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やけに英国産が豊作の春 [新譜]

特に前者はPaul Menelと立て続けに出たなぁって感じですが、
前作もリリース時期はほぼ被っていたので
まぁそういうサイクルだってことなんでしょう。

Honey on the Razors Edge / ALAN REED / 2017
arhotre.jpg


これ…かなり凄いです。
いやー、ここまで絢爛豪華なサウンドを突き詰めてくるとは。
おおおぅ、ポンプロックでなにが悪い!?
的な開き直りが徹頭徹尾貫かれていて大変小気味の良いアルバムです。
各曲はコンパクトでそれ程の尺はないものの
それぞれアレンジが良く練られていて全体的に音の密度は非常に高い印象。

しかしよくよく考えてみればこの人のやってきた音楽は
PALLASの“The Wedge”('86)以降常にその延長線上にあって
そこから外れたことは一度もないと、(ちょっと乱暴ながら)僕はそう思うのです。
で、本作もまさしくその系譜を継いで非常に完成度の高い1枚に仕上がっています。

そしてこのアルバム、地味に豪華な面子を迎えて録音されていますが
2曲目“Razor”でハーモニカを吹いたSteve Hackettよりも、
Leodeを持ち込んで独特の音色を響かせたLAZULIのClaude Leonettiよりも
前作に引き続き全編で鍵盤を弾いたMike Stobbieの貢献度が高いと思います。
Alan Reedの目指すポンプサウンドをアウトプットするに当たって
Mike Stobbieの果たす役割は相当大きいのではないかと。
共にPALLASを出奔した2人ですが、正直今のPALLASよりこっちの方が良い気がします。
しかし6曲目“The Covenanter”の最後にちょろっと弾いたピアノのフレーズは
ほくそ笑んで聴けば良いのかどうなのか…ちょっと悩むところであります。
毎度面倒なので不親切にも何のフレーズかは説明しませんが、
やっぱりイギリス人のシニカルなアレだと思っておけばいいのかなぁ。


※流血します。苦手な方は閲覧ご注意を。

んー、ビデオ作るならこの曲じゃなくてもいい気がするけど
やっぱり客演に気を遣ったってことなのでしょうかねぇ。

いやこれはしかし、いずれにしても必聴作ではあるね。



Tardigrades Will Inherit the Earth / THE MUTE GODS / 2017
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デビュー作から1年、実に順調なペースでリリースされた2枚目。
これはどうやらパーマネントなバンドとしてやっていくと、
そういうことでいいのかしらん?

ともかくこれを聴いて僕は確信した訳ですよ。
ズバリ、このバンドの肝はNick Beggsのボーカルであると。
インストゥルメントの演奏は相当ハードなことをやっていたりするのだけれど、
それをオブラートで包むが如く印象を和らげて
ポップ方向にじわりと寄せる効果はことの他大きく、
それがバンドの特徴になっていると思います。



うーん、柔らかい声に比してベースの出音は随分と硬質ですな。
元KAJAGOOGOOだって言われても俄かには信じがたいくらい。
そもそもこっちでは全くンペンぺやらないしね。
あー、そういえばKAJAGOOGOOってギターもベースも
何故かKramerのアルミネックを弾いてたなぁ…などとどうでもいい思い出話を交えつつ。

前作に引き続きデジパック盤は1曲多く収録されているんですって。



加えてTHIS WINTER MACHINEもMOSTLY AUTUMNも
良かったですよ(このぞんざいなまとめ方w)、ってことで今日のタイトル。
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疲労感もろバレ作文 [音楽雑記]

結局NOVALISのボックスセットはリリースが遅れているのですか?
少なくとも当初予定の3月10日には出ていないみたいで、
えーと、どうやら月末までズレたっぽいですね。

初期作を含めてリマスター音源が全部揃うのは良いですよねぇ。
個人的には“Lebt!”('93)を含んでいるのがとても嬉しい。
“Letztes Konzert 1984”('09)は過去エントリーに記した通り
('10年5月6日エントリー )音響的にだいぶショボいものでしたが、
“Lebt!”がリマスターされるならそっちである程度補完できますから。
逆に“Letztes Konzert 1984”については少し心配です。
これ、ちゃんと2枚組のままセットされているんだろうか?
てぇのも、各所で色々と情報を調べていると
枚数的になんかどうしても1枚足りない計算になってしまうのです。

いずれにせよこれは2017年前半の最重要再発タイトルでありますから
なんにしろ必ず手に入れたいと考えておりますですよ、ハイ。



Private Collection / JON AND VANGELIS / 1983
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昨晩なんとなーく聴きたくなったもので。
かたやYESで“90125”を出しておいて(同じ'83年のリリースでした)
一方ではしれっとコレをやっちゃう
Jon Andersonの小狡い感じ、僕は嫌いではないです。
3分に満たない“Italian Song”から始まって徐々に曲の尺が長くなり、
終いには“Horizon”1曲にレコードB面を丸々使うという構成が堪らない1枚。
前作“The Friends of Mr.Cairo”('81)に聴かれた
「なんちゃってテクノ」的なリズムのお遊びもなく、
徹頭徹尾Vangelisの奏でる暗黒宇宙の上で
多幸感を振りまくJon Andersonという構図は実に潔い作風であると言えましょう。
久々に聴いたのですが、これは凄く良いアルバムであると再認識いたしました。



…すみません、ゲームするのに忙しくて作文のネタが思い浮かばないのです。
先日いい塩梅のテンポでカッ飛ばすカナダのメタルバンドを見つけたので
それの盤が届いたら是非書きたいとか、そんなことを思ってはいるのですが。
あ、あとHEAVY TIGERの2枚目もそろそろだったような気がするので
その辺も含めてなんとかしたいなぁ、なんて。
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なんだかんだ、結局クロレッツのミントタブに落ち着くよね [音楽雑記]

Spare Parts for Broken Hearts / PAUL MENEL & THE ESSENTIALS / 2017
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amazon.はCD在庫切れだってさ。

Paul Menelについては
前作のことを書いた時にサラッと紹介しています('12年9月24日エントリー)。
再度一言でまとめると'80年代後半の短い期間IQに在籍した人です。
前作を聴いて抱いた印象は本作でも概ね変わらず、
いかにもイギリス人ボーカリスト(しかも元プログレ)のアルバムって感じです。



相変わらず強面だなぁ。
しかしこの人の眉間の深い縦皺には大変な親近感を覚える僕であります。
そしてなにしろ見た目と声とのギャップに戸惑いますが、
やっぱりこの人歌い手として相当巧いよねぇ。

本作収録曲について、6曲目の“Let's Do It”と
10曲目の“Walk in My Shoes”の2曲は前作でも聴くことができました。
いずれも新しく録音し直されているようです。特に後者は抜群に歌メロが良く、
ボーカリストが大切にしたがる(何度も録音したがる)曲の典型かと。
しかし今般の再録音に当たってはアレンジをちょっとだけ盛った感があり、
その分歌メロが沈んでしまった印象で些か残念でした。

加えて9曲目の“Common Ground”…これがなかなか面白い曲で、
まず曲名を見てピンと来た方はかなりのIQファンですな。
はい、勿論アルバム“Nomzamo”('87)のラストを飾った(オリジナルレコードの話ね)
同名曲を思い浮かべていただいて結構です。-で、本作の“Common Ground”を聴くと
なんだよ全然違う曲じゃねェか!
ってなるんですが、これねぇ、更に良く良く聴くと歌詞はまんま流用なのです。
元々Paul Menelが作詞をしたのでしょうから何も問題ないのですが、
こういうケース(同詞異曲)を僕は他に知らないので非常に興味深かったです。
まぁ、アレだ、曲としてはIQの方が僕は圧倒的に好きですけれども。

相変わらず褒めている感の薄い作文になっちゃっていますが
総体としてかなり良くできたアルバムであることに間違いはなく、
例えば近年のFISHのアルバムと並べて聴きたいような、
と言えば幾らか分かりやすいですかね?…うん、分からんわな(笑)。



Ultimate Killing Time / KILLING TIME
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Sony Music Shop専売タイトル(オーダーメイドファクトリー)。
“Bob”('86)
“Skip”('87)
“Irene”('88)
“Bill”('90)の4枚と
アブソードミュージックジャパンによる再発時('05)に追加されたボーナストラック
更に加えて'91年の未発表ライブ10曲をまとめた4枚組。
もっと細かく言うとあと2曲収録されているのですが書くの面倒臭いから割愛。

アブソードミュージック再発盤が時折訳の分からない価格で出回る昨今、
この再発を有難く感じる人は多いのではないかと思います。
勿論僕もその一人です。

僕の音楽遍歴にはたまに自分でも良く分からない盤が混じるのですが、
このKILLING TIMEもその一つであります。
当時、なんで“Bob”を買おうと思ったんだろう?我ながら全く謎です。
板倉文がかつてやっていたチャクラはズバリ苦手な範疇の音楽でありましたし、
他に知っていた名前では帆足哲昭も本多俊之&バーニング・ウェイブの人
という認識しかなかったので、まぁこれ即ち
んー、だってフュージョンだろぉ?
的なアレしかなかった訳で(苦笑)。

然るにこの3曲入り12インチレコードから聴こえてきたのはなんとも形容しがたい、
「変な音楽」としか言い様のないものでありました。
なんかね、それがちょっと面白いと思ったのです。

改めて今聴いてもジャンルとか良く分からないですよね、コレ。
でも、やっぱりなんか「ちょっと面白い」んですよ。
個々の演奏者の技巧は非常に優れていますから色々と小難しいことをやっているのに
全体としてはそういう頭でっかちな印象よりも「ちょっと面白い」が勝ってしまう。
僕は多分この人達のやっている音楽の正体を一生解明できないまま終わるのだと思います。
で、訳が分からないまま「ちょっと面白い」から聴き続ける、と。
誠に勝手ながら、KILLING TIMEはそういうことで良いとさせていただきたく。
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ちょっとおかしなテンションで作文したので変なエントリーになっちゃいました(テヘ) [音楽雑記]

年度末に被せて来年度の就職活動解禁ってのはねぇ、
これはちょっと正気の沙汰ではないということで
関連団体の皆様には再度の朝令暮改を促したいという、
なんだかちょっと時事世情っぽいこと書いちゃって
ここの禁忌に触れるようで申し訳ないと思っておりますですよハイ。
しかしまぁ疲れるよねどうも。

U.K.のアレ、未だにどうしようかと逡巡しております。
悩んで悩んで、ぐだぐだしてたらもう3月ですもの。


アルバム・コンプリート・ボックス

アルバム・コンプリート・ボックス



しかしコレは全く迷わずポチっといっちゃった僕(笑)。
今さら僕なんかが言うのもナニですが、やっぱり凄くカッコ良かったです。
なんかさー、この時代のミュージシャンって演奏が凄く達者ですよね、色々な意味で。
輸入品の模倣という域はとっくに超えて、
ポピュラーミュージックを完全に自家薬篭中のものとしているもんなぁ。
しかもデビュー作('76)当時難波弘之は若干23歳(!)、
鳴瀬喜博だってまだ30前(27歳)ですもの。
みんな若いのにね。ホント凄いよな。

えーと、それから「歌い手+バックバンド」という感覚自体
この人達にはなかったんだと思います。
アウトプットされたサウンドはともかく、
心根の部分は完全にロックバンドだったんではないかと推察します。
-と、この唐突な一文は誰に向けて書いたものなのか(笑)。

更に蛇足を加えます。
なんと金子マリって金子ノブアキ(RIZEとか、僕は聴いたことないけどね)の
お母さんなんですね。
NBA絡みでちょくちょく出てくる人なので顔は知っていたのですが、
言われてみれば母親によーく似てるわ。
ええ、恥ずかしながら寡聞にして存じ上げませんでした。



…あー、あとKILLING TIMEも3月10日に決まったんだっけ。
これもね、改めて聴くのは物凄く久し振りだから楽しみですねぇ。
和モノの再発、ここのところちょっと面白いヤツが立て続けで嬉しい。



というところで実はネタ切れです。
Mike Oldfieldも全然ちゃんと聴けていないし、
何枚か気になるタイトルもありつつ買いに行く時間がないのでちょっと往生しています。
今週末、いつものように彼岸を1週間フライングして朝から墓掃除をする予定なので
その帰りにでもババッと買ってこようと思っております。
今週は新しいゲームソフトも出るもんで、
そっちに時間を取られてしまいそうな気もしつつ
まぁ駄目人間の生活は相変わらずということですな。

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温い寒い寒い温い…みたいなのは老体に堪えるのだ [新譜]

あ、そう言えばさぁ、
1月11日のエントリーに書いたRUSH“2112”40周年盤のオマケDVDの件。
僕はTerry Brownのお姿を初めて拝見した訳ですが、
これが個人的に思い描いてたイメージそのもの過ぎてちょっと笑っちゃったのです。
聡明で寛大な紳士、しかし己の興味の向く部分については病的なまでの拘りと執着。
この人とRUSHの相性が抜群だったのは、これは当然にして必然だったんだなぁ。

-などという導入から全く繋がりのない本文へ。いつものことではありますが。



Can't Go Home / UNRULY CHILD / 2017
キャント・ゴー・ホーム

キャント・ゴー・ホーム



コレちょっと凄ぇな、と感嘆いたしました。

前作“Worlds Collide”(2010)も良いアルバムではありましたが
Marcie Freeを復帰させるに当たって些かおっかなびっくり、
探り探り作られた感がありました。
具体的には各楽曲のベクトルにややバラつきがあって
これは手練れた職業ミュージシャンにはありがちなことなのかも知れませんが
どんな聴き手にも対応出来ちゃう小器用さみたいなものが
裏目に出た結果だろうと思います。

-然るに。
今作は被写界深度無しで元々バンドが標榜したスタイルにのみ
1mm.の狂いもなくフォーカスして来ました。
ここまでガチガチにピントを合わせられる作曲やアレンジ、
そして演奏技術はもはや名人芸の域にあるものと考えます。
余りに隙がなさ過ぎて逆にちょっと窮屈さを感じることすらありますが
これは聴き手が望んだことでもありますから、まぁ仕方がないわねぇ。



Frontiers Musicはこの新譜から既に4曲のサンプルをアップしていますが
全編で凝りに凝った重層コーラスが印象的なコレを貼ってみます。



恐らく、割とサラッとライブでも再現されてしまうことが予想され、
しかしそれにしてもMarcie Freeはホント歌上手ぇな。
あんまり年齢のことを言ってはアレですが
還暦はとうに過ぎてますからね、この人。

巷間、本作は相当良い評価を得ると思います。あわよくば売れて欲しいです。
このバンドが来日、なんてことになったら僕はちょっと見てみたい。
チッタ一晩くらいなら余裕で埋まる気がするんですが、どうなんでしょうね。

そして蛇足ながら。
当方'12年9月13日のエントリーを関連として挙げておきます。

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今年は初っ端から良いアルバムが多くて嬉しい [新譜]

いつの間にやらSYRON VANESの新譜が出ていました。
過去にEBONY RECORDS絡みのエントリーで名前を挙げ('12年3月8日)、
更には前作のPVを貼り('13年7月26日エントリー)…
実は僕、このバンドのことが結構好きなのかも知れません。

えっ!今作は国内盤が出てるの!?
「サイロン・ヴァンズ」ってカタカナ表記は
宇宙空母ギャラクティカの敵役(因みにこれの綴りは“Cylon”ね)が
スニーカー屋をやっているみたいで
なんかちょっとカッコ悪いですね(勿論いつもの嫌味ですよw)。



間違いなく前作の延長線上にあって、とても良くできたアルバムです。
途中活動休止期間があったものの'80年代初頭からやっているバンドなので
主要メンバー(ボーカルとギターの2人)はいい加減おっさんの筈なのに
アウトプットは完全に今どきのメタルサウンド
ノスタルジーには全く浸れませんが、逆にこの溌剌たる現役感は新鮮で好感度高し。
往時のB級感は皆無で、実に堂々たるメタルアルバムです。

Chaos from a Distance / SYRON VANES / 2017
Chaos From A Distance

Chaos From A Distance



しかし文句ナシにお薦めか?と問われればそこまでではないというのがなんとも。
凄くいいバンドなんだけれど、今の我が国においてはあんまり受けないでしょうねぇ。



-もう1枚、

La Fabbrica delle Nuvole / MAXOPHONE / 2017
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前回書いた通りまずは'13年チッタのライブを聴き直したのです。
リズムがややモタつく場面が散見(聴)され、
些かもどかしい気分になる演奏でしたが
管の不在をきちんとカバーしたSergio Lattuada(キーボード)と
昔日に劣らぬ歌声を披露したAlbert Ravasini(ボーカル / ギター)の
オリジナルメンバー2人は良かったです。

で、本作を録音したメンバーはこの公演で来日した面子と全く同じであります。

-と、中身の話に移る前にまずはジャケットについて。
これさぁ、これ100点満点中150点ってくらいに素晴らしいよねぇ。
僕のような者が想う、ユーロロックに対する憧憬とか郷愁といったものを
見事に具現化したようなアートワークで。
'75年1stアルバムのジャケットを踏襲した配色も嬉しいところで、
やっぱりこういう所にもきちんと心を砕いてモノを作るバンドってのは
信用に値すると思うのですよ。

実に42年振りとなる2ndアルバムは上記来日から数えても4年を経てのリリースです。
スタジオ録音なのでリズムがヨレる心配も無く、その辺安心して聴けます。
やはり生の管楽器が鳴らない点は大きく、
アンサンブルもフォーリズムを基本に(+一部バイオリン…これはドラムと兼任)
構成されていますから楽曲そのものの向かうベクトルにも当然影響が出ていますね。
ズバリ、AOR成分が幾らか増した印象です。
もともとポップミュージックの素養を持ったバンドでありましたから
聴いていてそれ程の違和感はありません。
一方では往時のジャズロック的プログレスタイルもきっちりこなしていますし、
Albert Ravasiniのボーカルも相変わらず良い。
これをして「老成した」と言うのが多分正解なのでしょう。
有り無しでジャッジするなら断然アリです。

-但し。
前作から空いた42年の空白を思い遣る態度が聴き手側に求められるというのも
また間違いのない事実でありまして、
こっちも大人にならないといけないってのは
僕のような永遠の厨二病にとって少しのストレスを強いるものであります。

…えーと。
うん、それでもね、これは紛うかたなきMAXOPHONEの新譜で
それに相応しい音楽が聴けるアルバムだと思います。
このバンドは1stアルバムが奇跡的に素晴らし過ぎたので
どうしてもハードルが高くなっちゃうのですが、
奇跡と比較するってのもせんかたない話だよなぁ、と、
僕はそう考えることにしました。ちょっとだけ大人の態度です(笑)。

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いい歳したおっさんの部屋に新しいゲーム機 [音楽雑記]

しかしそれでもなお、
コントローラーだけは絶対XBOX ONEの方が優れていると思うのだ。
しかも僕んちのはエリートコントローラーだ(ちょっと自慢)。



えー、今日は新譜の話から。
こりゃ意外な展開をしたもので、僕は結構驚きました。

Subterranea Original Motion Picture Soundtrack / Michael Holmes / 2017
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IQのギタリスト、Michael Holmesの手による劇伴音楽集。
この米国映画はIQが'97年にリリースした2枚組の大作“Subterranea”に
着想を得て制作されたものだそうで、Peter Nicholls(ご存知IQの歌い手)の名前が
ストーリーライターとしてちゃんとクレジットされています。
去年の秋口に米英の一部地域で先行上映されたようですが、
その後の拡大上映は未だ叶っていないみたいです。



うん、アレだ、非常に地味臭ぇなこりゃ(笑)。
無論我が国での上映など望むべくもなさそうです。
よしや公開されたとして、僕コレ観に行くかしら?という疑問もありますが。

サウンドトラックの話をしましょう。
基本正統派の劇伴なので2分程度の短い曲がアルバムの大半を占めています。
これ即ち長尺曲をじわりじわりと盛り上げていく
IQ得意のスタイルとはかなり趣を異にするということです。
しかし合間に混じる少し長め(3~5分)の曲は実にMichael Holmesらしい感じで、
インストゥルメンタルであることも相俟って
THE LENS('12年6月12日エントリー)にちょっと近い印象を受けました。
終盤に11分26秒というのが1曲ありますが、
やはり淡々としていて出しゃばったところは皆無です。

更に本作最後に収録された“In This Wilderness”は
唯一のボーカル曲でPeter Nichollsが歌っています。
しかしこれもサントラとしての一連の流れから浮いてしまうようなことはなく、
多分映画のエンドロールで流れるのでしょうね。
凄く相応しい曲だと思いました。

総体としてIQ云々で聴くと些か詰まらないかも知れませんが、
THE LENSが好きならこれも充分イケると思います。
これはねぇ、当たり前ながら完全にMichael Holmesの世界観ですよ。
ギター演奏が少なくて、それが唯一残念なところではありますけれど。



後はMAXOPHONEの、42年振りの新譜(!)について書きたいと思っていたのですが
これは作文にもうちょっと時間が要りそうです。
クラブチッタのオフィシャルブート('13)をちゃんと聴き直さないと
どうにも話を進められない気がするのです。
で、そういうこと言ってるうちに面倒臭くなっちゃういつものパターン(苦笑)。



そんな訳で(?)昨日ずっと聴いていたのは



特段理由はないのですが、なんか急に思い出して聴きたくなったのです。
この頃はまだ普通のスピードメタルを装っている感じですが、
そこここで噴出する一種異様な雰囲気が堪りませんな。

CELTIC FROSTが出てくるまで僕にとってのスイスと言えば
ウィリアム・テルとハイジというベタなアレしかなくて
(後はせいぜいPatrick Morazが確かスイスの人だったっけ?的な)、
H.R.Gigerがスイス人だと知ったのも
このバンドのアルバムジャケットに採用されたのが切っ掛けでしたな。
なんでこんなマニアックなバンドがGigerなんて大家の絵を使えるのか?
とよくよく調べてみたら、え!そうだったの!?という。

これこそがメタルミュージックの極北だろうと思います。
そこから先は何処にも行けないドン詰まりのサウンド。
よくもまぁこんな恐ろしい音楽を思いついたものです。
まぁあんまりしょっちゅう聴きたいものではないけれど、
ふとした瞬間に何故か思い出すんですよね、不思議なことに。
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ワーテルローとウォータールーが同じだと知ったのは、UKを聴いたから [音楽雑記]

決してABBAじゃないっつーの。



えーと、やっぱりもうちょっとだけ書き足します。

Chasing the Dragon / JOHN WETTON / 1995
チェイシング・ザ・ドラゴン(紙ジャケット仕様)

チェイシング・ザ・ドラゴン(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC
  • 発売日: 2010/12/15
  • メディア: CD


昨日の昼間、移動中にコレ聴いていたらなんか急にこみ上げてきちゃったので。



そのものズバリの音源が無かったので参考にこれを貼っときます。
この映像はSteve Hackettの“Tokyo Tapes”('98)に収録された演奏で、
これはこれでSteve Hackettのギターが非常に素晴らしい。

-で、本作冒頭でもこのアコースティック版の原型が演奏されているのですが
その間奏部で早くも
「 ンばんワぁ キミたちサイコだよぅ!」が炸裂するのです。
僕はそれ聴いて ぐぬぬ…泣くもんか!ってなっちゃった訳です(笑)。
UKでの初来日以降、John Wettonと日本のファンを結びつける
この特別なコミュニケーションは、外国人には決して分かるまい。

しかしなにしろ、全く出し惜しみしない人でした。
僕は何度かJohn Wettonをナマでみていますが
このMCと歓声のコールアンドレスポンスは必ずやったもんな。
ステージも客席も一様に盛り上がる、物凄く幸せな瞬間だったよねぇ…。

ちょっとインチキ臭いヤツを含めて
この頃のJohn Wettonのライブ盤ってのが色々出ていますが、
選曲や音質面等に鑑みるとまずはこれだけ聴いときゃ間違いないと思います。
まだ大病を患う前の、溌剌として張りのある声が存分に堪能出来ます。



はいっ、では話題をガラっと変えましょう。

Back in Action Again / CLIMB
Back in Action Again

Back in Action Again

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Essential Media Afw
  • 発売日: 2016/04/25
  • メディア: CD


んんっ!なんぞコレは?
去年の秋頃ESSENTIAL MEDIA GROUPなる良く分からんところから
“Take a Chance”('88)がCD-Rで再発されまして、
えー、アールかよぉ…と文句垂れつつ結局買ったのですが
本作も同じ会社から、CD-Rフォーマットで春にリリースですと。

'90年頃に録音されたもののお蔵入りした2ndアルバムだそうで、
うーん、これはどうなんだぇ!?
“Take a Chance”は客演が物凄く豪華なので聴きどころも多く、
産業ロックとしてしっかりした完成度を誇るアルバムでしたが。

ちょっと調べてみたところオリジナル半分、
他人(Michael BoltonやらSteve Dorffやら)の書いた曲半分で
演奏陣として名前の挙がっている人達も余り馴染みのない感じ。
ギターのEddie Martinezってのはどっかで聞いた名前だけど誰だっけ?
と思ってこれも調べてみたら



これでした。ははは、こりゃアリだわねぇ。

しかしだからといってこのアルバムは必要か?
買ったところで僕はちゃんと聴くのか?
という疑問は拭えず、んー、こりゃどうしたもんかねぇ。

最近我が国のテレビでちょくちょく見掛けるWarren Cromartieですが、
やっぱりもうドラムは叩かないんですかね?ちょっとだけ勿体ないですね。
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四十肩にはならねども [故人を悼む]

か た が イ テ ェ ! …これが噂の五十肩ってヤツか。
どうやら既に慢性期に入ったようで、中途半端な鈍痛が非常にイラつくのだ。
利き手のほうの肩だけってのがこれまた微妙で、
あーもう、なんかこう、なんとかならんもんかねコレは。
しかし歳をとるってのはこういうことなんだよなぁ、と
ちょっとしみじみしたりもして。





うひょ~、こりゃモロにTony Martinが歌ってた頃のSABBATHを彷彿とさせるじゃないか!
っつってほくそ笑んだのはつい最近、去年終わりことでしたが…。



このバンドに劇的な要素を持ち込んだのは勿論Ronnie James Dioその人ですが、
控え目に主張する鍵盤も必要欠くべからざる要素であったと小さな声で断言しておきます。



このショボ面子(失礼)でBLACK SABBATHの看板をキープ出来たのも
9分9厘Tony Iommiがその役割を担った訳ですが、
残りの1厘はGeoff Nichollsのお陰であったと思うんですよ僕は。



Tony Iommiプロデュースによる本作のリリースは'77年。
丁度40年前のことになります。
その後SABBATH関連以外の仕事は殆ど記録されておらず、
非常に忠誠心の高い人だったんではないですかねぇ。



これの作曲を手伝ったというのがせいぜいで
(実際に鍵盤を弾いてるのはDon Aireyだし)、
上掲QUARTZデビュー作のレコーディングセッションには
Brian Mayが参加していた(レコードには未収録)という事実もあって、
なかなかに付き合いの狭い感じは非常に親近感の湧くところです。

Geoff Nicholls。2017年1月28日、肺がんによって68歳で死去。
-合掌。



John Wettonについては…僕が書かんでも他でみんな書くでしょ。
勿論僕にとっても非常に思い入れの深いミュージシャンではありますが、
長々と作文したところで僕らしい切り口にはならない気がするのです。



Rock Puzzle”('79)のリリース後、
Andre BalzerやChristian Beyaの脱退によりバンド崩壊に陥ったATOLLの残党が
John Wettonとセッションしたのは'80年頃のことだったようです。
まぁこれ、見事にASIAのプロトタイプであります。
もっとまんまの“Here Comes the Feeling”と他1曲、
計3曲のデモが“Rock Puzzle”の再発盤にボーナスとして収録されています。

元々はATOLL側がバンド建て直しのために仏ツアー中だったUKのWettonに
次作のプロデュースを依頼したってことらしいのですが、
結果としてその次作がリリースされることはなくそのままバンド解散、
一方のJohn Wettonはこのセッションで得たアイディアをASIAに持ち込んで
空前の成功を収めることになったという訳です。

まぁなんつうか…ほら、やっぱり微妙な話になっちゃった(苦笑)。
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ピエロの指さし確認 [泡沫盤]

岩塚製菓のえだまめあられが美味くて困る。いや、別に困りはしない。
最初 ↑ タイトルにしようと思ったんですけど中身と関係なさ過ぎだと反省。

ここのところBON JOVIとかそんなんばっかり聴いていたのでここに書くことが…
'80年代当時、思いっきり馬鹿にしていた
人気ミュージシャンの音楽をちゃんと聴き直してみると
こりゃ人気になるのも当然だわなって(今さらながら)感心します。
どれもこれも、ホントに良くできてるんだコレが。

そんな中、無理繰りで

Guerrers de Mitjanit / DOCTOR NO / 2009
docno.jpg


ジャケットを見ただけで中身がなんとなく聴こえてきますでしょ。
因みに1stアルバムのジャケットにも道化師は登場しております。
スペインはカタロニアの5人組、これは2枚目のアルバムです。
'09年に自主制作されたものを'11年に仏MUSEAが再発していますが
やっぱりなかなかに流通は弱い感じです。



意外性ゼロ。しかもジャケ絵から想像される通り色々ちょっと安い(笑)。
オランダのSI MUSICが元気だった頃ってこういうバンド一杯居たよなぁ…
なんて、懐かしく思い出したりして。

本作については一部の楽曲(具体的には4曲目)に露骨な引用があって
そういうのはちょっといただけないのですが
それでもふと何気なく、ついつい聴いてしまう不思議な1枚です。
自分でも謎なのですが、多分僕はこのアルバムが凄く好きなんでしょう。
カタロニア語のやたらと据わりの悪い譜割りとか実はそこそこ達者な演奏技術とか、
そういうのがなんかこう、妙に引っ掛かるんだよね。

1stアルバムも全くの同路線ですが、本作の方がまだ手に入り易いと思われます。
まぁコレ欲しいって人はそうそう居ないか。
バンドは本作のリリース後ほぼ活動停止状態のようで、うん、そりゃ残念ですな。


どうしよう…コレだけで終わりじゃちょっとアレかな…
ここ数日届いた中ではJack Lancasterの“Carnival Of The Animals”も
(“Peter And The Wolf”とは結構趣が違うので最初戸惑いますが)良かったけれど
何か書けるかっていうとそうでもないしなぁ。
うん、こりゃしょうがない、今日は終わろう(笑)。
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