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トリックは割と平凡(ちょっと狡い) [B級映画]

先週後半はSTORM CORROSIONと、(何故か)CAMELを交互に繰り返し聴いていました。

しかし、STORM CORROSIONはとても感想が書きにくいです。
物凄く引っ掛かるものがあって何度も聴いてしまうんですけど、
いざ作文しようとするとどうにも上手く纏まらない。
「地味」とか「陰鬱」ってことで括っちゃうとその後の言葉が出て来ないんです。
なんか違うアプローチをしないといけないんでしょうが、
全然取っ掛かりが見つかりません。
早くもほぼ諦めの境地。

で、CAMELはまぁ、今更ですもんねぇ。
…と、言う訳でここに書くことが無いんです。

仕方がないので映画DVDを1本、無理矢理見ましたよ。



不連続殺人事件 / 1977
不連続殺人事件 [DVD]

不連続殺人事件 [DVD]



ズバリ、面白かったです。
1947年、坂口安吾が雑誌「日本小説」に連載した本格探偵小説が題材でありますが、
140分という長尺をだれることなく、原作をほぼ忠実に映像化出来ていると思います。

太宰(うへぇ…凄く嫌い)などと並んで「無頼派」と称された純文学の気鋭でありつつ、
探偵小説や捕物帳なども積極的に書いた坂口安吾ですが、
本作は
「誰にも犯人を当てられない探偵小説」
というスローガンの元に書かれた1作で、
連載の節々に作者から読者へ向けた挑戦文が差し挟まれていました。
ある種の双方向性を意識的に模索したスタイル
戦後間もない時代の娯楽としてかなり効果的だったんだろうと推測されます。

もっとも、この映画版ではそうしたインタラクティブな要素は全て排され、
ストーリーだけが淡々と描写されます。
原作を貪るように読んだ身からすると非常にスッキリと分かり易い
(場合によってはちょっと物足りない?)のですが、
なにしろ登場人物の多い話なのでいきなりこの映画だけを見ても
ちょっと分かりにくいかも知れません。

監督は去年、長い消息不明から突如姿を現し話題となった曽根中生。
若松孝二の「壁の中の秘事」('65)において脚本デビュー。
その後にっかつロマンポルノを多数く監督した、この人も当時の気鋭ですね。
代表作は「博多っ子純情」('78)になるんですかね?
僕は見たことないけど。

曽根中生は坂口安吾の大ファンで、本作の映像化は彼の長年の夢だったそうです。
種明かしに向けた伏線の明快な絵作りや、一見冗長に見えて実はロジカルな編集など
確かに原作を自家薬篭中のものとしている様子が仕上がりにきっちり反映されています。

そしてやはり、この映画の大きな見所は
豪華なんだか寄せ集めなんだか良く分からない俳優陣でありましょう。
なにしろ29人もの人々が閉鎖空間にあって、8人がバタバタ殺される話なので
脚本と同様、演者の見た目や演技にもメリハリが無いと
誰が誰やら分からなくなっちゃう(笑)。

女優陣をロマンポルノから多く起用する中(皆美人でびっくりしちゃうよなぁ)
桜井浩子(科特隊のアキコ隊員)がぽつねんと混じっていたり、
当時既に完全なお婆さん役を演っている初井言榮(当時48歳)とか。
男優についても瑳川哲朗や田村高廣といったサラブレッドと並んで
内海賢二(則巻千兵衛の声を充てた人…と言えば分かりやすいですかね)や
浜村純が出演していますが、やはりなんと言ってもこの映画の白眉は
内田裕也にトドメを刺すと言えましょう。

シリアスなドラマを演じるのは恐らく本作が初めてだった筈ですが、
(演技はともかく)その立ち居振る舞いがかなりカッコ良くて絵になるんですね。
昭和22年の日本にカーリーヘアの長髪はあり得ないだろう…
というヤボな突っ込みも出来ますが、
劇中人物のキャラクターとしてはおおいにアリ線だと思いました。

-更に。
ここのブログとしては、本作の音楽を担当したのが
COSMOS FACTORYだというのもひとネタですね。
'77年の映画公開時はバンドの晩期に当たります。
僕は同年にリリースされた「嵐の乱反射」を聴いたことがないので下手なことは言えませんが、
本作での劇伴を聴く限り3rdアルバム“Black Hole”('76)の路線から大きく外れた感じは無く、
KING CRIMSONを意識したような、やたらと重たいリズムの曲が流れてきます。
正直、絵面との親和性という部分ではちょっとミスマッチなところもありますが。



僕は基本的に大島渚や篠田正浩が苦手なので
今般ATGのフィルムライブラリーがDVD化されると聞いてもあまり嬉しくなかったのですが、
本作だけは色々な意味でどうしても見ておきたかったのです。
期待に違わぬ娯楽作で、非常に満足度の高い1本でした。
もしご覧になる方がいるようであれば、
面倒でも安吾の原作をザッと読んでから見ることをお薦めしておきます。
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混沌の盾、ゆがむ [買い直し盤]

これこそまさに絶対絶命!って感じですな。

まぁ、毎度なんのこっちゃ分からん出だしですが
きっと今日のもあんまりいいエントリーじゃないと思います。
音楽の中身の話ではなくて、「ガワ」についての嘆きが主な話題なので。



BLUE OYSTER CULT大好きおじさんの僕ですから
Michael Moorcock繋がりで当然HAWKWINDもちょいちょい聴く訳です。
つーか、関係の深さやアルバムへの貢献など、どう考えてもHAWKWINDの方が先だわな
(そもそもMOTORHEADがBOCより好きなんだから、どの道HAWKWINDには辿り着くわい)。

ただ、HAWKWINDについては活動歴がやたらと長く、
ディスコグラフィもライブ盤やらなんやらで夥しい数があるので
全部は追い切れないというのが正直なところ。

-で。
先日1枚の紙ジャケ再発盤が我が家に届きました。

Warrior on the Edge of Time / HAWKWIND / 1975
hawkwind.jpg

がっぷり四つでMichael Moorcockが絡み、「永遠の戦士」を題に採った傑作ですね。
メタル方面から言えばLemmyが脱退する前の、最後のスタジオ作ということになります。
プログレ的には、Simon Houseのメロトロンと
Nik Turnerのフルートが醸し出す絶妙な寂寞感、ですかね。
とにかくスペースロックったらまずはこれでしょ。

オリジナルLPは英United Artistsからのリリース。
国内盤も最初は勿論東芝EMIからの発売でしたが
後にはキングレコードのユーロ・ロック・コレクションにラインナップされています。
僕が初めて聴いたのはそのキングレコード盤でしたね。
EMI盤、キング盤共に邦題は「絶体絶命」…微妙に外している感もありますが
語感の強い、いいタイトルだと思います。

その後はどうやら権利関係がうやむやになったらしく、
CD化再発はどれもマイナーな(インチキ臭い)ところが
勝手に出しちゃったような物ばかりですね。

今回届いた紙ジャケは韓国Media Arte制作によるものです。

とは言っても、
中身のCDは'04年に独Rock Feverから再発された盤をそのまま突っ込んでるだけです。
ここのは大抵、中の盤は他のを流用してガワだけ作って売っているのです。
日本でもまま見掛けるスタイルだし、そういう商売については全然文句ありません。

…しかし。
その肝心の紙ジャケが、お話にならないくらい粗末な作りなのは問題だよな。
英盤オリジナルLPを模した変形ギミックにつられて買った僕、超ガックシ。

ゲートフォルドを開いて、更にベロを展開すると
ジャケットが“CHAOS”と書かれた盾の形になる仕掛けなんですが、
貼り合わせが適当(糊の質も良くない)なので、紙が波打ってボコボコです。
そもそも折りしろとかの採寸が間違ってるんだろうな、これ。
Media Arteの紙ジャケについては他にも幾つか持っていますが、
普通のダブルジャケットとかは(韓国製特有の紙のぶ厚さはあるものの)
そこそこちゃんとしていたので油断しました。
…こういう凝ったヤツはやっぱり日本で作らないと駄目だなぁ。

最近は専門店でもRock Feverの'04再発盤を見掛ける機会が少なくなってきたので
(音を聴くという点において)この紙ジャケ再発も全く意味がないとは言えませんが、
それにしてもこのジャケットは厳しい。
Rock Feverのデジパックと2枚並べて溜息を吐いちゃった人って、
多分僕の他にも結構居るんじゃないかと思います。

そしてそういう人達は、漏れなく
もっとちゃんとした紙ジャケが出たら絶対買い直してやる!
って思っているに違いない(苦笑)。

-ついでに因みに。
本作に先駆けてリリースされたシングル
“Kings of Speed”(A面タイトル曲はアルバムにも収録)のB面は
HAWKWIND版“Motorhead”でした。
Nik Turnerのサックスがリフのボトムに絡み、
ソロはギターじゃなくてSimon Houseのバイオリン!
しかしLemmyのベースはいつもの如し…と、かなり味わい深いんですよね。

この“Motorhead”、大抵の再発CDにはボーナストラックとして収録されています。
勿論Rock Fever盤にも入っていますよ。
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6日の出来事 [徒然な話]

家族が帰って来ませんでした。
そういやいつ戻るのか聞いてなかったなぁ。
しかし、別になーんも困らないというのも大抵アレですな。

※因みに7日、ちゃんと帰って来ましたよ(笑)。

5日のお茶の水に続いて、この日は渋谷へお出掛け。
unionは開店から14時までタイムセールとのことでしたが、
まぁ余裕でしょ?
なんて思ってゆっくり出発したら思いの外見るものがたくさんあって、ちょっと焦りました。
最後のお支払いは結構ギリギリの13時50分頃。
そんなに買うもんないだろう、
とタカを括っていたのが失敗でした。

特段ピックアップしてここに書くようなのは1枚もないんですが、
結局この日も枚数はイっちゃっいましたねぇ。
懐かしさにかまけて、なんてことのない和モノとかを摘んでいたらあれよという間に。
んー、半分くらいはちゃんと聴かないな、こりゃ。

unionで予定外に遣ってしまったのでRECOfanへは足を延ばさず。
TSUTAYAの本とマンガフロアを一通り眺めました。
あそこの6階(本のフロア)から7階(マンガフロア)、
エスカレーターが無いのはなんとかならんもんですかね?
エレベーター待ちが面倒なので、結局外階段を使うことになるんだよね。

しかし僕、マンガをちっとも読まなくなったなぁ。
随分前に貸本版の「河童の三平」復刻セットを買って以来、全然読んでない気がする。
最近のなんて、なーんも知らないもんな。
ですからフロアの大半、何を見てもほぼちんぷんかんぷんでした。

結局、ここはざっと眺めるだけでお終い。

その後は線路を跨いで宮益坂、ピストルおもちゃを見に行こうと思っていたんですが
もう、なんだか疲れちゃった。暑いし。

なので、とっとと帰宅。
僕が戻った後に天候が崩れたのかな?
部屋の中に居ると殆ど分からないので、世の中が大変なことになっているとは露知らず。
…家族が帰って来ないなぁ、晩飯どうしようかなぁ…
なんてことを考えながら買ってきたCDを聴いていました。
なんだか申し訳ない気持ちで一杯です。

19時を過ぎて、いよいよ今日は帰って来ないと悟ったので近所のサイゼリヤへ。
結構混んでいて辟易。生ビール無しで食事だけさっさと済ませました。

実は1日の夜に注文した映画DVD、食事から戻った後も到着せず。
結局GWに間に合いませんでした。
物凄く久し振りに邦画を1本混ぜたので、ちょっと楽しみにしていたのです。

仕方がないのでテレビで「相棒」を見て、
やっぱりおらぁ小西真奈美は嫌いだな
とか、どうでもいいことを思っておりました。
レギュラーシリーズで岸部一徳が出て来ないのは、ここで殺されちゃったからなのね。
劇場版前提で重要人物の入れ替えをするってのはちょっとアレだよなぁ。

-以上、6日の出来事でございます。



…凄ぇな、このエントリー。ホントにただの日記じゃん(苦笑)。
そして自らに対する忠告。

メールのひとつでも送って、帰宅日を確認すりゃ良かったんでないの!?
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2年も保った [音楽雑記]

元来熱しやすく冷めやすいこの僕が、ですよ。
基本音楽の話に絞った(これだけは何故か飽きないんだよなぁ)のが
良かったんでしょうかねぇ。

平均すると概ね3日に1度のエントリーで、
我ながらよくも作文をデッチ上げたものです。
読みにくい日本語が多くて、自分でイヤになっちゃうけど。
…本当に、僕は作文が下手糞だ。

コメントはほぼお馴染みの3人からしかいただけませんが、
ページビューは何故かじりじりと増えているというのが
(有難いとは思いつつ)大変ブキミです(笑)。
こんな泡沫ブログ、一体誰が読んでいるんだ?
まぁ、失笑嘲笑のタネにでもなっているのであれば
充分役割は果たしているものと思っておきましょう。

3年目もテキトーな感じで、飄々と続けたいです。
巷間世論とは真逆の感想とか、平気で書いちゃうと思いますが
そこはひとつ大目に見ていただければ幸いです。



と、前段挨拶(?)はここまで。
久し振りに御茶の水まで繰り出したので漁盤の成果報告をば。

-お昼頃、ちょうど開店してから1時間後くらいに到着。

開店直後は競争が激しくて餌箱は空っぽ、
狭い通路で抱えたお宝をガッチャガチャやってる強者の皆さんが居らっしゃるので。
僕、あれが苦手だもんで、強者の皆さんのお買い物が済んだ後、
餌箱に戻ったCDをゆっくり見るのが常なんです。
僕の欲しいヤツは大抵餌箱に戻されているのであんまり慌てる必要もないんですね。

まずはお目当ての1枚。

Heavy Metal Ears, Picture 1 / PICTURE / 1980, 1981
picture.jpg

これは売れちゃっててもしょうがないなぁ…、
と思っていたのですが、残っていて良かった。
オランダの古参、1stと2ndのカップリング再発盤('01)です。

2nd“Heavy Metal Ears”の頭3曲は'80年代欧州B級メタルの白眉でありまして、
僕は特に2曲目“Spend the Night with You”のリフが死ぬほど好き。
まぁこれ、暫くはこればっかり聴いてしまいそうな予感。
ついでに言うと、僕はPICTUREの1stを聴いたことが無かったので
お得感もひとしおってところです。


もう1枚、意外と残っていたのが

Skol / FAITHFUL BREATH / 1985
faithful breath.jpg

ドイツ出身の、これも古いバンドですね。
これは6枚目のアルバムになります。

このバンド、
1stアルバムではグズグズに泣きの入ったプログレを演奏しておりましたが
2ndで早くもその方向性に一部変化が現れます。
純粋にプログレと呼ぶのはちょっと厳しい(説明が難しいのですが)、
同じくドイツのEPITAPHを少しおとなしくしたみたいな音と言えば…
分かんねぇか(苦笑)。

そして3rdアルバムでは突然バイキングの装束を着て、
ムサ苦しいメタルバンドへと変貌してしまうのです。

本作は、FAITHFUL BREATHとしては最後のスタジオ盤ですね。
この後バンドはRISKと改名し、
なかなかに気合いの入ったスピードメタルを演るようになります。
僕はRISKの3枚目、“Dirty Surfaces”は本物の傑作だと思います。

機を見るに敏なのか、節操がないのか?
まぁ間違いなく後者だと思いますが、なんとなく憎めない人達です。


その他新旧取り混ぜて、今回は割とガッツリ行っちゃいました。
暫く振りに実店舗でじっくり買い物したから嬉しくなっちゃったんだろうな、僕。
気候も大分良くなったし、もう少し足繁く見て回ろうっと。
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タイトル思いつきません [泡沫盤]

どうにかこうにか休みに漕ぎ着けたと思ったら途端に天気悪いし(苦笑)。
毎度の独りGW、どっか出掛ける訳でもないから別にいいけどさぁ…
それでも気分の問題ってのはありますよねぇ。


■あ、やっぱ僕こういうの好き

物凄く久し振りにMEKONG DELTAを聴いたらすっかりどハマリしちゃいました。
2006年の活動再開後は全然追いかけていなかったのですが、
つい先日輸入された“Intersections”が過去作の再録音盤だということで
手を出してみたら物凄くカッコ良かったもので。

で、いつものように遡って旧譜を引っ張り出しました。
結局僕が一番好きなのは

The Music of Erich Zann / MEKONG DELTA / 1988
mekong delta.jpg

ドイツの技巧派スピードメタルバンドの、これは2ndアルバムです。
うーん、出てから24年も経ってるのね…。

かつてはオリジナルのLPレコードを狂ったように聴いていました。
同じ年にリリースされたWARFAREの“A Conflict of Hatred”と本作は
当時の僕のお気に入りでありまして、
ストレートに突貫しない捻くれメタルの傑作であると今でも断言しちゃう所存。

本作CDについては'00年代に入って2度ほど再発されているようですが、
僕はテイチクMETAL MANIAの、1stとの2 in 1しか持っていないので
今回もそれで。

-実は僕、H.P. Lovecraftはあんまり好きじゃないんです。
いや、好きじゃないって言うのはちょっと語弊があるな。
昔の、創元や早川の翻訳モノって凄く読みづらくて
文意を咀嚼するのに時間が掛かっちゃうから苦手だったんですよね。

なので、このアルバムがLovecraftの短編をベースにした
コンセプトものだと聞いてもあまりピンと来なかったんですが、
題材としては巧いところを選んだよなぁ。

舞台はドイツの寂れた田舎町、夜を徹して演奏される退魔のヴィオラ…。

中域を押し出したやや古めかしいサウンド
スピード感に溢れた変拍子で矢継ぎ早に場面展開する楽曲は物凄く不穏で
Lovecraftの世界観と絶妙にマッチしています。

いや改めて良く出来たアルバムだなこれ。
ホント、感心しちゃうわ。
こりゃあ活動再開後のヤツも慌てて揃えないとイカンな。



■警戒心露わ

例によって作文が足りないのでもう1題。

PANTERA、“Cowboys from Hell”に続いて
“Vulgar Display of Power”も20周年記念盤が出るそうで、
今度は大丈夫なんだろうな、RHINO!!

“Cowboys …”みたいな、
今どき安易にトータルコンプをかましただけの
糞リマスターはマジで勘弁してくださいよ!
割れ割れで耳障りなシンバルとか
残響がボワーンとハウっちゃうのは、ぼかぁもう聴きたくないよ。

…でも、巷間は概ねアレで満足しているようで
うるさいこと言ってるのは僕だけみたいなんですよね。
まぁ、確かにアウトプットのボリュームはデカいけどねぇ…(溜息)。
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無理矢理更新 [音楽雑記]

なんだかんだ、カレンダー通りとはいかずに30日は仕事…。
今日明日で片付けて、3日からはちゃんと休むんだもんねっ!


結局、GW用の映画DVDを1枚も買ってません。
2月に出たナッシュの最終シーズン6が、
他の注文の都合で昨日やっと届いたのでこれ見て終わりだな、今年は。
青野武も亡くなってしまって、なんというかとても寂しい。

-DVDと言えば、よせばいいのに
NOUVO IMMIGRATOとSCHEHERAZADEのライブを見てしまいました…。
今の五十嵐久勝にバラードを歌わせるのはほぼイジメに近いものがあります。
節の終わりまで保たずにふらふらとフェイクしていっちゃうんだもの。
曲によってはまだなんとかなっている部分もあるのだから、
選曲をしっかりやってあげればいいと思うんですけどねぇ。

すかさずNOVELAの旧譜聴いて気分を落ち着かせたりして…。

他にも週末にぽろぽろ荷物が届いておりまして、
1枚は'12年前半のお気に入りに入れようと思います。
で、今日書くのはこれ ↓

Graveyard Lust / TORMENTED / 2012
Graveyard Lust

Graveyard Lust



スウェーデン産デスメタル。
どうしようもなく暗鬱なのに、ビートはノリノリ。
実に堂に入った演奏で、調べてみたら
EDGE OF SANITYのAndreas Axelsonのバンドじゃないですか。
おおぅ、それなら納得。そんでこれ、2枚目なのね。
なんかクレジットを見ると録音は'10年って書いてあって、
良く分かんないけど、まぁいいや。

全6曲25分、ドカドカうるさいロケンロールが物凄い勢いで垂れ流されます。
まるで一時期のENTOMBEDを聴いてるみたいでやたらと爽快です。
これまたクレジットを信じるならスタジオライブだそうで、
演奏の整合性もしっかりしているし、いいバンドじゃないですか。

たまにこういうのを聴くと心が洗われるようですな(笑)。


先にエントリーしたENID辺りからPRETTY MAIDS、WETTON / DOWNES、GOBLINと
ライブ盤ばっかり聴いていて、なかなか上手く作文出来なかったのだけど
今日のも短いなー…。
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現役の凄味 [新譜]

CDで音の方を先に聴いたんですけど、
余りに出来過ぎ、且つ隙の無いライブだったもんで
ん~、こりゃちょっと怪しいぞ…
と思ってしまい、オマケのDVDを見てからここに書こうと思ったのが

It Comes Alive-Maid in Switzerland / PRETTY MAIDS / 2012


これ、凄いよ。
見た目的にかなり厳しいおっさん達が、
キャッチ―なヨーロピアンメタルをガンガン繰り出すの。

先ず僕が驚いたのはAllan Tschicajaのドラム。
つるっパゲが見せる大きな身振りはなんだか妙にカッコイイ。
Rene Shadesという人(Kenn Jacksonはいつの間に脱けちゃったんだ?)の
ベースとの相性も良く、ボトムの効いたリズムは実にどっしりとした安定感です。

Ken Hammer(バナナマン日村みたいになっちゃったw)はESPで
キレのあるカッティングと柔らかなソロを見事に弾き切ります。

鍵盤奏者(Morten Sandager)をちゃんとステージに上げているのも好感度高し。
このバンドの場合アンサンブルにおけるキーボードの役割が大きい
(ギターソロのバックが薄くならないのはリズムの太さと鍵盤のお陰)ので
当たり前っちゃ当たり前なんですが、
「メタルだから。」という訳の分からん理由で
鍵盤奏者が裏手に追いやられちゃう理不尽が僕はとても嫌なのです。

-そして。
僕が絶対怪しいと思ったのはRonnie Atkinsの歌。
だって、ピッチはヨレないし殆どフェイクもしないし、
えー、まだこんなに歌えるの!ホントかなぁ?
やっぱスタジオで録り直したんでしょ…
って。

…いやー、こりゃどうやら本当に歌ってますねぇ。
参った。凄ぇよRonnie Atkins!
マイクに口をベッタリ付けず、適度な距離をとるという
およそロックっぽくない上品なスタイルで物凄い声量を聴かせるんだもん。

僕はねぇ、ぼかぁ後半の
Yellow Rain”~“Rock the House”~“Back to Back”の3連発で
ちょっと泣きそうになっちゃったよ。

なかなか渋い選曲だろ?
って軽い気持ちでカバーした“Please Don't Leave Me”が変な売れ方をしてしまって、
それ以降自分達のスタイルを取り戻すのに長い間苦労した人達ですが
もがきながらも決して歩みを止めずに活動を続けた
Ronnie AtkinsとKen Hammerのミュージシャンシップは本当に立派だと思います。

うーん、見たい!ナマで見たいよPRETTY MAIDS!!
今年のLOUD PARKのベテラン枠とか、駄目すか!?
絶対受けると思いますけど、どうスか?駄目スか??…ダメすか???

…えーと、最後に蛇足。
コーラスはテープ使ってる臭いよ(笑)。
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突然怒涛のように [泡沫盤]

以下、先ずはタイトルを羅列します。

■4月25日リリース
・Live from London / DI'ANNO
・Misdemeanour Tour / UFO

■5月23日リリース
・Metal Racer Live from London 1985 / DORO PESCH (WARLOCK)
・女極悪ロックンロール: Live from London 1984 / GIRLSCHOOL
・On a Storytellers Night: Live from London 1985 / MAGNUM
・電撃三銃士 On Stage: Live in London 1985 / MAMA'S BOYS
・Thor 筋肉ライヴ1984 / THOR
・Live at Hammersmith Odeon 1984 / VENOM
・ロンドン ブーツ総攻撃! ライヴ 1984 / WRATHCHILD

■6月20日リリース
・Live at the Marquee 1983 / TEN YEARS AFTER
・Live at the Marquee 1983 / WISHBONE ASH

以上、ヴェリタ ノーテのDVDリリース予定から、僕が買っちゃいそうなヤツ。
…いきなりまとめて出し過ぎでしょ!

イギリスLWT(London Weekend TV)制作による“Live from London”のDVD化再発ですが、
これ等はかつて英国のIguana ProjectやカナダのMagadaによって
メディア化されていたものですね。

しかし、こりゃタイトルのチョイスが妥当なのか無謀なのか判別しにくい(笑)。
ポンプもの(IQ、PALLAS、TWELFTH NIGHT)が外れているのは
我が国マーケットに向けては正解なんでしょう。…とほほ。
(と書きつつ、僕は上記輸入盤で持っているから特に問題はないのですが)

で、メタル系はと言うと…
VENOMのHammersmith Odeonは多分“Black Metal”DXエディション('09年再発)の
おまけに付いたのと同じでしょう。
まぁカタログとしては外せないところなんでしょうね。

後は…僕ならTHORなんか出さずにTOKYO BLADEを選ぶでしょう。
いや、割とマジでTOKYO BLADEとSLEDGEHAMMERは外しちゃいけないタイトルだと思います。
更に欲を言えばLEE AARONとCHERRY BOMBZも。

今回のラインナップ、僕が輸入盤で持っていないところでは
何故か鍵盤入り産業ロックのDI'ANNO、
アルバム“Power and Passion”の頃のMAMA'S BOYS、
同じく“Hellbound”のWARLOCK辺りは絶対に見たいですな。

メタルから外れ気味なところではSnowy Whiteも6月リリース分にラインナップされています。

いやまぁそれにしても、相変わらずヴェリタ ノーテはカタログの引っ張り方が巧い。
この辺のヤツって、輸入盤のガッカリ装丁を変えて出すだけでも
パッケージとしての魅力は充分上がりますからねぇ。
価格も¥2,980 / ¥3,480 の2ラインで、いずれも手の出し易いところに抑えています。

…えーと、僕、別にヴェリタ ノーテになんか貰ってる訳じゃありませんよ(笑)。

先日、
おいおいDI'ANNO国内で出るのかよ!
って驚いて、
よくよく調べたら上記ラインナップに行き当たって嬉しくなっちゃっただけですよぅ。

これを機会にDI'ANNOはセルフタイトルのスタジオ盤もCDになったりしないかなぁ。
マスターテープ、きっとどっかいっちゃったんだろうなぁ…。
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不眠サイクル突入 [泡沫盤]

寝れなくなっちゃったからアップしときます。

■好意的作文のつもり

X-RAYの単体再発('11年9月)に続いて、
今度は本城未沙子の頭3枚が同じく単体で5月下旬に再発だそうです。
どれも悩むほどのアルバムではありませんが、
やっぱり生瀬範義のジャケットはバラで揃っていたいかなぁ(笑)。

同時期、ほんの少し遅れてデビューした浜田麻里に全部持っていかれちゃって
そりゃ色々な意味で さもありなんという感じでしたが、ちょっと気の毒な人でしたね。
まぁ、余り魅力的な歌い手じゃなかったもんな…。

-しかしですね。
1st、2ndについては概ねの曲を高崎晃が書いていて、
えっ、これはLOUDNESSで演れば良かったんじゃないの?
みたいな、勿体ない曲がぼちぼちあるんですよ。

思えば、この頃('82~'83年頃)の高崎は物凄く多作でしたが
メタル作曲家として常に高い水準をキープしていた訳で、
とにかく湯水のようにアイディアが湧いて出たんだろうなぁ。

実に、曲は悪くないんですよ。
でも、作詞についたのが亜蘭知子ってのは良くなかったと思います。
門外漢が
「ヘビメタったらこんなもんでしょ?」
的に書いた、常套句の羅列に物凄くイラっと来るんだよね。

結局ビーイングとしてはこの路線、
樋口宗孝-浜田麻里のラインに注力すると決めたんでしょう。
2ndのリリース後にLOUDNESS人脈は本城から離れ、
3rdアルバムにはジョージ吾妻がつきました。

-これが思いの外正解でありまして。

まさかTHE HOLLIES(つーか、Graham Gouldmanか)の“Bus Stop”をメタルにしちゃうとはねぇ。
これが非常に良く出来たアレンジで、やっぱり亜蘭知子の日本語詞はかなり残念でしたが。
「夏は誰も愛さない」なんていう訳の分からない邦題付けなきゃいいのに。

無理目の本格メタルから少々ポップ寄りにベクトルを向けたのは
歌い手の実力に幾らか沿った変更であり、
そこそこ好意的に聴けるんですよ、この3rdアルバム。
バラードは絶望的に辛いけどね…これも曲は全然良いんだけど…。

The Cruiser / 本城未沙子 / 1983
honjoh misako.jpg

蛇足的豆知識としては、UFO加入前のTommy McClendonが1曲書いていたりします。
だからどうした?って感じではありますが。



■無理繰りもう1題

でも、さすがに本城未沙子だけでエントリーしちゃうのは気がひけるわいな(苦笑)。

てな訳でこれを貼っておきます ↓



6月リリースの新譜から。
ぶくぶくのお爺ちゃんとガリガリのお爺ちゃんが…。
Carl Palmerが一番まともでカッコイイってのはどういうことだ!?
Geoff Downesは関西のおばちゃんみたいなカッコしてるし…

しかし、これまた曲は良さそうじゃないですか。
オリジナルメンバーでの再結成後、一番期待出来るかも知れない。
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のび太の孫の孫 [音楽雑記]

うー、今年の春はなんか気忙しいなぁ。
GW用の映画DVDとか全然品定め出来てないし…そもそもちゃんと休めるのかな?
前半はともかく、後半はなんとかゆっくりしたいなぁ。



■いささか時期外れ

3月からはちょっと空きましたが、
鈴木ヒロミツが亡くなってかから5年も経っちゃいましたね。
僕は遅ればせながら

御意見無用 / モップス / 1971
御意見無用

御意見無用



を引っ張り出して週末に聴いていました。
いやー、やっぱりカッコイイねこのアルバムは。

'71年と言えばフラワー・トラベリン・バンドの“Satori”が出たのと同じ年ですか。
してみると、1971年というのは日本国産ハードロックの夜明けであったと言えるのでしょうな。
…もう少し細かく調べてみたら、FTBの方が1か月だけ発売が早いんですね
(“Satori”が'71年4月、「御意見無用」は5月のリリース)。
“Satori”のようなオリエンタルテイストのリズムに触発されて
より和風なチンドンスタイルの「御意見無用(いいじゃないか)」が
アウトプットされたという感じだったんですかね?

ジョー山中も亡くなっちゃったし、
もうこの辺りの話は内田裕也に語って貰うしか術がない訳ですが
誰かインタビューしてくれないかなぁ?
ここ何年かの間に出版された内田裕也の本は大体読みましたが、
日本のロック黎明期に起こった出来事はその殆どが内田裕也の周辺で発生しているんですね。
毀誉褒貶はありますが、やっぱり凄い人なんだと思います、内田裕也。
音楽に対する嗅覚と、それを実際に展開する実行力は恐ろしいほど的確で大胆だもの。

-それにしても。
こういったタイトルについては定番としていつでも買えるようにしておくべきだと思うのですが
各レコ社さんはそういう風には思っていないみたいで、本当にもうなんというか、ナニですなぁ。



■どうなってんだ!?

3月20日のエントリーに記したQUIET RIOTの'83 US Festival、
HMVからメーカー発売中止のお知らせが届きました。
残念ではありますが、この手のヤツが権利関係で揉めるのは良くある話なので
まぁ、しょうがないわねー、と。

しかし。同じHMVのニュースでは
SMEJが同タイトルを5月に国内限定リリースするとの情報がアップされています。
ん?権利関係の問題じゃないの??
と思ってamazonの方も確認してみたら米盤は既にリリース済みになっている…。

おいおいおい、またかよHMV…もう、いい加減この手の対応には慣れたけどね(苦笑)。

輸入盤はDVDがリージョン0ではないらしいので、大人しく国内盤に乗り換えることにしますか。
勿論、このCDについてはHMVじゃないところで買いますけどね。 ←意地悪



■場合によっちゃあ、アレがナニするかもね

Mikael Akerfeldt(OPETH)とSteven Wilson(PORCUPINE TREE)のプロジェクト、
STORM CORROSIONのリリースがいよいよ近づいてきました。
下手にいいアルバムだったりするとOPETHが無くなっちゃうんじゃないか?
なんて危惧が頭を掠める僕。

だって、OPETHってそろそろ行き着く所まで行っちゃった気がするんだもの。
なんというか、期待と不安が入り混じる複雑な気分です。

Storm Corrosion / STORM CORROSION / 2012
ストーム・コロージョン

ストーム・コロージョン

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2012/05/09
  • メディア: CD


さて、どうなりますことやら。
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