストと呼ばれる全ての人が
追悼コメントを出しているんじゃないか?って感じですな。
確かに巧いギタリストだったのでしょうけれど
リズムギターの役割ってのは素人耳になかなか分かりづらく、
僕は未だにこの人のギターの凄さってのが認識できずにおります。

-しかし。
先月兄弟の五男であるGeorge Young
(AC/DCの2人にとっては直上のお兄さん)が亡くなったばかりで
Angus Youngの悲しみいかばかりかと察するに、これは辛いよねぇ。



George YoungはプレイヤーとしてはMalcomと同様リズムギターでした。
この曲はメタル方面にはGary Mooreのカバーでご存知の方も多いかと。
同じくDavid Bowieのカバーが一般的には耳馴染みがありましょうかね。

AC/DCとの仕事で言えば



外部プロデューサー(Robert John“Mutt”Lange)を起用して馬鹿売れし、
セルフプロデュースでの低迷を経た後久し振りにVanda & Youngの名前が
クレジットされた本作の印象が強く残っています。
シンプルにして明快なロッケンロール。まさにこれこそ原点回帰よね。

-故人の冥福を祈って、合掌。



話は変わってポンプロック方面、
MULTI STORYの2枚組ライブとか僕が書かないとイカン気もしたのですが
ちょっとなかなかに厳しいアレでして、これは書けませんです(苦笑)。
1stアルバムの曲には物凄い郷愁の念を抱きますものの、
うん、まぁそれはスタジオ盤を聴いてりゃええわいな。

ということでプログレは作文のネタがありません。
今週はちょいちょい時間が取れそうなので
実店舗を見てまわって来ようと思います。
なんかいいタイトルがあればいいんですけれど。
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